終の棲家への道すがらに『わが生涯に一片の悔いもない夢物語:序章

昔から諦めの悪い性格で面白いと思った本はボロボロになって本の形を保てなくなるまで何度も読んだ。

小学生低学年から始まった教育上よくない一種の性癖は職員室でも問題になったようで、

とうとうと図書室にカギを掛けられ締め出された。

もう授業をサボって忍び込めなくなった。

そのころの私の密かな夢想、自負。

最後には図書室の蔵書の7割、8割は読破した。と確信していた






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