強くなるのに欠かせない、ボールを打ち合う練習【水曜日のnote72】
テニスを始めたばかりの頃
ラケットを振ってボールに当てる事や、ラケットを使ってボールを飛ばす事が出来るようになると楽しかったと思います。
次第に打ち方を覚えたり、色んなフットワークを覚えたり、ポイントやルールを覚えたりして、少しずつテニスが上手くなっていく事を実感していきました。
ただボールを打てるようになりましたが、強くなる事とは別問題でした。
強くなるためには
自分から生きたボールを打つ事だけではなく、相手から打たれた生きたボールを打ち返す事も必要になります。
いくら自分が良いショットを打っても、それを打ち返すレベルの相手には勝てません。
相手の良いショットをただ当てるだけで返しているようだと、それもまた勝てません。
自分から良いショットを打ち、相手に良いショットを打たれても、それをまた打ち返す。
その繰り返しの中で、コースやタイミングを変えたり、色んな球種を混ぜたりして、勝負していきます。
強くなるためにはこの環境の中で勝っていかないといけません。
強くなるための4ステップ
①自分から生きたボールを打つ
ハンドトス(手出し)でボールをひたすら打ち、下半身からパワーを出して、生きたボールを打てるようにします。
②相手のボールに合わせる
ラケットでの球出しで、出てきたボールに合わせたタイミングで打ち返す練習をします。
ボールのテンポに合った動きをして、ちゃんと間に合うように打ち返します。
動きは相手のボールに合わせますが、なるべく自分から生きたボールを打つ事も忘れずに!
③ラリーで生きたボールを打つ
相手とラリーをする中で、自分が打つボールはなるべく生きたボールになるようにします。
球出しよりもラリーの方が生きたボールが来るので、とても良い練習になります。
来たボールのテンポに間に合うようにフットワークを使い、自分から生きたボールが打てるように頑張りましょう。
④お互い生きたボールを打ち合う
ラリーですが、自分も相手も生きたボールをしっかり打ち合います。
自分から生きたボールを打ちますが、相手も同じように生きたボールを打ってきます。
それに対してまた、自分から生きたボールを打ち返して、お互い生きたボールを打ち合うようにラリーしていきましょう。
自分から打たなければならないし、打ったらすぐ生きたボールが返ってくるのでフットワークも忙しくなりますが、これは強くなるためには非常に良い練習となります。
まとめ
強くなるためにはボールを自分から打てるだけでなく、相手から打たれた強いボールに対してキッチリ打ち返す事も必要になってきます。
練習で「相手に打ちやすいように」加減したボールを送るのは、強くなるためには逆効果だと思います。
目的が「強くなりたい」のであれば、お互いに生きたボールを打ち合うような練習をしてみてはいかがでしょうか?
ぜひ、お試しください!