W杯選手名鑑作成への道 第11節 ⑤克羅地亜
どうも、ミスターノミヤマンです。ヨーロッパではオミクロンが猛威をふるってますね。元々過密日程なのにスパーズやユナイテッドでは試合が延期になっていて2月3月あたりが火の車になっていそうでいろんな意味で心配です。
クロアチア代表
今回からクロアチアの紹介に入ります。クロアチアは3大会連続6回目の出場です。前回大会は準優勝でした。基本的にはその時のメンバーが主軸のままのような印象があります。監督は2017年からズラトコ・ダリッチが務めています。フォーメーションは4-2-3-1が基本でしたが、ここ数試合は4-3-3の試合もありました。バルカン半島の国らしく◯◯ッチが何人メンバー入りするかも個人的には注目しています(笑)
クロアチア代表GK事情
クロアチアには絶対的な守護神はいない印象があります。ユーロ2020の時は自国の強豪ディナモ・ザグレブのリヴァコヴィッチがゴールマウスを守りました。ただ9月のW杯予選2試合はイヴシッチ(オシエク)が、11月のW杯予選2試合はグルビッチ(リール/フランス)が出場し、共に代表デビューしました。グルビッチはリールでレギュラーですし今後代表でもレギュラーとなるかもしれません。その他では安定して呼ばれ続けているスルガ(ルートン・タウン/英2部)や、ベテラン枠として201cmのカリニッチ(ハイドゥク・スプリト)あたりが直近招集された選手での候補になります。クロアチア戦を見る時もGKはあまり注目していなかったので今回非常に勉強になりました。
クロアチア代表DF事情
クロアチアは基本的に4バックの布陣ですので、CBとSBに分けて紹介していきます。
CBではリバプール時代に何かとポカの多かったロヴレン(ゼニト/ロシア)とロン毛が特徴のヴィダ(ベジクタシュ/トルコ)がずっとファーストチョイスだった印象がありますが、ようやく世代交代を迎えるようです。注目は19歳にして代表スタメンを掴んだライプツィヒ(ドイツ)のグヴァルディオルです。クラブでは3バックの左CBとして試合に出続けており、ユーロ2020で初招集されてから代表でもレギュラーを掴んだ感じがあります。W杯のブレイク候補の1人に挙げられると思います。もう1人はマルセイユ(フランス)のチャレタ・ツァルですが、こちらはクラブではベンチを温める機会が多くなっておりコンディション面で少し不安があります。その他の候補ではクロアチアリーグで首位に立つオシエクでキャプテンのシュコリッチや、ドルトムント(ドイツ)のポングラチッチが招集される機会が増えています。
SBでは実力者とポジションを奪いにかかる若手という構図がはっきりしています。左ではレンジャーズ(スコットランド)のバリシッチがこれまでスタメンを担うことが多かったですが、日本代表の遠藤航と同じシュツットガルト(ドイツ)で左サイドの不動のレギュラーを掴んだソサが最近では先発することが増えています。一方右では最近のレギュラーは日本代表の古橋と同じセルティック(スコットランド)のユラノビッチです。若手枠は2000年生まれでバイエルン(ドイツ)所属のスタニシッチです。しかし、右SBはもう1人実力者がいます。アトレティコ(スペイン)のヴルサリコです。ユーロ2020以降招集されていないのが気になりますが、まだ28歳ですしクラブでも出場機会を取り戻しつつあるためW杯では招集されることも大いに考えられます。
クロアチア代表のGKとDF事情は以上です。調べていたらオシエクの選手が何人かいて代表クラスの選手を揃えたらそりゃ首位になるわなと感じました。クロアチアといえばMFの豪華さにあると思いますので次回の更新が自分でも楽しみです。今回は以上です!
クロアチア代表招集ライン
※年齢はカタールW杯開幕時、代表戦績は11月末時点
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