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サーブの時の肩の入れ替え動作について【水曜日のnote62】

サーブはテニスで唯一、誰からも邪魔されず自分のペースで打つ事が出来るショットになります。

だからこそ、確率が高くて、確実に攻撃できるサーブを打ちたいですよね。

今回はサーブを打つ時の肩の入れ替え動作について解説していきたいと思います。

まずはイメージ

こちら宣伝になってしまいますが...笑

まずはサーブの基本的な考え方を、動画を見ておさらいしておきましょう。

特に、絶対にネットをしないという意識でサーブを打つ事は非常に重要です。

肩の入れ替え動作とは?

運動する時には必ずと言って良いほど、右肩と左肩が交互に入れ替わる動きがあります。

走る時は腕を前後に振って、速く走ろうとします。

その時には例えば右肩が前に出れば左肩は後ろにあり、左肩が前に出れば右肩は後ろにあります。

簡単な説明ですが、これが走る時に行われている肩の入れ替え動作です。

これと似たような事を、サーブでも行われています。

モーション開始→トスアップ

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サーブを打つモーション開始前の写真で、赤い線は右肩と左肩を結んだ直線となります。

この時は地面とほぼ平行になっています。

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トスを上げた直後は、左肩は上、右肩は下にあります。

それと同時に、青の矢印で表現したように重心が下がります。

下半身の蹴り

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トスアップ時に下げた重心を、割と早い段階で地面を蹴っていきます。

この時はまだ、左肩は上、右肩は下という位置関係ですね。

蹴り上げ後

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下半身の蹴り上げをして、重心が上がってきて、肘が上がり、ラケットヘッドが下がります。

この時は左肩も右肩もほぼ同じ高さにあり、赤い線は地面と平行になりました。

インパクト時

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ここでは下半身の蹴りがインパクトに向かっているのが、青の矢印で表現されています。

この時は右肩が上、左肩が下の位置関係になり、トスアップ時の位置関係と完全に入れ替わっているのがわかります。

まとめ

よくサーブのアドバイスで「左手を残して」「左手を早く下げない」などの言葉をかけられると思います。

これは肩の入れ替え動作のことを言っていて、左肩が早い段階で下がってしまうと、右腕の力を使ったいわゆる手打ちのようなサーブになってしまいます。

手打ちのサーブだと、サーブを打った後のバランスも前に倒れやすくなります。

写真のように、肩の入れ替え動作ができていれば、下半身の蹴りをインパクトにうまく伝えることができます。

最初にご紹介しましたサーブの動画をシリーズ化して、肩の入れ替え動作に特化した内容を作る予定ですので、サークルDチャンネルの登録をよろしくお願いします。

最終的にYouTubeの宣伝となりました。笑

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土居諒太 テニスコーチ
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