【メンタル】梅雨うつの乗り切り方
こんにちは、アルコール依存症のななにいにです。
今回は梅雨うつの乗り切り方をご紹介したいと思います。
私自身ここ一週間くらいかなり気圧の変化でしんどかったのですが、これから紹介する方法で乗り切ることができました。
ヒントは梅雨うつを「克服する」ではなく「乗り切る」ということです。やりすごすと言い換えてみてもいいかもしれません。
①梅雨うつと戦うのはあきらめる
梅雨うつは気圧の変化やどんよりした天気の影響で引き起こされます。戦って勝つことはあきらめてください。戦うとさらにうつがひどくなります。
無理して戦おうとすると、天気という自分の力を越えた大きな存在と戦うことになるので、こちらも自分を越えた大きな存在を使って武装しなければいけません。強力な武器は「ドラッグ」ということになります。ドラッグには手を出したくありませんよね、ちなみに気分を変化させるという意味ではアルコールも強烈なドラッグです。
とにかく梅雨うつの日に元気に過ごすということは諦めて下さい。6月の天気の前にはみんな無力なんです。ただ、こんな気圧の変化が激しいなかでも元気に戦える人も中には存在します。それは山登りで高山病になりにくい人がいるように、「まあそんなひともいるんだなあ」と流しておけばいいです。そういう人も、梅雨うつには強くても冬うつがあったり、気丈に見せかけているだけで聞いてみると実際は調子悪いって人も多いと思います。
くり返しますが戦うのはあきらめてください。
②調子が戻るまで消化試合を続ける
前項で気分と戦うのはあきらめてくださいと言いました。
その間の気の持ちようとしては、消化試合をするような感じで、テキトーに気楽に過ごしてください。
「早く気分良くなる日来ないかなー」「梅雨明けまであと一週間くらいかなー」「梅雨明けしたら海でも行くかー、それまでおやすみ」そんな感じでいいと思います。
サッカーでいえば1点差で勝っている後半アディショナルタイムで自陣でボールを回す代表戦みたいな感じです。別に無理して攻める必要がなく、ただただ試合が終わる時間稼ぎをしているってことです。
止まない雨はありません。いつかは梅雨も明けますし、体調がよくなる時も来ます。焦らずゆっくり梅雨が明けて体調が回復するのを待とうではありませんか。
③頑張れるときには頑張ろう、そして自然にまた倒れよう
頑張れるときに頑張るなとは言っていません。頑張れるときには、休んでいた分の遅れを少し取り戻すくらいの爪先立った感じで日常生活を頑張ってみましょう。
午前中だけはテレビを消して真剣に家事を行ってみたり、勉強を頑張ってみるのもいいかもしれません。
梅雨うつの期間は休むべきだと思うのですが、その弊害として、頑張らないことが習慣化してしまうことがあげられます。そのため、頑張る気力があるときには仕事や勉強を少し再開してみる方がいいです。車も長期間使っていないとさび付くので、どれだけレトロで価値があって観賞用としておいてある車であっても一年に何回かはエンジンを動かすものです。それで価値を保全していくのです。あなたの小さな頑張れるメンタルも小さいかもしれませんがしっかりメンテナンスを行っていきたいものです。
少しがんばったら休んでいいですからね。数日間お休みモードに入ってもいいと思います。頑張ったあなたは自分にご褒美をあげてもいいと思います。
梅雨が明けると夏が来ます。夏は夏で暑かったりクーラーで冷えたりして体調を崩しやすいものです。どんなときにも100%の力を発揮できる人はいませんし、そうそう100%の力を発揮しなければいけない場面というものはないように思います。
「今日も一日、気楽にやろう」
こんな心持ちで過ごしていけば、いつかは運が巡ってくるものと思います。