弱者男性の定義について

私は、よくネット上で「そもそも弱者男性の定義って何?」とか「非モテってだけで弱者男性って言うな!」等の意見を度々目にすることがあるので、私なりに弱者男性の定義を考察してみました。

私が思う弱者の定義とは

まず性別にとらわれず弱者の定義について考えたみた結果、

  • 低所得者である人

  • パートナー等から支援を受ける事が出来ない人

以上の2つの要素を兼ね備えた人が弱者となるのではないかと思いました。
なぜ私がこの2つの要素が弱者であると思ったのかをそれぞれ解説していきます。

低所得者である人

これに関してはほとんどの人が思い浮かぶ要素ではないかと思います。
具体的な言葉で表すと、いわゆる「ワーキングプア」の人達からが弱者(低所得者)に当たると思います。
中には本当の弱者は「ホームレス」とかで「ワーキングプア」は弱者の定義には当てはまらないと言う人もいるのですが、やはり食費等を削って生活しており、健康面でも厳しい状況であると思うので、「ワーキングプア」も弱者に当てはまるのではないかと思いました。

パートナー等からの支援を受ける事が出来ない人

この要素に関しては、意見が分かれるのではないかと思うのですが以下の理由から私は弱者であると思いました。
例えば、本人は低所得者であってもパートナーに恵まれて生活の支援を受けることが出来る場合、日常生活を何不自由無く送ることが出来るので、このパターンであれば弱者とは言わないのではないかと思いました。
なので私は、パートナー等からの支援を受けることが出来るかどうかについても弱者の定義において非常に重要な要素の一つだと思いました。

なぜ弱者「男性」なのか

もちろん以上の2つの要素を兼ね備えているのであれば、女性であっても弱者であると思います。
それではなぜ弱者「男性」と性別を限定して呼ばれるようになったのか考えてみた結果、低所得者の男性と女性ではパートナーに巡り合える難易度に大きな差があると思ったからです。
次のグラフを見ていただけますと、男性の場合は年収と未婚率が明確に反比例の関係になっていることが分かると思います。

引用元:東洋経済オンラインHPより https://toyokeizai.net/articles/-/235973

逆に女性に関しては、低所得者であってもパートナーに巡り合える可能性が高く、生活の支援を受けることが出来る人が多いので、そういった点から男性と違い、私の定義した弱者から外れる人が多いのではないかと思います。

また公的に支援に関しても女性に対する支援が多くあるのですが、逆に男性に対する支援がほとんど無いことも要因の一つではないかと考えられます。

余談になりますが、冒頭に記載した「非モテってだけで弱者男性って言うな!」って意見がありましたが、以上の理由で考えると男性に関しては「低所得者=非モテ」という事が成立するので、そこまでズレた意見では無い感じもしました。
もちろん低所得者の男性であっても容姿に恵まれている人などは、パートナーにも巡り合えるのですが、逆に言えばそのような要素が無い限りパートナーに巡り合えないともいえると思います。

まとめ

最後にもう一度「弱者男性の定義」についておさらいしますと

  • 低所得者である人

  • パートナー等から支援を受ける事が出来ない人

の2つの要素を兼ね備えた人が弱者男性に当たるのではないかと思います。

今後は、「弱者男性に支援が行き届くようになるにはどうすれば良いのか?」「弱者男性に必要な支援が何になるのか」等を考察していこうと思います。
次の記事は、時間があるときに書くので、いつになるかまだ分からないのですが、出来る限り早く書きますのでよろしくお願いします。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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