サーブ的当てが得意な私が、サーブ練習で考えていた事を書いてみました!【水曜日のnote87】
あけましておめでとうございます!
今年も水曜日のnoteは毎週水曜日にコツコツ更新していきますので、どうぞお付き合いくださいませ。
亜細亜大学恒例サーブ的当て
タイトルにあるように私の母校である亜細亜大学では、サーブ練習には的当てが当たり前のように行われていました。
各サイドのセンター、ボディー、ワイドの3ヶ所ずつ、合計6ヶ所に的を置き、時間がある時は6ヶ所全ての的を当てるまで練習が終わらない事もありました。
もちろん全然終わらずに何時間も掛かってしまう学生もいましたが、私は割と得意だったので、早い時は15分ほどで6ヶ所を当てた事もあります。
サーブコントロールや調整力はこのメニューで鍛えられたと言っても過言ではありません。
なぜ私がこのサーブ的当てがスムーズにクリアできたかについて、解説しようと思います。
たまたま上手くいっただけかもしれませんが(笑)、私が考えていた事は割と的を射ているような気がするので、ぜひ最後までお付き合いください。
この練習の目的を考える
練習メニューを聞かされるといつも、私は目的やコーチの意図を考える癖がありました。
・コントロールUP
・調整力、修正力UP
・集中力UP
・プレッシャーの中でのパフォーマンスUP
・etc...
プロセスを考える
次にこの目的に向かって何をしたら良いか、プロセスについて考えました。
・軌道をイメージしよう
・サーブを打つ時間をしっかり作ろう
・ルーティーンをやりつつ自分のペースを作ろう
・あと4球で当てよう(短期目標を作る)
・etc...
やる事を絞る
浮かんだ目的やプロセスを全て実行するのは最初の方だけで、徐々に自分に必要だと思う事に絞っていきます。
考えてみれば、この作業が今の私のサーブを打つ前のルーティーンになっているのだと思います。
この動作をすればイメージが湧く、これをやれば姿勢が起きて狙いやすくなるなど、やると良い結果に結びつく事があるはずです。
それを見つけていくと、オリジナルなルーティーンができてくると思います。
サーブ練習は一番集中すべき!
サーブ練習でよくある光景としては、ボールカゴからボールをいくつか取って、友達と喋りながら何となく打つだけ。
ハッキリ言って時間の無駄です。
私が思うサーブというショットは、、、
ボールをカゴから取る
↓
ベースラインまで行く
↓
コース、スピード、球種、スピン量などを決める
↓
サーブの場所について軌道をイメージする
↓
サーブを打つ
↓
構え直す
この範囲を指します。
だから、サーブを実際に打つまでは時間をかけます。
その方が良いサーブが打てるし、試合に近い状況を自分から作り出す事もできます。
まとめ
サーブが得意な人は、必ずサーブ練習の時に何かしら考えたり意識したりしている中でサーブを打っていると思います。
苦手な人ほど、サーブ練習では自分で集中する事が出来なかったり、周りに流されてしまったりしているように思います。
もちろんコーチからのアドバイスや、体の使い方などにも気を付けながらですが、それも自分の体で起こっている事を自分で理解して、追求していかないと手に入らないと思います。
サーブはテニスで唯一、誰からも邪魔されず自分のペースで打つ事が出来るショットです。
私が小学生の頃にコーチから言われた事ですが、
自分の世界に入れると、テニスは強くなれるよ
という言葉は、サーブにはピッタリだと思います。
周りを気にせず、自分のペースでサーブが打てる様になれば、サーブが得意なショットになっているかもしれませんね。
頑張りましょう!