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ラケットの重さ【こだわり紹介7】

ラケット選びの基準の1つ

自分に合ったラケットを選ぶ基準として大切な重さですが、販売されているラケットの平均的な重さは300gになるかと思います。

重いラケットはボールに打ち負けにくいですが、操作性は悪くなります。

逆に軽いラケットは操作性は良いですが、ボールに打ち負けやすくなります。

今回は私がラケットの重さを色々変えた話について書きたいと思います。

まとめではこの話の結論について書きましたので、私の話はオマケ程度に流していただき(笑)、そちらを参考にしていただけたらと思います。


自分のラケットを重くしてみた

大学2年頃まで重くせず市販のまま使っていましたが、プロや他の学生たちがラケットに重りをつけていて、それを試打したら楽にボールを打つ事が出来たので、自分のラケットに少し重りをつけてみる事にしてみました。

最初はフレームの3時と9時の方向に3gずつの合計6gつけて打ってみるとかなり好感触でした。

それから他の人からもアドバイスをもらいながら、フレームの2時と10時につけてみたり、重りを増やしてみたりして、自分なりに試行錯誤してみました。

重りの場所を変えたり重りを増やしていくだけで自分のショットに重みが増したり、相手のボールに打ち負けにくく(ぶれにくく)なったりして、あの時期は色々と楽しかったのを覚えています。

調子に乗って370gのラケットにまでいってしまった事もありましたが、さすがにやり過ぎるとラケットを振りにくくなり、すぐ外しました。笑

色々試した結果、340gくらいのラケットが一番しっくりきて、ラケットをしっかり振れて、ボールに打ち負けないバランスが何となく出来あがりました。

重さがちょうど良いラケットはボールに打ち負けないので、適当に当てるだけで割とパワーのあるショットが簡単に打ててしまうのでかなり良かったです。

コーチになってもしばらく重いラケットを使っていましたが、つい最近、重りを全て外す事にしました。

重りを外した理由

重いラケットはボールに合わせて、そこまでスイングしなくてもしっかり打ち返せるのがメリットでしたが、逆にちゃんと振れていない事に気付きました。

ジュニアの話をすると、重いラケットやハードスペックのラケットに憧れを抱いて、成長段階の体にダメージを与えるようなラケット選びは危険だと思っています。

重いラケットは、ちゃんと振れる人が使うなら良い効果を発揮しますが、特に小学生は軽めのラケットでしっかり振り方を覚えていく事が大切になると思います。

ボールが重い大人と戦う訳じゃないですからね。

ジュニアの話を自分に置き換えるのも変ですが、私自身がラケットを振れていないと実感していたのも事実としてありますので、ラケットの重りを外してみる事にしました。

当然打てますが、軽い方がラケットをしっかり振れるし、それによってコントロールがより思い通りになったように感じました。

ラケットの重さの考え方

同じ300gでもトップヘビーやトップライトと呼ばれるようにバランスの違いもありますが、ラケットを振ってみて、ちゃんと振れる重さかどうか確かめる必要があると思います。

ラケットが重い方がボールに打ち負けないからという理由で重くしても、そのラケットを振れなければ意味がありません。

一方で、軽い方が操作性が良いからと言っても、ボールに打ち負けて体に無理をかけて怪我をしてしまう可能性もあります。

そのちょうど良いバランスの取れたラケットを選ぶ必要があるので、ラケットを振れるか、ボールを無理なく打てているか、チェックしてみると良いと思います。

ラケットを振れるか、ラケットに振られているか、その違いは大きいと思います。

まとめ

ラケットの重さはラケット選びにおいて重要な部分だと思いますし、軽すぎても重すぎても良いパフォーマンスには繋がりません。

ジュニアやテニスをプレーされる方は知識面や環境面で、試行錯誤する時間がなかなか取れないと思いますので、ぜひ近くにストリンガーやテニスのギアに詳しい人を見つけて、相談しながら決めていく事をオススメします。

最近はYouTubeやSNSなどで大量の情報を得る事が出来ますが、信頼できる人にちゃんと相談して答えを出す方がより良いものになると思います。

重さ以外にも色々は発見をさせてくれると思いますので、ぜひ行動してみましょう!

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