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【自由研究】水素が作れたら…次は水素から電気を取り出そう

前回、水素を作る実験を紹介しました。

今回は、作った水素が「本当に水素か」確かめる方法として、水素から電気を取り出す方法を紹介します。

水素は無色透明の気体で、見た目は空気と変わりません。そのため、実際に水素を作っても、ただの空気と区別がつきません。

水素は、酸素とくっついて水になりたがる性質があります。そして水になるときに電気を発生します。このとくちょうを利用して、水素が水に戻るときの電気を見ます。

用意するもの

新たに買うもの

・発光ダイオード
アマゾンなどで売っていますし、電気屋さんでも売っていると思います。私はアマゾンで下の商品を買いました。

商品を選ぶときは、電圧が1.9~2.2Vのものを選びましょう。これ以上の電圧のものだと、水素の電気に合わず、うまくいかないかもしれません。

その他用意するもの

・つまようじ(家庭にあるもので)
・セロハンテープ(家庭にあるもので)

やり方

前回の記事の続きになります。

①まず、Micro-USBケーブルがついた鉛筆の芯を、セロハンテープでつまようじとまとめます。
つまようじは2本の鉛筆の芯の間にはさみます。

セロハンテープは2か所はると安定します

②電源アダプターをコンセントにつないで、水素を作り始めます。そのまま2~3分作り続けます。

③電源アダプターをコンセントから抜きます。

④発光ダイオードを用意します。発光ダイオードは2本の足が付いていて、足の長さが違います。長いほうがプラス、短いほうがマイナスです。

右が長いほうでプラス、左が短いほうでマイナス

⑤発光ダイオードと鉛筆の芯をくっつけます。
鉛筆の芯は、透明または赤いケーブルとつながっているほうがプラス、黒いケーブルとつながっているほうがマイナスです。
くっつけるときは、おたがいのプラス、マイナスを合わせます。

⑥発光ダイオードが光ります。
光っている時間は、1~3秒ていどですので、見逃さないようにしましょう。

発光ダイオードが光るのは、水素が水に戻るときの電気を取り出したためです。これで、鉛筆の芯からポコポコ出てきた泡は、水素だったということがわかりました。

以上、水素から電気を取り出す実験でした。ぜひやってみてください。

ミスター水素


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