コーチから言われた忘れられない言葉「声出してごまかしてるだろ?」【水曜日のnote48】
コーチに言われた忘れられない言葉がありますので、今回はそれを紹介することにします。
声出してごまかしてるだろ?
高2の夏に行われた千葉インターハイでシングルスベスト16と言う成績を収め、秋に行われた新人戦では第1シードとして出場することとなりました。
順当に勝ち上がりましたがSFで敗退。
その試合後にコーチから言われたのがその言葉でした。
「声出してごまかしてるだろ?」って怒られているわけではなく、分析した内容を淡々と優しい口調で言ってもらってます。
実感のないインターハイベスト16
全国の高校生の中で16位に入る事はとても大変で、真夏の炎天下で8ゲームを1日3試合勝ち上がらないといけません。
4回戦体力的にもボロボロで優勝した選手にボコボコにされました。
1回戦から3回戦までどうやって勝ち上がったのか全く覚えてなく、とにかく目の前のボールに夢中になっていたと言う事だけ覚えています。
もちろん勝ちたいと思っていましたが、勝つために集中しようとか、それをやろうとか、そんなものは一切ありませんでした。
自分にとっては勝ちたいと思って勝ったのではなく、どちらかと言うとただ夢中になってボールを打っていたら勝っていたと言う大会でした。
第1シードで出場した新人戦
インターハイでの成績から、秋の新人戦では第1シードでの出場。
シードを守らなければならないプレッシャーと戦いながらも準決勝まで勝ち上がりました。
よく一緒に練習している後輩とでしたが、後輩はかなり気合が入っていていつもと雰囲気が違うのが分かりました。
そうなるとこちらは挑戦を受ける側ですから、それを跳ね返さなければなりません。
私はいつも通りプレーしようとしましたがなかなか上手くいかず、当時苦手なラリーが長くなり、攻め手が無くなり、プレーよりもポイントを取った後の「カモン!」の声で何とかしようとしてしまいました。
いつも通りのプレーではなかったですね。
インターハイでどうやって勝ち上がったのかが分からないまま新人戦を迎えてしまっていたので、跳ね返す術がなく、そのまま敗退。
その試合後にコーチからもらったアドバイスは内容ではなく「声出してごまかしてる」事を最初に言われました。
まとめ
テニスは勝負事なので勝つか負けるかしかありません。
負けた時は反省したり対策したりと色々しますが、勝った時こそそれが必要なんだと学びました。
練習に置き換えても、ミスをした時はいろいろ気にするけれども、良いショットが打てたり良いポイントの取り方が出来た時にもちゃんと分析し、次同じ場面が来ても同じパフォーマンスが出せるようにする事が大切だと思います。
上手く行った時にも必ず原因がありますので、そこも気にしつつ、頑張りましょう!