見出し画像

ムーンカーフ 作品展示会『途方に暮れる星』に向けて

ご無沙汰しております。
皆様のヴェルタースオリジナルになりたい、久間健裕です。

僕は今まで、演劇、コント、漫才、落語、ひとり芝居など、舞台という枠組みで様々な事に挑戦してきましたが、今回はその枠組みすら飛び越えて新たな試みに踏み切ろうとしております。それは「個展」です。

久間健裕、今度は個展をやります。

ムーンカーフ 作品展示会
『途方に暮れる星』
日程:2023年2月24日(金) 〜 26日(日)
時間:金 13:00〜18:00 / 土・日 11:00〜18:00
会場:SOFTOFFICE (〒155-0032 東京都世田谷区代沢5-28-12 藤田ビルB2)
   井の頭線・小田急線「下北沢駅」から徒歩5分
料金:無料

こちら、演劇やコントの公演を「個展」と小洒落た言い回しにして悦に浸っているわけではありません。本当の、世間一般で浸透している方の個展です。個人展覧会の略です。美術館やギャラリーなどでやってるアレですね。

「いや、俳優が個展って何やるの?」
そう思われる方が殆どだと思います。僕も他人がやってたら同じことを思う気がします。

実は僕、数年前からムーンカーフという名義でチマチマとコラージュアートを作っていまして、今回はそのコラージュアートの展示会になります。

そもそもは趣味で始めた気楽な創作活動でしたが、周りからちょっとずつ褒めて貰えるようになり、作品数も増え、最終的に知り合い数名から背中を押された事によって「よっしゃ、やってみっか!」と会場を押さえたのが、今回の個展を開催するに至った経緯です。

因みに、《collage étude》と名付けたデジタルコラージュの習作はムーンカーフのInstagramにあげておりますので、そちらも宜しければ是非ご覧ください。

今回の個展では、実際に紙を切り貼りして作ったアナログコラージュ作品を展示します。
ウェブ上で見れるものの殆どは、アプリなどで作ったデジタルコラージュです。現物はありません。ただ個展ではやっぱり実際にその目で見て楽しんでもらいたいので、デジタルで作ったものもアナログで作り直しました。手作りならではの、画面越しでは伝わりきらない面白さを体感して頂ければと思っています。

また、作品以外にも面白い企画を幾つか用意しています。これは実際に足を運んでくれた方のみが楽しめるものになると思います。


四の五の色々書いておりますが、僕がこの文章で伝えたいのは一つだけです。

「見に来てください、マジで」
これです。これに尽きます。

下北沢の、一見すると民家の、一般常識のある人なら絶対立ち入らないような階段を登った先にある小さなスペースで個展をやります。演劇の公演と違って「この時間に開演して終わるまでは入れない」なんてことはありません。そもそも座席がありませんし、チケットも予約フォームもないです。誰でもいつでもタダで見れます。だからこそ、誰も来ない可能性も秘めているのです。めっちゃ不安です。人件費削減のために、僕は毎日会場に在廊しています。下手するとワンルームの部屋でただただコラージュを作るかぼーっと虚空を見つめるだけの三日間になります。3分だけでもいいです。ふらりと立ち寄ってくださいませんか。

若者の街・下北沢には美味しいご飯屋さんが沢山あります。ギャラリーの近くには「THE PIZZA」というピザ屋さんがあったり「旧ヤム邸 シモキタ荘」という人気のカレー屋さんがあります。餃子の王将やココイチなんかもありますね。最近ではミカン下北という新たな施設も出来ました。古着屋さんも乱立しております。下北探索ルートの中継地点のひとつに組み込んではもらえませんか?

そして、やはり下北沢といえば演劇の街。同じ週には本多劇場でMrs.fictions、ザ・スズナリではナイロン100℃、そのほか人気劇団がこぞって公演しております。特にMrs.fictionsの『15 Minutes Made』はオススメです。
開演前、終演後、観劇ハシゴの合間時間の暇つぶしにぜひご活用くださいませ。

何卒、よろしくお願いします。


サポートされればほぼ間違いなく喜ぶ男です。