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ラズベリービネガーを使ったらピンクマヨネーズができると思った
どうもMr_noiseです。
年末に焼きガキをする際に、ラズベリービネガーを買ったのですが、その後とくに使い道もなく持て余していました。たまに三ツ矢サイダーに混ぜて飲むくらい。しかもとくに美味しいって程でもなく、別にファンタでいいなってくらいの味。酢だから腐らないとは思うけど、なんか使う方法ないかなと考え、思いついたのがマヨネーズでした。
半分以上余ってる。
濃いピンク色をしてるから、これでマヨネーズを作ったらパステルピンクで甘酸っぱいフルーティーなものができるのではと考えたわけです。みんな大好きだしね、マヨネーズ。マヨネーズ界に革命を起こせるかもしれん。
材料は完全にネットの普通のマヨネーズのレシピを参考に、卵黄2個、塩小さじ1、油1カップ、ラズベリービネガー大さじ2としました。油はサラダ油と書いてあったのですが、ピュアオリーブオイルの方がおしゃれじゃないかと考え、そっちを使いました。
油以外を全部混ぜたらこんな感じに。大さじ2だけなのに、すごいラズベリービネガーの臭いがします。これが本当にマヨネーズになるのか。
ここから油を少しずつ加えて、ひたすら混ぜる。
だんだん乳化してそれっぽくモチャっとした感じでまとまってきました。
でも色は薄いオレンジ。まあよく考えたら、濃いめのピンク+薄黄色だからそりゃオレンジになるわな。この時点でピンクマヨネーズにはならなかったけど、まあ問題は味よ。
完成形がこちら。画像だと薄いベージュですが、実物はもうちょいオレンジに見えます。乳化は完全に成功し、見た目は市販されているのと同じくらいのマヨネーズにはなってる。
きゅうりをつけて、一口。うっ…。
トマトでも一口。うっ…。これはまずい。おいしくない。なんだこれ?最初はたしかにマヨネーズなんだけど、血とか鉄っぽい風味がある。鉄製の器具使ったからかなとも思ったけど、これたぶんラズベリービネガーの後味だ。酢としての酸味の強さと果実の甘酸っぱさの中にあるアクの部分が悪い風に出てて、油と卵に全然合ってない。たぶん、ピュアオリーブオイルをつかったのも完全に邪魔してる。最初に感じるマヨの味にも若干すっきりしない風味があるのはたぶんオリーブのせいだ。
それでもラズベリービネガーは牡蠣相手ならクセを打ち消して美味しく食べれたから海鮮なら合うかもしれないと思い、これもあらかじめ買っておきました。
茹でエビです。南米からお越しのパナメイエビさんです。
一口つけて食べる。付けて食うとエビの風味が強いから、後味の悪さはトマトと胡瓜ほど強く感じないけど、マヨネーズとしての個性もない。進んでつけたいと思うほど、美味しくはない。市販品のマヨネーズの方が絶対美味しい。試しにつけずに食べたらあきらかにこっちの方がおいしかったです。というかパナメイエビ、味も触感もかなり美味しい。ピンクマヨネーズは完全に失敗だ。食えば食うほどおいしくない。
結論
ラズベリービネガーでマヨネーズを作ると血とか鉄を想起する味になる。
色はピンクではなく、薄いオレンジ色になる。
マヨネーズにはサラダ油。
パナメイエビは美味しい。
素人が料理に冒険を求めるとひどいことになる。以上。
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