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ストリングの切れ方「ポリ編」【水曜日のnote108】
ストリングは消耗品なので、切れて当たり前!
なかなか切れない方でも、使い続ければ消耗はしているはずです。
そんなストリングですが、切れ方や消耗の具合を私は気にしています。
今回は私のストリングの切れ方【ポリ編】をご紹介いたします!
これを検証するには、ラケットを握る向きが同じでないと結果が得られませんので、
こちらの記事の内容も併せて読んでいただけると理解が深まると思います。
よく切れる場所
ポリの場合、私のストリングが切れる場所はほぼ同じです。
![](https://assets.st-note.com/img/1654039824922-0FzTdb31kD.jpg?width=1200)
・縦のストリングが切れて
・縦は中央から左2〜4本目
・横は上から7〜9本目
いつも通り使っていれば、大体この条件を満たします。
ストリングパターンが違うラケットでも、ほぼ同じ結果になります。
![](https://assets.st-note.com/img/1654041144198-fSPek8kxVU.jpg?width=1200)
縦のストリングが2本切れてしまいましたが、18×20でも、16×19でもほぼ同じ結果になります。
力が入ってしまうと少し手前が切れる事があり、いつもと違う打ち方になっている場合はその変化がストリングの切れ方に表れます。
なぜ縦が切れる?
ストリングの役割は、縦が動いてスピンがかかり、横が受け止めて反発するというものです。
![](https://assets.st-note.com/img/1654042046683-vRbPtEfDg4.jpg?width=1200)
スピンをかけてボールを打つ事が多くなれば、当然縦のストリングが切れます。
縦のストリングは、横のストリングをレールのように使って動きます。
動き続けると、縦のストリングにレールの跡がつきます。
![](https://assets.st-note.com/img/1654056023500-oHJBXQJca8.jpg?width=1200)
この溝の事をノッチと呼び、そのノッチが深くなり、限界を迎えると切れるというわけです。
横が切れる事もある
逆にスピンよりフラット系のボールを打つ事が多ければ、横のストリングが切れる事もあります。
スピンが少ない打ち方だと縦のストリングがあまり動かず、ノッチが深くなりにくくなります。
しかしその間、横のストリングは受け止めて反発し続けています。
そうすると横のストリングは"きしめん"のような状態になり、限界を迎えると切れるというわけです。
面白い切れ方
ボールを打つ場所が一緒でも、いつもと違う使い方をすると、このような結果になります。
![](https://assets.st-note.com/img/1654041332588-5VcFRwYnKS.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1654041332733-fcrx8W8vLU.jpg?width=1200)
これは練習よりもヒッティングをする事が多かった時期のもので、フラット系のボールをたくさん打ったからだと思います。
フラット系でヒッティングをし、たまにスピンでもしっかり打ち、縦も横も限界を迎えた感じです。
よく見ると横のストリングは"きしめん"になってますね!
まとめ
今回はポリのストリングの切れ方について解説しました。
自分の切れ方の特徴を理解し、いつも安定した切れ方かをチェックするのも良いと思います。
縦が切れる場所はさまざまですが、横のストリングは上から7〜9本目あたりが切れると、ボールとの距離がしっかり作れているという目安になります。
ご自身の切れ方や、消耗具合を見て、自己分析の材料にしてみましょう!
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![土居諒太 テニスコーチ](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/156014266/profile_05a87bf0734d0ecb1d6a1b5583640ccb.jpeg?width=600&crop=1:1,smart)