ポケモンGOの「浮かれたケムッソは進化できない」という教訓めいた仕様がただただ悲しい
どうもポケモンGOプレイヤーのMr_noiseです。
2020年1月3日よりポケモンGOでは新年を祝うイベントのとして、2kmタマゴから「とんがり帽子を被ったケムッソ」が生まれるようになった。
ケムッソと言えば、進化先が2種あるポケモン。
ポケモンGOでケムッソがカラサリスかマユルドのどちらに進化するかは完全ランダム。ケムッソの進化先のとんがり帽子姿を拝むにはたくさん2kmタマゴを孵化して、とんがり帽子のケムッソをたくさん手に入れる必要がある。ケムッソがそんなに人気あるポケモンには正直思えないけど、なかなか面白いポケモンに着目したなナイアンティック(ポケモンGO運営会社)と思っていた。
さっそくとんがり帽子のケムッソが生まれたので進化させようとしたところ、進化ボタンがない。
あれ?と思い、普通のケムッソを確認したところ、普通のには進化ボタンはある。
どうやらこのケムッソというポケモン、とんがり帽子を被ったことによって進化できなくなったらしい。
新年になって、ちょっと浮かれてとんがり帽子を被っただけで進化できなくなるとは……。浪人も留年も経験している僕としては、この受験と大学内の試験が始まるこの時期に「浮かれてて進化できなくなる」というケムッソの境遇に昔の自分を重ねて見てしまいます。桜を見て、ああまた僕は同じ一年を繰り返すのかと思っていた日々の辛さがよみがえる。
悲しい、悲しいよケムッソ。 お前、ちょっと浮かれなければ進化できたんだよ……。
ちなみに人気者のピカチュウは少し浮かれてとんがり帽子を被ったところで、ちゃんと進化はできます。また現在のイベント中は「とんがり帽子を被ったラッタ」と「とんがり帽子を被ったソーナンス」がレイドで登場します。この二種はどちらも進化後のポケモン。
「とんがり帽子を被って浮かれるならそれに伴った人気・実力があるか、進化してからにせよ」というメッセージなのでしょうか。世間は厳しいよ、ケムッソ。
ただ本来進化できるはずだが特別な姿になったため進化できないポケモンはケムッソ以前にも存在します。上記画像のハロウィンで他のポケモンのコスプレをしたピカチュウやゼニガメなど。あとはワンピースコラボでルフィの麦わら帽子を被ったピカチュウも進化はできません、
ただそれらの特別感のある格好をしたポケモンと比べると、ケムッソは「よくある帽子を被っただけ感」が否めません。本来は進化して飛べたはずなのによ、ケムッソ。
実際には「ちょっと浮かれた毛虫は一生地面で這いつくばってろ」みたいなメッセージをナイアンティックが込めているはずもなく、ただケムッソをケムッソとして愛してやってくれということなのでしょう。実際、進化できないケムッソはバトルでもレイドでもジム置きでも役に立たず、プレイヤーに出来ることは本当にケムッソを愛でることくらいです。ケムッソ可愛いね、ケムッソ。
ここまで後ろ向きに「とんがり帽子を被って進化できなくなったケムッソ」を見てきたが、反対に捉えることも可能だ。ケムッソは新年に浮かれて進化できなくなったのではない。ケムッソは自分が進化できなくなるくらい力を振り絞って新年を祝っているのだと。
ケムッソは自身の行動によって「俺の分まで新年を楽しめ!はばたけ!飛躍しろ!」と伝えているのだと。
そう考えると最近の言葉でこう言って〆たくなりますね。
進化できないケムッソ、めちゃくちゃエモい。
雑におわり