今日は日本酒の話🍶思い出の久保田 千寿
日本酒の話、と書きましたが、日本酒について詳しく書くわけではありません。
単純に僕の日本酒に関する思い出話です。
僕は学生時代グレフルサワーばかり飲んでいたと以前書きましたが、それには深い理由があります。
学生時代はとにかく安い酒をひたすら飲む、というのはよくある話だと思います。
僕も御多分にもれず、学生時代の新歓や追いコンではひたすら飲まされました。
そんな中で各お酒で潰された思い出があります。
ビールでも潰されましたし、焼酎水割りでも潰されました。
そして、忘れもしないのが日本酒の熱燗です。
大学3年の冬休み直前の年末、同期と飲んでいる際に友人が「地元の商店街で貰ったんだ」と意気揚々と出したのが日本酒の升でした。
アホな学生だったので、普段使わないものを使おうとして、始まったのが升で熱燗一気という地獄絵図でした。
そして、その地獄から逃れることはできず、安酒の熱燗をいっきした僕はそのままご臨終しました笑(良い子は真似しないでくださいね)
今でも、電車の中で吐いてしまったあの日の悪夢と、乗客の白い目は忘れられません笑
と、まあなにが言いたいかというと、とにかく各お酒で潰されまくったので、そのトラウマからグレフルサワーくらいしか落ち着いて飲めなくなってしまったのです。
ビールはその後少しずつリハビリできましたが、他のお酒は本当に無理でした。
特に日本酒はトラウマがあったので匂いを嗅ぐことすら抵抗がありました。
しかし、そんな僕の日本酒のイメージを変えてくれたのが久保田の千寿です。
久保田千寿を飲んだ時の感動は、まさにパラダイムシフト的感覚でした!
そもそも日本酒を飲めたこと自体が自分の中で衝撃でしたが、しかも日本酒を美味いと思えたのには本当に驚きでした!
そこで初めて察しました。
日本酒自体が悪いのでない、安い日本酒が悪いのだと…
それからはある程度いい日本酒(値段的に)に限って飲めるようになりました。
個人的な感覚では四合瓶で1,000円以上する日本酒は飲みやすい印象です。
というわけで、久保田千寿は僕にとって特別な日本酒なのです。
そんなことを書いていたら久々に飲みたくなってきました。
※表紙の写真は朝日酒造HPより