W杯選手名鑑作成への道 第13節 ⑥西班牙
オラ!メジャモミスターノミヤマン!ソイデハポン!はい、今回はエスパーニャを紹介していきます。
スペイン国旗に描かれている紐にはプルスウルトラっていう意味があるんだって。ヒロアカじゃん!
スペイン代表
12大会連続16回目の出場(前回ベスト16)
監督はルイス・エンリケ
基本フォーメーションは4-3-3
スペイン代表は世代交代の真っ最中と言えます。そのため自国メディアでも今大会はある程度の所まで進んでくれたらという風潮みたいです。
スペイン代表GK事情
最近のスペインの守護神はビルバオのシモンが務めることが多くなっています。まだ24歳と若く、東京五輪にもスタメンとして出場していました。デヘア(マンチェスターU)が長いこと代表のゴールマウスを守っているイメージがあったので意外です。PK弱すぎることも影響しているのでしょうか。ユナイテッドでのパフォーマンスはそこまで悪い印象はないのですが。ただ代表キャップ数がまだ45試合というのも意外でした。
この2人は招集がほぼ確定と言えると思いますが、あと1枠に入ってきそうなのはブライトンのサンチェスです。経歴を見ていたらブライトンの下部組織出身なんですね。スペイン人GKがイングランドの下部組織にいるというのが少し意外でした。
その他の候補としてはチェルシーのケパや、ローマからマルセイユにレンタルされているパウ・ロペスが挙げられますが、この2年で招集されていないので現実的ではなさそうです。
スペイン代表DF事情
スペイン代表は基本的に4バックを採用していますので、CBとSBに分けて紹介します。
DF陣も世代交代の真っ最中で右SBではセビージャのレジェンドに片足突っ込んでいるヘスス・ナバス、CBでは歴代最多の180試合に出場したセルヒオ・ラモス(PSG)、36歳になっても9月には代表招集されたアルビオル(ビジャレアル)あたりのベテランが顕在ですが、さすがに今回は呼ばれるか微妙なところです。
CBでは利き足も考慮してメンバー選考する必要がありそうです。左利きの候補が多く、スタメンの2人が共に左利きということも多々あります。ロンドンかリオ五輪の際には左利きのCBを並べて予選リーグ敗退していた印象があるのであまり良い策とは思えないのですが。
その中でも不動のレギュラーを掴んだのがビジャレアルのパウ・トーレスです。まだ24歳と若くこれからの無敵艦隊のDFラインを統率することになりそうです。パウ・トーレスと同じく190cm超えの長身レフティーがマンチェスター・シティのラポルトです。小柄な選手が多い中でCBの高さは必要ですし、レフティー2人ですが並べて起用するのもわかります。ビルバオのイニゴ・マルティネスはコンスタントに招集されていますが、W杯に呼ばれないこともあるのではないかと個人的には思っています。
右利きではバルセロナの弱冠二十歳ガルシアや、リーズのジョレンテがコンスタントに呼ばれていますし候補になりそうです。
SBでは左と右で状況が違うようです。左は人材豊富で2人しか呼べないのがもったいないです。誰か1人日本にくれ。。。レギュラーを争っているのは出場時にはキャプテンマークを巻くことも多いベテランのアルバ(バルセロナ)と、クラブではキャプテンマークを巻いているガヤ(バレンシア)です。万が一負傷などで出られなくなっても代わりの候補としては、トッテナムのレギロンやチェルシーのマルコス・アロンソが控えており、かなりレベルが高いです。
右では絶対的と呼べるような選手はいませんが、こちらもかなりレベルの高い選手が揃っています。ユーロ2020以降再び呼ばれ起用されているのがチェルシーでキャプテンマークを巻くアスクリピエタです。キャプテンシーがあるだけでなく、両サイドで安定したプレーと質の高いクロスをあげられるためまあ呼ばれるでしょう。怪我がちなのか招集外が続いていたカルバハル(レアル・マドリー)も11月に1年ぶりの招集がされました。この2人が有力かと思います。右SBはMF登録のマルコス・ジョレンテ(アトレティコ)が起用されることもあり、レギュラーはまだ固定化されていない印象です。
以上スペイン代表の守備陣の紹介でした。次回はスペインご自慢の攻撃陣の紹介をしていきます。
2021年はありがとうございました。2022年はいよいよカタールW杯開幕です。日本代表の進出を願いながら、最高の選手名鑑が作れるように2022年は頑張りたいと思います。引き続きよろしくお願いします!今回は以上です!
スペイン代表招集ライン
※年齢はカタールW杯開幕時、代表戦績は11月末時点
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