自分が自分を教える!セルフコーチングのすすめ!【水曜日のnote69】
テニスを習う選手と、教えるコーチがいて、基本的にはその役割はだいたい分担されていますよね。
しかし選手自身が、自分の事をコーチングできるような人なら、早く上達すると思いませんか?
さて今回は、セルフコーチングをテーマに解説していきたいと思います。
コーチがいなくても、自分の事を自分でコーチできるようになれるようにしておくのは非常に大切ですね。
セルフコーチングとは?
いわゆる自分の事を自分でコーチングする事。
選手とコーチがいますが、その2人の役割を自分自身が1人で行うという事です。
試合で勝ったり、レベルアップするには割と必要なスキルですね。
例えば目の前で起きたミスに対してどう修正をするか?、自分で自分に対してアドバイスを送るようにします。
選手の視点
選手はプレーしているので、基本的には主観的な視点になります。
例えばチャンスボールを打ち込む時に、良い打点で、なるべく重いショットを打って決め切りたいと考えます。
もしミスしてしまったら、もう少しラインの内側を狙ったり、早めにボールの後ろに入ったりして、修正をしながら戦っていきます。
基本的に主観的な視点の選手は、自分がどういうショットを打てば勝てるかを考えてプレーします。
コーチの視点
コーチは選手のプレーを見ているので、基本的に客観的な視点になります。
例えばチャンスボールを打ち込む時に、肩のローテーションが甘くて相手にコースがバレているので決まらないと分析します。
客観的な視点からの修正点は、コースを隠す事が優先的になると思います。
コースを隠せば相手の反応を崩す事ができ、多少内側に甘く入ったとしても決まる確率が高くなります。
客観的な視点のコーチは、選手だけでなく相手やポジションなどの環境面も含めて分析し、どういうプレーで相手を揺さぶるかを考えます。
選手が客観的な視点を持ったら
プレーしている選手自身が、主観的な視点の他に客観的なコーチの視点を持ったらどうなるか?
それはご想像の通り、自分勝手なプレーをあまりせず、自分自身をコントロールしていく、相手からしたらやりづらい選手になります。
ではどうしたらそういう選手になれるのか?
他人に自分の事を話す
自分がプレーする時に意識している事を他人に話してみましょう。
自分の感覚を自分の言葉で説明する事は、自分自身の事を理解していないとなかなかできません。
合ってる、間違っているではなく、トレーニングだと思って、繰り返しやってみましょう。
動画を撮って見返す
まず、自分のプレーしている動画を撮影してみましょう。
動画を見る時に、自分をコーチするつもりで見てみましょう。
たまにアドバイスを送りながら、自分のプレーや改善点や提案など、声に出したりメモを取ったりしてみましょう。
ぶつぶつ言う
プレーしながら、今のはこうだった、これじゃない、もっと早く準備してスピンを、、、などと、小声でぶつぶつ言ってみましょう。
ちょっと恥ずかしいですが、ポイント間にさっき起きた事に対する評価をすぐに言えると、より正確なセルフコーチングに繋がってきます。
これもトレーニングだと思って、やってみましょう!
まとめ
私は特にセルフコーチングはよくやってきました。
今でもYouTubeで説明する事が増えてきて、幸いなことに動画として残っています。
それを見返して、こう喋れば良かったとか、この間合いが良いとか、この方が分かりやすいとか、色々分析して改善に努めています。
皆さんも選手としての主観的な視点だけでなく、コーチとしての客観的な視点も併せ持ち、セルフコーチングが出来るように頑張りましょう!