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基本練習ばかりやってませんか?【水曜日のnote45】

基本練習と戦術練習

テニスに限らずスポーツにおいて、動きの確認や効率的な体の使い方の練習として基本練習があり、試合で使えるセオリーや戦術を練習する戦術練習(応用練習)があると思います。

普段の練習でもこのバランスが大事だと思っていますが、ご自身の練習を振り返ってみて、基本練習と戦術練習の比率はどのぐらいになっているでしょうか?

今回はこの基本練習と戦術練習をどう考えて練習に取り組めば良いか?について書いていきたいと思います。

テニスはゲーム!

テニスは相手よりも先にミスをしなければ勝てますが、それをやり切るには無限の体力が必要になります。

どこに、どのようなボールを打つべきかがわからないまま戦うことは、試合で勝つことが難しく、それ以上にテニスと言うゲームを楽しむことができないと思います。

またどんなに速いサーブや派手なショットを打てても、それが相手にとって心地よいボールであれば全く意味がありません。

とにかく相手が嫌がるようなことをしたり、ポイントを取りやすいパターンに持ち込んだりすれば、ゲームを制することになると思います。

戦術練習の例

https://note.com/mr_service_drt/n/nd76cd4a3ee15

理想の基本練習

基本練習と聞くと、フォアのストロークだけを地味に反復練習していき身に付けていくイメージがあります。

1つのショットを部分的に反復練習していく事でスキルアップしていくものだと思いますが、それだけで本当に上手くなるのでしょうか?

基本が出来てから戦術練習をするという流れができていませんか?

私は、戦術練習の中で不足している技術や、伸ばしたい部分を見つけて、基本練習として反復していくのが本当の基本練習だと思っています。

基本練習は非常に大切ですが、何のためにその基本練習をやるかがハッキリしていないと意味がないと思います。

なので、戦術練習(もしくは試合)を通してどの部分が課題なのかを見つけ、その部分を集中して練習していき、また戦術練習(試合)で試し、また課題を練習するというサイクルを大切にしたほうが良いと思います。

基本練習の例https://note.com/mr_service_drt/n/n53453e3cb1c2

まとめ

基本練習も戦術練習も、どちらも非常に大切ですが、テニスはゲームだという事を忘れずにしたい部分です。

戦術練習ではゲームで勝つために必要なセオリーや戦術に集中して練習し、そこで見つかった課題を部分的に練習し、またゲームをこなすというサイクルを基本にしていくと、上達も早いと思います。

基本練習では試合を意識しながら取り組んだり、戦術を頭に入れた上で練習してみると、更に効果的なので、ぜひお試しください!

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土居諒太 テニスコーチ
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