vol.11【くだらないの中に/星野源 の歌詞考察】”時代のものじゃなくて あなたのものになりたいんだ ”
こんにちは。
本日は、【くだらないの中に/星野源】について、考察をします。
星野源さんと言えば、先日新垣結衣さんと結婚を発表し、逃げ恥婚としてトップニュースを飾った旬の人。
そんな星野源さんの「恋愛ソング」がこの曲となっています。星野源さん独特の表現がたくさんありますので、そのあたりも注目してください
・今まさに恋愛をしている人
・今の恋愛にマンネリ化してしまった人
にぜひ読んでほしい、考察になっています。
「愛してる」を使わない至極のバラード
この曲の素敵な点は、「愛してる」というワードを使わずに愛を歌っている点です。日常に潜む ささいな出来事だけど、そこにある愛のカタチをしっかりと言葉に落とし込まれています。
同じくラブソングを歌った名曲 "くせのうた" も必聴です
1番/くさいなあって ふざけあったり
なんでもない時間に、ふざけあえることって特別ですよね。
恋愛関係にない男女も、付き合いたてでも難しいやりとりですね。
一歩間違えると、事故になるような。
その意味で、日常に、一緒にいることができることも特別ですし
その時間にふざけあうことができることが、特別なのです。
そして愛があるからこそ、二人は笑いあえるのです。
愛がないと、その時間も無意味になものになりますからね。
2番/首筋の匂いがパンのよう
1番と同様に、日常に潜む愛を歌っています。
”首筋がパンの匂い”って表現が本当にすごい。
これは、きっと首筋の匂いを知ることができる距離感に
2人の愛を感じるべきなのだと感じました。
ちょっとじゃれるように、首筋の匂いを嗅ぐ様子が浮かびますね。
恋というよりも、少し落ち着いた愛を感じます。
大サビ/僕は時代のものじゃなくてあなたのものになりたいんだ
唐突ですが、先日”花束みたいな恋をした”の映画をみました。
その中で、菅田将暉さん演じる麦くんが徐々に社会に染まっていく姿が描かれていました。ふとそんなことを思い出すフレーズでした。
誰しもが、普通に生きる中で、いつのまにか
時代の流れに飲み込まれてしまう。
だけど、そうじゃなくて、あなたにとってよければ、
それがいい、という考え方がなんともエモいですね。
終わりに/ 日常こそ、愛が溢れる
よく恋と愛の違いについて、目にします。
恋は、落ちるもの。愛は、育むもの。みたいな。
この歌詞を読んでいて、
恋は、特別。愛は、日常。
なんてことを思いました。
だからこそ、愛は難しいのです。
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