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「マスオ」2018年5月26日(土)

 朝から福岡市総合図書館で文章を書いていた。
 お昼ご飯を食べようと、図書館のホールへ行くと、フグ田マスオがいた。
正確にはマスオの着ぐるみだ。身長は2mくらいで、ただぼーっと立っていた。そばに職員のおじさんが二人いて、子供連れの親御さんたちに「写真撮影しましょうか」などと声をかけていた。


 最寄り駅の西新駅から総合図書館がある辺りまでの道は長谷川町子がここら辺でサザエさんを執筆していたことにちなんで、サザエさんロードと名づけられている。故にサザエさんのキャラがいるのは理解できなくもないのだが、マスオ単独という状況がなんとも不可解だった。
 マスオの存在に周囲の子どもたちはテンションが上がっていたものの、そこまで好きでもないからか触れ合おうとはしていなかった。
 僕はとりあえずこの状況面白いなと思い、マスオの写真を撮った。

それを見ていた職員さんが「一緒に撮ってあげましょうか」と提案してくれた。僕はマスオと2ショットを撮る30代男性ってなんだよと思いながら「いや大丈夫です」と断った。その後、帰るときにもう一度ホールを通るとサザエもいた。どうやらフグ田夫妻で来ていたらしい。昼はサザエ不在だっただけらしい。昼にマスオと会って以来、ずっと「マスオってそんなに人気キャラなのかな。人気や登場頻度だとサザエ、カツオの次くらいの認識だけど間違ってるのかな」とずっとマスオのことを考えていたのでなんか安心した。


今考えると、どうせ誰も観ていないのだからツーショットを撮ってもらえばよかった。次に会ったら、ミッキーに会ったJKくらいのテンションで写真を撮ってもらおうと思う。とてつもなく不気味でいい写真になるはずだ。


#日記 #過去を書く日記 #フグ田マスオ #グリーティング

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