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ミスもナイスプレーも忘れよう!次のポイントに繋がる気持ちの作り方!【水曜日のnote84】

テニスは良いショットが打てたら嬉しいし、ミスをしてしまったら悲しいものですよね。

その感情を楽しむ事も大切だと思います。

今回はその感情についてと、テニスの試合での気持ちの作り方について、私なりに解説していこうと思います。

まだ試合は終わってない!

私は試合で良い形でポイントが取れたら嬉しかったり、もったいないミスをしたら落ち込んだりと、感情を素直に出さないようにしてきました。

それは、まだ試合は終わってないからです。

テニスはどんなに派手にポイントを取っても、アンラッキーでポイントを落としても、1ポイントしか動きません。

1ポイントの積み重ねでしか勝敗は決まらないのです。

そのたった1ポイントの動きにいちいち感情を動かしてしまっていては、気持ちが持ちません。

そういった部分では、いくら自分が満足のいくようなポイントの取れ方をしたとしても調子に乗らず、いくらもったいないミスをしてショックを受けそうでも冷静さを保ち、常に同じような感情で試合を戦い抜く事が、私にとって非常に大切にしていた部分でした。

なのでいつも「まだ試合は終わってない!」と自分に言い聞かせていました。

気持ちを落とさないコツ

特にポイントを落とした時に気持ちが落ちやすいですが、私が心掛けていた事を箇条書きに紹介していきます。

・チャンスをミスした時
うわー何やってんだーもったいなーい!
みたいに、明るく楽しそうに言う
・自分の判断ミスによる失点
うわーこれじゃない!バカだわー
と、明るく言ったり思ったりする
・相手の良いプレーに対して
うまいなー俺もやりたいなー
と、好奇心マンマンな感じて思う
・相手のナイスショットに対して
ナイスショット!
としっかり認めて言う

これ、本当にやっていました。

負の感情を持ってしまうと次のポイントに良い状態で入るのはなかなか難しくなります。

なので、起こった事に対して全て前向き、上向きになる言動、行動を常に心掛けていました。

自分の良いプレーも忘れる?

私は良いプレーでポイントを取って喜んでしまうと、つい調子に乗ってしまうタイプです。

なので素直に喜んでしまうと、次に繋がらないのです。

そういう自分の性格を理解した上で編み出したのが、「良いプレーですら忘れよう」という事でした。

・良いショットで決めた時
よし、次いこう
・サービスエースを取った時
オッケー、次はワイドに遅く...
・戦術にハマってポイントが取れた時
あーこれで良いのか!もう1回やってみるか!

みたいな感じで、調子に乗りそうな時はほぼノーリアクションにしましたし、狙い通りの取り方が出来た時はあえて俯瞰した立場で考えるようにし、次のポイントの事をすぐ考えるクセをつけるようにしました。

まとめ

これはあくまで私の考えていた事であり、私なりのコツなので、当てはまらない方も多いかと思います。

しかしテニスはどんなポイントでも1ポイントしか動きません。

プレーの良し悪しで感情を動かさず、常に自分の軸となる精神状態でプレー出来るようにする工夫が、人それぞれ必要だと考えています。

私の考えが少しでも参考になればと思います!

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土居諒太 テニスコーチ
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