負けないテニスを目指せ!選手の頃にコーチに言われた言葉シリーズ【水曜日のnote121】
私が大学生の頃、部活中に監督が口にした「負けないテニス」が腑に落ちたので、今回はその話をしようと思います。
勝ちたい
勝ちたいと思うと、上手くいかない事がよくありました。
どうやったら勝てるか?自分のテニスをしよう!相手の弱点は?など、勝つために色々とクリアしないといけない事が多かったのです。
それで頭の中が混乱して、上手くいかない事が多かった事を今でも覚えています。
負けないテニスとは?
ある日部活で監督がふと仰った「負けないテニスをしなさい」という言葉がとても刺さりました。
勝つ事と同じような事を言っているはずなのに、負けないテニスを意識して実践したら、勝てるようになる事も多くなりました。
それは、やる事が絞られるからだと思います。
どうすれば負けない?
負けない方法として、ミスをしないことがとても重要だと思います。
ミスをしないためには、目の前のボールに対して集中し、準備を早く、足を動かして、ボールをしっかりとらえて、打ったら戻って構える。
このシンプルな作業に集中することがまずは大切だと思います。
負けない戦術
次に、戦術面で負けないようにするために必要な事は、ネットのセンターベルトの上を狙う事です。
どんなに動かされたり走らされたりしても、ネットのセンターベルトの上を通すことで、ボールは自動的にクロスに飛んでいきます。
この考えだけで、ディフェンスの場面ではどこに打つかなどを考える必要もあまりなく、無駄なことを省いて、自分のミスを減らすことができると思います。
時間をコントロールする
自分が後ろに下がらされたり、サイドに振られたりしたときは、時間が必要なのでゆっくり高い軌道のボールを打ち、自分のバランスを整える必要があります。
普通にラリーしている分には普段通りの速さや高さのボールを打てばいいと思います。
もし相手のボールが浅くなったら、自分から少しタイミングを早くし、相手の時間を奪うようにボールを打ってみましょう。
この時の注意点としては、コートのサイドを狙わないと言うことです。
ここでコートのサイドやラインギリギリを狙ってしまうと、自分がミスをするリスクがかなり大きくなります。
負けないテニスでは、自分から攻めているものの、タイミングを早くして相手の時間を奪うことが最大の目的なので、そこにコースやボールの速さ等を加えてしまわないように注意したいところです。
まとめ
私は勝つつもりでテニスをしていますが、勝ちたいと思うことにより、うまくいかないことが多かったのです。
同じ意味ですが「負けない」と意識するだけで、自分のやるべきことが定まり、試合をしていてもメンタル的な負担が少なくなったように感じました。
大事なポイントで「勝ちたい」か「負けない」のどちらを意識すれば相性が良さそうか、試してみる価値は大いにありそうです。
皆さんもぜひお試しください!