見出し画像

過去を書く日記を始めようと思う。

(中学一年だから2000年くらいの春)
 「日記とは元来、過去にあったことを思い返して書くものであって、別に今日とか昨日とかのことを書くと決まったものではないです」
 そんなことを中学校の古文の教師が言ったとき、僕は小学校の夏休みの絵日記を毎日まじめに書いていたのは何だったんだと思った。

 まあ、たぶんこんな風に日記を書く。僕の人生に面白おかしいポイントはなく、今も失敗を引きずったまま堕落していっているが、僕の三十一年くらいの人生の一瞬を切り抜けばなんかしら意味を取り出すことに成功するかもしれない。

 とあるとき、大学の先輩が卒業後に「文を書きたいと思わなくなった。発表したいと思わない。書くことがない」と言っていたとき、僕はたいへんショックを受けた。僕より文章も論理だても上手なのになんでなんだと不思議がった。しかし、今現在の僕は書くことがない。世のSNSやブログは幸せめいて華やいでいて人の役に立つようなことを書いている。僕は幸せでもなければ失敗もし続けているためそんな風なことは書けないからだ。だから過去を書く日記を始める。動機なんてそんなもんだ。

過去日記ルールを決める。
① 個人名を出さない(僕は付き合いが悪いため、許可が取れないので出せない)
② なるべく日記の年月日を書く(わからないものはざっくり示す)
③ なるべく絵を添える(文の練習と絵の練習を兼ねる)
④ 飽きたら終わる(継続なんて力じゃない。それは惰性だ)
⑤ 時系列は順不同(幼少期にそんな書くことない)


 予防線もたくさん張ったし、もう書くことがないかな。
これで文章を書く習慣を取り戻せたらいいなと思う。

ハッシュタグっておっさんにはなんかよくわからない。これでいいのかな。

#日記 #過去を書く日記 #夏休みの友 #字が汚い  


サポートしていただいた場合、たぶんその金額をそのまま経費として使った記事を書くと思います。