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W杯選手名鑑作成への道 シーズン2 第1節 ⑦塞爾維

どうも、ミスターノミヤマンです。今回からフォーマットというか構成を変更してみたので、セルビアからは新シーズン開幕とします。第100節とかなってもリーグ戦とかけ離れすぎてしまうのでちょうどいい機会とさせてもらいました(笑)

セルビア代表

・2大会連続3回目(ユーゴスラビアでは8回出場)
・監督:ドラガン・ストイコビッチ(2021〜)
・基本フォーメーション:3-4-1-2(4-5-1)
・英ガーディアン紙2021年の世界ベスト100
57位:ヴラホビッチ
89位:タディッチ
・今大会のブレイク候補:ヴラホビッチ

セルビアは2021年の試合では3バックと4バックを使い分けていました。
監督はグランパスで選手・監督として活躍したピクシーことストイコビッチです。日本代表の監督もいずれやってくれないかなあ。そのためにも今大会ベスト8くらいまで進んでくれたら面白いですね。
セルビアの攻撃陣は結構タレントが揃っていますので、組み合わせ次第ではチャンスはあると思います。個人的にはダークホース候補と見ています。
ブレイク候補というか注目選手は移籍市場で一番注目が集まっているヴラホビッチです。前半戦のセリエA得点王で、長年不振に喘ぐ古豪フィオレンティーナを久々のヨーロッパ圏内まで引っ張っています。まだ21歳と若いですし夏までに移籍することはほぼ間違いないと思います。アーセナルに本当に来てくれたら熱すぎる。。

セルビア代表GK候補

◎ライコビッチ(ランス/フランス)27歳 GK A代表26試合
◎ドミトロビッチ(セビージャ/スペイン)30歳 GK A代表18試合
△V・ミリンコビッチ=サビッチ(トリノ/イタリア)25歳 GK A代表1試合
△スヴィラル(ベンフィカ/ポルトガル)23歳 GK A代表1試合
△イリッチ(コルトレイク/ベルギー)24歳 GK A代表1試合
△ニコリッチ(バーゼル/スイス)25歳 GK A代表1試合

年齢はカタールW杯開幕時、戦績は2021年末時点

セルビア代表の守護神はワールドクラスとは言えませんが、比較的若い選手を中心に招集されています。
中でも当確と言えるのがライコビッチドミトロビッチです。2人はここ3年以上必ず招集されています。
ゴールマウスを守るのは最近ではライコビッチが多くなっていますが、クラブでもセカンドGKに甘んじているドミトロビッチもおそらくGK陣の最年長としてチームをまとめるためにも必要な選手と言えるでしょう。
ストイコビッチ監督は3人目には経験を積ませたい期待の若手を探っているようです。
前回11月に招集されたのはベンフィカの背番号1を背負うスヴィラルと、トリノでレギュラーを張る1人目のミリンコビッチ=サビッチです。ただ、スヴィラルはBチームでの出場が続いているためミリンコビッチ=サビッチの方が序列は上と言えるでしょうか。
その他の候補ではコルトレイクの守護神イリッチや、バーゼルで中々出番を得られていないニコリッチが比較的最近招集されています。
第3GK争いはミリンコビッチ=サビッチがリードしていると言えそうです。

セルビア代表DF候補

◎ミレンコビッチ(フィオレンティーナ/イタリア)25歳 CB A代表15試合
◯パヴロビッチ(モナコ/フランス)21歳 CB A代表15試合1得点
◯S・ミトロビッチ(ヘタフェ/スペイン)32歳 CB A代表28試合
◯ヴェリコビッチ(ブレーメン/ドイツ2部)27歳 CB A代表15試合
◯ムラデノビッチ(レギア・ワルシャワ/ポーランド)31歳 左WB/SB/MF/CMF A代表18試合1得点
◯リスティッチ(モンペリエ/フランス)27歳 左WB/SB A代表7試合
△ナスタシッチ(フィオレンティーナ)29歳 CB A代表32試合
△スパイッチ(クラスノダール/ロシア)29歳 右SB A代表20試合

◎:確実、◯:有力、△:候補

つい最近までヴィディッチやコラロフが支えていたイメージがありますが、結構若返りが進んでいるようです。
W杯予選では3バックと4バックを併用していましたが、DF陣のメンバーを考えると3バックの方がいいように思えます。
CBでは安定して出場しているのがフィオレンティーナのミレンコビッチです。復活を遂げたナスタシッチやエースのヴラホビッチと共にセルビアトリオで古豪復活をサポートしています。
ミレンコビッチが右に入ることが多い中、左は若干二十歳のパヴロビッチが194cmの長身を活かして活躍しています。既に代表15キャップを数えますがモナコではまだレギュラーを勝ち取れてはおらず、今後の活躍が注目されます。
中央はDF陣の最年長である1人目のミトロビッチか、ブレーメンのヴェリコビッチが入ることが多くなっています。
SBやWBでは左サイドのスペシャリストとも言えるムラデノビッチや、MF登録されることも多いリスティッチ、右ではスパイッチが候補にあげられます。
ミトロビッチですら代表キャップ数が28なので国際試合の経験不足が不安視されますが、ここまで候補にあげてきた選手は全員180cmを超えているあたり高さは武器にできるチームと言えるでしょう。

攻撃陣もそうなんですが、結構4大リーグやヨーロッパの強豪に選手が所属していて驚きました。日本人選手もこうなってくれたらいいですが、EU枠の問題があるので中々難しいかもしれませんね。
次回は注目の攻撃陣や予想スタメンの紹介に移ります。今回は以上です!

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