負け方って決まってますよね...【水曜日のnote40】
勝つ人、負ける人の特徴
普段一生懸命練習をして、試合で勝つために努力してきた結果を出したいと思うのが当然だと思いますが、なかなか思うように結果が出せない人も多いのではないかと思います。
試合に勝つ人は、どんな特徴があるでしょうか?
・全体的なスキルが高い
・プレーが安定している
・体力がある
・勝負強い
他にもいろいろなことが思い浮かびますが、こういう状態なら簡単に勝てそうな気がしますね。
では、負けてしまう人にはどんな特徴があるでしょうか?
・ミスが多い
・緊張して思うようにプレーできない
・自分勝手なプレーをしてしまう
・一発で決めようとしてしまう
などという特徴があるように思います。
このように勝つ人や負ける人の特徴は割と簡単に浮かぶので、勝つ人の特徴を少しでも実践出来れば勝ちに繋がると思ってしまいますが、実際そうならないですよね。
スキルが高くても、安定したプレーをしても、体力がたっぷりあっても、負けてしまう事もよくあります。
少しでも勝つ確率を上げるためにはどうすれば良いか、これから解説していきたいと思います。
負けパターンは決まっている
勝つ事を考えると、プレーを安定させるとか、チャンスは決め切るとか、割と抽象的な答えになってしまうと思います。
勝つ人は、逆になぜ負けないのでしょうか?
・ミスが少ない
・緊張しているように見えない
・自分勝手なプレーをしない
・一発で決めようとしない
こういう人は、簡単には負けないですよね。
お気付きだと思いますが、負ける人の特徴をそのまま逆の言い方にしてみただけです。
勝ち方はそう簡単に分かるものではありませんが、負け方は非常に簡単に見つかります。
試合に勝つ人は、その負けパターンにならないように対策をしているはずです。
私の体験談
亜細亜大学の学生の頃に勝ちたいのになかなか勝てない時期があり、堀内監督から負けないテニスをしろ!と言われて、最初はただ粘ってミスしないだけかと思いましたが、実際にそれだけ意識して取り組んでみても割と簡単に勝てたという事がありました。
それまで私のテニスは自己中心的なテニスで、自分から攻めたり展開していく事ばかり考えて練習していましたが、相手の事も考えて、ミスしない中で駆け引きをしながら戦うという事が、負けないテニスという考え方でした。
負けないテニスの考え方を実践すると、練習の意識も変わります。
試合で仮に負けたとしても、反省点や改善点は今までより細かく具体的になり、試合後の練習により良い影響を与えていたと思います。
まとめ
勝つ事を考えるよりも、負けないようにする事を意識する事で、自分のやるべき事がハッキリすると思います。
負けパターンは決まっていますし、それを対策するだけで勝てるなら儲け物ですよね。
皆さんもぜひ参考にしてみてください!