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ダブルス雁行陣の穴。後衛の前に落とされたボールは誰が取る?【水曜日のnote46】

今回のテーマ

こちらのnoteでは、これまでどのコースを狙うか、どういうイメージで狙うか等を解説してきましたが、今回は守備的な要素を解説していきたいと思います。

テーマとしては自分たちは雁行陣で、相手が後衛の前にボールを打ってきた時に、前衛、後衛のどちらが処理をした方が良いのかについて考えていきたいと思います。

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ここは雁行陣の穴であると思います。

いくつか場面を設定しますので、自分ならどうするだろう?と考えながら読んでみてください。

浅く落とされた時

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割と浅いところに、あまり勢いの無いボールが来ました。

このような場面では、どのように処理をするのが適切でしょうか?

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浅いところなら前衛の方が近いので、前衛が処理をするのが良いと思います。

サービスライン付近に落とされた時

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ボールはゆっくりとした速度でサービスライン付近に落とされました。

このような場面では、どのように処理をするのが適切でしょうか?

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この場合は後衛の方が近いので、後衛が処理をするのが良いと思います。

後衛はそのままアプローチをして、ポジションを上げてネットプレー勝負に持ち込むと良いと思います。

浅いサイドに落とされた時

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ネットとサービスラインの中間くらいの浅さで、アレー付近にボールを落とされました。

このような場面では、どのように処理をするのが適切でしょうか?

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これはどちらも取れそうな気がしますが、後衛が処理をするのが良いと思います。

前衛が取ろうとするとボールはサイドに逃げて行き、動く距離が長くなってしまいます。

後衛は斜め前に走れば良いので、前衛が取るよりも楽に処理ができます。

覚えるべき基準

雁行陣の穴は、ペア2人でどう処理するか共有しておく事が大切になります。

次に解説する2つの基準を共有しておけば、浅いボールが来た時に慌てずに対処できると思います。

①前衛が前に動くか、後ろに動くか

1つ目は、前衛が前に動くか、後ろに動くかで判断しましょう。

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このように、前衛が前に動くなら前衛が処理をし、後ろに動くなら前衛は処理せず、後衛に任せた方が良いという事になります。

②センターか、サイドか

もう1つは、半面の半分よりセンターか、サイドかで判断しましょう。

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これは前衛が真横に動く場合ですが、来たボールが赤い線よりもセンターであれば前衛が処理をし、サイドであれば後衛が処理をするのが良いと思います。

ボールが落とされた時にまず①、次に②という順番で判断すればスムーズに処理が出来ると思います。

まとめ

雁行陣では特にこの場所に落とされた時に、どちらが取るかが瞬時に判断出来ず、処理が遅れて甘くなり、相手に決められてしまう事がよくあると思います。

少なくともこの基準をペアで共有しておけば、いざそこに落とされたとしても対処が早く、隙が無いペアになっていくと思います。

ぜひお試しください!

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土居諒太 テニスコーチ
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