【意外!】水素に火をつけても、燃えなかった話
水素は無色透明の気体で、見ただけでは水素とはわかりません。
水素を確かめる有名な方法に、「火をつける」があります。
そこで、先日自作した水素発生器で水素を作り、ライターで火をつけてみたところ…意外にも燃えませんでした。
学校の理科では、水素に火を近づけると「ぼん」と音がして燃える、と教わりました。しかし実際に試してみると、何の音も出ませんでした。
調べてみると、水素が燃えるには、ある程度の量が必要だと分かりました。
それは、空気中に4~75%で水素が存在したとき、燃えるというのです。
空気中には酸素が20%程度ありますから、それよりは少ない量です。
水素発生器から出ている量をざっくり計算しました。すると、空気中の濃度に換算して、だいたい0.03%となりました。つまり、発火に必要な4%にはまったく届いていないことが分かりました。
水素には燃えるイメージがありますが、少ない量ではまったく燃えないということが分かりました。
以上、ありがとうございました。
ミスター水素
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