【論争】Mr.Childrenはいつ、深海から抜け出したのか?
こんにちは!今回はミスチルファンにとって永遠の論争である、「深海の脱出点」について記していこうと思います!今回はかなり長くなると思いますので、暇な時にちょっとずつ見てください笑笑
1.深海とは?
※前知識的なお話です。コアなファンの方は飛ばしてください。
Mr.Childrenは1994年に「CROSS ROAD」で初のミリオンセールを記録したことで、世間からたくさんの注目を浴びます。同年には「inocent world」、「Tomorrow Never Knows」などをリリースし、日本の音楽史に残るようなメガヒットを記録します。
背景には、「ミスチルまじ半端ねぇ!」「ミスチル買っとけば間違いねぇ!」という金欠学生が手を伸ばす先はミスチルでした。同時社会人のみなさんもミスチルを買えばハズレはない、そういうある種社会現象になったのが、「ミスチル現象」というものです。
そんな桜井さん、昔はめちゃめちゃ売れたがってました。その魂胆にあるのは「死んだとしても、自分らの音楽をみんなに残したい。その為にはまず売れなければならない。」という夢のようなものです。
メジャーデビューしてたった2年で国民的バンドになったMr.Children基い桜井和寿。夢が叶ったと思いきや、そこにあったのは理想とかけ離れた景色でした。黄色い歓声、リア恋勢の激増、アイドルのような存在になったり…彼の思っていたものとは程遠くなり、「虚無感」から病んでしまいます。
そんな病み期から生まれたのが1996年、「深海」というわけです。暗すぎる曲調、皮肉すぎる歌詞、死んだような目つき。今までのミスチルとはイメージが変わりすぎて、「ミスチルの踏み絵」とまで言われるほどの問題作となりました。
2.脱出ポイント「深海」
ここで言う深海とは、アルバム最後の曲を指します。
「連れてってくれないか 連れ戻してくれないか 僕も」シーラカンスに向かって放つ詩です。
(陸に)連れ戻してくと言っているのか、それとも深海に連れ戻してくれなのか…また、アウトロでブクブクと水の音がします。これが浮上する音なのか、沈んでいく音なのか、みなさんはどちら派ですか?
3.脱出ポイント「Q」
Qは2000年にリリースされたアルバム。
ここで言われているのは、「潜水服を着用している」という点です。またこの時期の桜井さんは、病んでた時では考えられない笑顔をしていたりと、メンタル的には回復しているのではないかと思われます。
4.脱出ポイント「HOME」
「HOMEは最高傑作!」とファン人気の高いアルバムですが、名の通り暖かいアルバムになっています。深海と比較しても180度違ったサウンドになっていますし、今みたいなニコニコ桜井さんが完成されているような印象です。
どれも良い説ですが、私はここで新たなる仮説をみなさんに提示したいと思います。
5.脱出ポイント「I」
「I」とは2010年リリースのアルバム「SENSE」に収録されたオープニングナンバーです。
自分がこの曲に目をつけたのが歌詞とタイトルです。
まず歌詞に感じたのが、「あ、これ深海の桜井さんそのまんまじゃね?」ってとこです。
特に表れてるなって言うところは、「挙句には死にたいとか言い出すんでしょ!?」です。
当時の桜井さんは事あるごとに「死にたい」とぼやいたり思ったりしていました。
また「I」というタイトルは自分の「I」、愛を求める「I」など、そのどれもが当たりだと思いますが
深海(SINKAI)から「い」(I)を抜くと「進化」になるのです。またそれを裏付けるかのように、「Prelude」があります。Preludeのコンセプトは今までのミスチルは前奏曲ですよと言うところにあります。言わば、Preludeも進化を表しているのです。
6.まとめ
かなりこじつけだったり、無理矢理感ある考察かとおもいますが、ファンの皆さんはどうお考えでしょうか?もしよかったらコメントください!