W杯選手名鑑作成への道 シーズン2 第17節 葡萄牙(15)
どうも、ミスターノミヤマンです。
せっかくゴールデンウィークで夜ふかしでサッカー見れると思っていたらミッドウィークはCL/ELしかなくてWOWOW未加入の私としては残念です(笑)
さて今回はポルトガル代表の紹介をしていきます。
前回の韓国代表攻撃陣の紹介記事は下記からどうぞ。
ポルトガル代表(予想ベスト16)
グループH
1戦目:ガーナ
2戦目:ウルグアイ
3戦目:韓国
・6大会連続8回目の出場(前回ベスト16)
・監督:フェルナンド・サントス(2014-)
・基本フォーメーション:4-3-3
・英ガーディアン紙の2021年ベスト100:7名
8位:クリスティアーノ・ロナウド
14位:ルベン・ディアス
16位:ブルーノ・フェルナンデス
45位:ベルナルド・シウバ
63位:ジョアン・カンセロ
84位:ジョアン・フェリックス
88位:ディオゴ・ジョタ
ポルトガルは前々回のユーロ王者、初代ヨーロッパネーションズリーグの王者と近年タイトルと縁のあるチームです。
前線の圧倒的な個の力でプレーオフを勝ち抜いてきました。
なんと言っても注目はおそらく最後のW杯となるクリスティアーノ・ロナウドです。
得点力に衰えは見られず、DFとの駆け引きは狡猾さが増しておりW杯本大会でも活躍が期待されます。
チーム構成としては人材難のCBに比べ前線は非常にタレントが豊富で、スタメンやメンバー選考の予想が立てづらくなっています。
それではポルトガル代表の守備陣を紹介していきます。
ポルトガル代表GK候補(5名)
◎ルイ・パトリシオ
長らくゴールマウスを守ってきたポルトガルの守護神。
クラブでもレギュラーとして堅守速攻が持ち味のローマを支える。
飛び出しやセービングに優れるストッパー型。
◯アントニー・ロペス
リヨン一筋で、ここ10年レギュラーの座に君臨。
身長はあまり高くないが、飛び出しやビルドアップでの貢献に定評あり。
長らく代表GKの2番手だったが、ジョゼ・サとディオゴ・コスタの台頭で代表入りすら危ぶまれる立ち位置に。
△ジョゼ・サ
今シーズンのイングランド・プレミアリーグでセーブ率No. 1を誇るストッパー。
まずは代表デビューからだが、個人的には同じタイプに思えるルイ・パトリシオからポジションを奪ってほしい。
△ディオゴ・コスタ
W杯プレーオフ2試合では先発を務めた期待の若手。
ポルトの守護神で、シュートストップやハイボールの処理に高い定評がある。
今後のことを考えると本大会に招集される可能性は高そう。
△ルイ・シルバ
今シーズンクラブではブラーボと共にベティスの躍進を支えているGK。
ユーロ2020を最後に招集がなく、他の候補がハイレベルなため本大会行きは難しいか。
ポルトガル代表CB候補(6名)
◎ルベン・ディアス
シティにメンタル面での安定感をもたらした闘将。
DFリーダーとして守備陣を鼓舞する姿はとても25歳には見えない。
ボール奪取能力とビルドアップ能力に優れる現代型CBではワールドクラス。
◎ぺぺ
かつての闘将も40歳目前。
空中戦の強さとそれを生かしたセットプレーからの得点力は衰えを感じさせない。
レアル・マドリーでやんちゃしてたイメージが強い。
◯フォンテ
セインツでは吉田麻也とポジションを争ったベテラン。
高さを生かした空中戦に強みがあるが、足元の技術はそれほど高くない。
代表キャップ数は思ったより少ないという印象。
△ドミンゴス・ドゥアルテ
身長とフィジカルを生かしたボール奪取能力に優れたCB。
クラブでは出場機会に恵まれているが、代表には呼ばれたり呼ばれなかったりと当落線上か。
△ゴンサロ・イナシオ
ユース出身でネクストルベン・ディアスの呼び声高い。
高身長を生かしたフィジカルとロングフィードが武器。
左利きだがクラブでは3バックの右で起用されている器用な選手であり、本大会招集もあり得る。
△ティアゴ・ジャロ
今年3月に代表初招集。
高身長と最終ラインならどこでもこなすユーティリティ性が持ち味。
タレント育成に定評のあるリール産で、今後のステップアップも期待される。
ポルトガル代表SB候補(6名)
◎ジョアン・カンセロ
高精度なクロスからシティや代表で好機を幾度となく演出する攻撃的SB。
両サイドで起用可能。
偽SB「カンセロ・ロール」の語源、モデル。
◎ヌーノ・メンデス
スター軍団のPSGでレギュラー争いを繰り広げる今年二十歳の新星。
昨年3月に代表デビューすると瞬く間に左SBのレギュラーをゲレーロと争うまでに。
フィジカルとスピードが武器の攻撃的サイドバック。
◯ラファエル・ゲレーロ
中盤センターもこなすビルドアップタイプの左SB。
スピードやフィジカルにやや不安があるためか、最近の代表ではヌーノ・メンデスにスタメンを譲ることが増えている。
3バック時の左ウイングバックでも起用可能で、戦術の幅を広げる意味でも招集は間違いないか。
◯ネルソン・セメド
スピードと身体能力にパラメータ振り切ったタイプだが、その他のスキルは平均的。
バルサにも所属しており、様々なサッカーに対応可能。
△ディオゴ・ダロト
両サイドハーフまで起用可能な攻撃的SB。
ドリブルやクロスでサイド攻撃を活性化させる。
守備面にはやや不安があるが、上背はあるため身体能力でカバーする。
△セドリック・ソアレス
プレースキッカーも務めるキック精度と両サイドをこなせるユーティリティ性が持ち味のSB。
冨安不在時の穴をしっかり埋めたが、単独での突破力や守備の安定感に欠けるためアーセナルでのレギュラーや代表入りは難しそう。
以上ポルトガル代表のDF陣を紹介してきました。
SBは他にもリカルド・ペレイラやマリオ・ルイなどの実力者もいますが、直近は招集されていないですし先述の候補者が実力者揃いですので本大会行きは難しいかなと思います。
ヨーロッパのチームになった途端筆が進むこと(笑)
次回はタレント揃いの攻撃陣を紹介していきます。
今回は以上です!
※年齢はカタールW杯開幕時
※代表戦績は3月末時点
※写真はポルトガル代表HPまたは各クラブ公式HPより拝借。
※◎:当確、○:有力、△:候補