【折りたたみスマホって、どうなの?】Galaxy Z Flip 4 レビュー
今回は私が3ヶ月ほどメイン運用をしたZ Flip 4をレビューしていきます。自身にとっては人生初の折りたたみスマホなので、主に折りたたみスマホのレビューと思ってこちらを見ていただけると幸いです。個人的にはけっこう満足できる端末でした。
Z Flip 4とは
Z Flip 4はSAMSUNG社の縦折り型スマホで、2024/08/03現在、Flip 6が発表されているので2世代前の型落ち機種となっています。詳細スペックは公式サイトでご覧ください。
良かったところ
コンパクトになる
畳むことが出来るので、小さめのポケットにも入れることができます。体積は変わりませんが、縦の長さが一般的なスマホと比べてだいたい半分になります。座ったときにズボンの中のスマホが引っかかるような人には嬉しいですね。
畳んだら衝撃も怖くない?
サブディスプレイ以外は畳んだあとは画面ではなくなるので、一般的なスマホに比べて安心感が増します。画面を下にして落とすことが怖い人にはおすすめできる要素となりますが、使用するときは開いているときなので本末転倒…?
開いた際の情報量が多い
開いたあとは画面比率が22:9になるので、一般的に縦長とされているXperiaの各種上位モデル(21:9)よりも更に縦が長くなります。SNS等の閲覧は非常に便利です。にゃんこ大戦争では戦闘画面がかなり広くなりました。
サブディスプレイを活用できる
前世代のFlip 3から導入されたサブディスプレイで、通知の閲覧や録音、時計の各種機能、カレンダー、再生中の音楽を確認できます。
メインディスプレイの5分の1程度の大きさです。
ちなみにFlip 5からはメインディスプレイの半分の大きさに拡張されています。
メインカメラを自撮りに使うことができる
前述のサブディスプレイの続きとはなりますが、カメラ画面のプレビューを映すことができます。より強い方のカメラで自撮りすることができます。
L字型の状態で、できることが増える
具体的に何ができるのかというと、机の上に置いたときにスタンド代わりに折り曲げて、動画を見やすい傾きで見ることができます。ただし、画面が小さくなります。
あとは、ビデオカメラみたいな持ち方で撮影することができます。
ほかにもいろいろな事ができると思いますが、折り曲げたままでのSNSは情報量が半分になってしまい非常に不便です。
他、折りたたみとは関係ない部分での便利さ
電源ボタンの指紋認証が爆速
無線充電対応
OneUIの完成度が非常に高い
モード、ルーチンが便利(折りたたみ関連の設定もある)
悪かったところ
画面を開いているときは心配になる
画面を閉じているときは心配にならないと書きましたが、逆に開いた際はヒンジ部分や柔らかいディスプレイに怖さを感じます。
爪を立てて少し押すともう傷がついてしまいます。
私は中古でFlip 4を手に入れたのですが、目立つ傷こそないものの細かい傷が多い状態でした。
一度メイン画面を下にして道路に落としたことがありますが、その時には大した傷はつきませんでした(多分)。
でも精神的に割と心配にはなります。
畳む、開くという手間
スマホを使用しないときは畳んで、使うときは開きます。この手間が一般的なスマホには無い特徴となっています。
すぐにスマホの画面を確認したい際には不便です。
自分は画面を開くというステップに慣れましたが、他人のレビューを見てみると、画面を畳むことが面倒で折り畳まずにポケットにしまってしまう、という方もいました。
折りたたんだ状態でも通知が分かる、のは魅力であると思ってしまいがちですが、そもそも普通のスマホはメイン画面が勝手に点灯してくれます。
画面上の折りたたむ境目が気になる
これは次の世代が出るにつれ改善している問題ですが、Flip 4は折りたたまれる部分が明らかに凹んでいて、画面全体で動画や写真を観るときなどは少し気になります。
開閉で音量ボタンの上下が逆になる
これは好みが分かれるところではあると思いますが、開いているときと閉じているときで音量ボタンの大小が逆になります。
個人的には慣れるまで時間を要しました。
これは音量ボタンが上半分側にあるのが厄介になる原因で、折りたたむと上半分が逆さになるので、どういう挙動をするのか分かりづらいのです。
望遠カメラがない
これは折りたたみとは関係ない話題ですが…
Flip 4のメインカメラは広角と超広角の二眼で、ズーム倍率は最小0.5倍、最大10倍です。(端末をコンパクトにするためにカメラ性能を削ったとも考えられる?)
個人的にはあまり写真も動画も撮らずカメラには疎いのですが、望遠カメラがないことはちょっと厄介です。
実際に私が不便に感じた場面は、大学の講義中遠くの席に座っていて文字が読めなかったとき、スマホを構えてもあまり読みやすくならなかったこと。
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