vol.2【えりあし/aiko の歌詞考察】”ぶったりしてごめんね”
こんにちは。
本日は、【えりあし/aiko】について、考察をしていきます。一言でいえば、「女性の過去恋愛に対する未練」を歌った一曲です。
・aikoの恋愛節に浸りたい人
・恋愛を振り返りたい人
・恋愛に対する本心を覗きたい人
にぜひ見てほしい考察となっています。
aikoの恋愛節がさく裂。至極のバラードソング
えりあしは2003年に発売されたaikoのバラード曲。
aikoの恋愛節がさく裂した歌詞と、ピアノをベースとしたスローバラードな曲調が合わさって、至極のバラード曲となっています。
歌詞の中に、aikoならではの表現が混ざっており、そのあたりを中心に女性心を考察していきます。
1番/ぶったりしてごめんね 愛しくて仕方なかった
まずは注目したいのは、冒頭のフレーズ
ぶったりしてごめんね
愛しくて仕方なかった
ねぇ 泣き真似してごめんね
困った顔が見たくて
多くの人はぶたないでしょう、けどaikoはぶってしまう。
なんとなくイメージができてしまうのが怖いところ。
歌詞一つとっても気持ちが強いタイプの女性ですし。
思わず手が出てしまうほど、感情的になってしまったんですね。
きっと気持ちが伝わらないことへの苛立ちだったり
もどかしさ故だったのでしょう。
あなたの背中が遠ざかり
最後に気付く儚き愚か者
彼は、その想いを受け止めきれなかったんでしょう。
不器用な彼女を愛し抜けなかったということでしょう。
その様子に気づくのは、悲しくも気持ちが離れ始めたそのころから。
季節に逆らい想い続けて
今もあなたを好きなままよ
女性の執着心は、すごいですね。
季節をまたいでもなお、冷めない恋心。
相手の気持ちがないことを知りながらも
思い続けることができるってすごいですよね。
2番/あのね こんなあたしでも
1番の歌詞に呼応するように、現れる2番の歌詞。
真っすぐな優しさに
胸が痛いと言った
感情が高ぶると、豹変することに驚いたことでしょう。
それでも、無下にしなかった。彼女の思いを受け止めようとした。
そのやさしさに胸が痛かったのです。
本当はもう少し怒ってほしかったのでしょう。
輝くあなたの希望に
息は苦しくなった
彼にどんどん置いていかれるような、そんな想いなのでしょう。
彼サイドに立ってみたら、どうしたらいいのか、頭を悩ますでしょうね。
あのね こんなあたしでもこれからは
変わらない想いだけを抱きしめて
いつか追いつけるようにと健気な想いが綴られています。
この後のラストサビでもその気持ちが語られていますね。
大サビ/5年後あなたを見つけたら
5年後あなたを見つけたら
背筋を伸ばして声を掛けるね
いつか、あなたに似合う私になる、そんな気持ちが伺えますね。
それだけ彼のことを尊敬していたし、好きだったのでしょう。
終わりに/追いかける恋の一部始終
いかがでしたでしょうか。aiko節がさく裂した一曲を紹介しました。
女性側としては辛い恋ですね。付き合っているのに、どこか釣り合わないことを感じてしまう。劣等感が、気持ちの高ぶりを更に加速させてしまう。心配だったり、嫉妬だったり。
aikoには、他にもたくさんの恋愛の名曲がありますので、あらためて紹介させていただきます。
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