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できるまでやる!達成型練習を取り入れよう【水曜日のnote49】
達成型練習とは?
例えば30回ラリーがつながるまで、5ポイント取るまで、決められたエリアに10回入るまでなど、達成したら終わりと言うルールで練習をすることを達成型練習といいます。
達成型練習を取り入れることで、より集中して、質の高い練習になると思います。
多いのは時間型、球数交代制
現状では参加人数が多かったり、コートの利用時間も決まっていたりしますので、時間や球数で管理する方が効率は良いと思います。
ただそれだと、なんとなく練習したと言う感じで終わってしまいがちです。
毎回達成型練習を取り入れるのは難しいと思いますが、たまに取り入れてみるようにするとメリハリがついて質の高い練習になると思います。
達成型練習の組み方
いくら質の高い練習をやりたいからといっても、自分のレベルと明らかにかけ離れたものを追求して、「達成するまで終われない!」と思ってもそれは逆効果です。
根性ではなく、いかに効率的に質の高い練習をしていくかが大切になります。
段階的に組む
まず自分のレベルを知り、達成するハードルは自分のレベルに合ったものにしましょう。
そしてそのレベルを知るにはまず、簡単なレベルから始めてみるといいと思います。
例えば
・コートに6球入るまで
それをクリアできたら、少しずつ難しくしていきましょう。
例えば
・コートに6球連続入るまで
・深いエリアに6球入るまで
6球を8球にしてみたり、連続や、エリアなどの条件をつけてみたり、球出しや動きを入れて難易度を上げたりして、色々な要素を少しずついじっていくと良いです。
いろいろ試していくと、少し集中したり、少しがんばりさえすればクリアできるようなレベルがわかってくると思います。
目的に応じて組む
練習によってどうなりたいかという目的がはっきりしていると、達成型練習のメニューを組みやすくなります。
例えば、
セカンドサーブの確率を上げたい
→セカンドサーブを連続○○球入れるまで
深いボールを安定して打ちたい
→深いエリアに○○球入れるまで
リードしたところからもう1ポイント取り切りたい
→ 3ポイント連取するまで
など、目的や目標に沿った達成型練習のメニューを取り入れることで、より実践的で負荷のかかった練習となると思います。
まとめ
テニスの練習やレッスンでは、参加人数やメニュー進行の関係で、ボールを打つ数や、時間で区切りをつけられることが多いと思います。
しかし、テニスは時間で行うスポーツではなく、相手よりもミスが少なかったり、相手よりも多くポイントが取れたり、マッチポイントを取り切ったりしない限り、勝つ事はできません。
テニスという競技の特性を考えて、自分自身の足りないところを分析し、より質の高い練習となるように達成型練習を取り入れてみてください。
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