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W杯選手名鑑作成への道 シーズン2 第7節 ⑩阿蘭陀

どうも、ミスターノミヤマンです。
代表ウィークが終わり、ミラノダービーからリーグ戦再開です。今日は早く寝よう。
今回からヨーロッパ予選突破組ではラストのオランダです。

オランダ代表

・2大会ぶり11回目
・監督:ルイス・ファン・ハール(2021〜)
・基本フォーメーション:4-3-3
・ブレイク候補:ガクポ(PSV)
・英ガーディアン紙の世界ベスト100:2名
43位:ファン・ダイク(リバプール)
49位:デパイ(バルセロナ)

トルコ、ノルウェーとの三つ巴を制し2大会ぶりにW杯に帰ってきました。
ロッベンやファン・ペルシーらがいた頃から比べるとタレントは小粒ですが、過渡期から脱しつつある感じがします。

オランダ代表GK候補(5名)

◎シレッセン(Jasper Cillessen) 33歳 GK 187/82
バレンシア(スペイン)A代表61試合
元バルサ。いつのまにかバレンシアに移籍していて驚いた。度重なる怪我に苦しむが11月に代表復帰。セービングだけでなくビルドアップでもチームを助ける。

◯クルル(Tim Krul) 34歳 GK 193/83
ノリッジ(イングランド) A代表15試合
ここ2年安定して招集されているベテラン。ニューカッスル時代のビッグセーブ連発が記憶に残るが、そのニューカッスルにはユース時代から在籍。激しい残留争いの中チームを救えるか。

△バイロウ(Justin Bijlow) 24歳 GK 190/84
フェイエノールト A代表6試合
ユース出身で若くしてフェイエノールトのキャプテンを担う。近年怪我が多くなっているが、昨年9月にデビュー後すでに代表キャップ数6と次期守護神候補筆頭。

△フレッケン(Mark Flekken) 29歳 GK 189/74
フライブルク(ドイツ) A代表出場なし
セービングと足元の技術に長けたフライブルクの守護神。ユーロ2020以降に招集されたため代表デビューをしていないが、今後が期待できる選手。

△ビゾート(Marco Bizot) 31歳 GK 194/85
ブレスト(フランス) A代表1試合
昨夏AZから移籍。ユーロ2020以降招集されていないが、異国の地でレギュラーとして活躍。ただシレッセンとクルルがベテランであるため第3GKは若手の招集が濃厚と考えるとW杯行きは難しいか。

オランダ代表DF候補

オランダは4-3-3が基本ですのでセンターバックとサイドバックに分けて紹介します。

センターバック(5名)

◎ファン・ダイク(Vilgil Van Dijk) 31歳 CB 193/92
リバプール(イングランド) A代表44試合5得点
代表のキャプテン。世界最高のセンターバックの1人。圧倒的な身体能力とロングフィードが武器だが、昨シーズンの大怪我がまだ尾を引いている感じがする。サウサンプトンで吉田麻也の相方だった。

◎デ・フライ(Stefan De Vrij) 30歳 CB 190/78
インテル(イタリア) A代表55試合3得点
インテルの3バックの中心。190cmの高さを生かしてセットプレーからのヘディングが強みで、19-20シーズンのミラノダービーでは決勝ゴールを叩き込み、現地観戦していた私を大興奮させた。

◎デ・リフト(Matthijs De Ligt) 23歳 CB 187/80
ユベントス(イタリア) A代表33試合2得点
10代で名門アヤックスのキャプテンを務めるほどのキャプテンシーを持つ次期ディフェンスリーダー。18-19シーズンにはアヤックスの22年ぶりCLベスト4に大きく貢献。ユベントスではキエッリーニやボヌッチから薫陶を受ける。

◯アケ(Nathan Ake) 27歳 CB/LSB/CMF 180/75
マンチェスターC(イングランド) A代表23試合2得点
足元の技術は確かだがセンターバックとしては高さが足りないのが欠点。シティでは出場機会が限られており、左サイドバックで起用されることも多い。気付けばもう27歳。

△ティンバー(Jurrien Timber) 21歳 CB 179/79
アヤックス A代表6試合
CBのレギュラーとして経験を積む2001年生まれ。アヤックスから次にステップアップしそうな選手ランキング上位にランクイン。ただ実力者が揃うセンターバックとしてはW杯の道は厳しいか。

サイドバック(6名)

◎ブリント(Daley Blint) 32歳 LSB/CB/CMF
アヤックス A代表88試合2得点 180/72
経験豊富でマルチロール可能な選手。ユナイテッドからアヤックスに復帰後もハイパフォーマンスを披露。クラブでも代表でも不動の左サイドバックだが、ややスピード不足が気になる。

◎ドゥンフリース(Denzel Dumfries) 26歳 RSB
インテル(イタリア) A代表30試合3得点 189/80
インテル加入後即フィットし、ハキミの穴を埋める活躍。積極的な攻撃参加でゴールへの関与が多く、クラブでも代表でも欠かせない存在に。ヘッドでよく決めるなと思ったら身長189cmもあるのか。

◯ワインダル(Owen Wijndal) 22歳 LSB 176/65
AZ A代表11試合
21歳にしてAZのキャプテンを任される左サイドバック。右サイドの菅原と共にレギュラーとして活躍。ブリントの後釜候補筆頭。

△マラシア(Tyrell Malacia) 23歳 LSB 169/67
フェイエノールト A代表1試合
ユーロ2020以降招集され代表デビュー。フェイエノールトのユース出身で、左サイドバックの不動の地位を確保。左サイドバックの激しい競争に割って入れるか。

△レンチ(Devyne Rensch) 19歳 RSB/CB 179/75
アヤックス A代表1試合
育成上手なアヤックスの新たな期待のティーンエイジャー。ただクラブではバックアッパーに甘んじておりまだまだ経験を積んでいく必要がありそう。

△フェルトマン(Joel Veltman)30歳RSB/CB183/73
ブライトン(イングランド) A代表28試合2得点
曲者ブライトンの右サイドを支える。サイドバックやウイングバック、3センターバックの右などマルチに起用可能。ユーロ2020以降招集されておらず、ライバルの若手に対して経験とユーティリティさをアピールできるか。


結構良い選手揃ってますよね。
次回はオランダ代表の攻撃陣を紹介していきます。

今回は以上です!

※年齢はカタールW杯開幕時
※代表戦績は2022年1月末時点
※写真はオランダサッカー協会HPより拝借

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