見出し画像

【入門編】マイニングとは?今更聞けない基礎をおさらい👍

こんにちわ、Appleです🍎
今回は仮想通貨を触れていると必ず耳にする【マイニング】について簡潔にご説明します。仮想通貨を始めたばかりの方や、恥ずかしくて人に聞けない方は、この機会に覚えてみて下さい🎶


1 マイニング

英語の「Mining=採掘」から派生していて、

ビットコインやイーサリアムなどの仮想通貨の取引承認に必要となる複雑な計算(コンピューター演算)作業に協力し、その成功報酬として新規に発行された仮想通貨を得ること

といわれています。要約すると、マイニングとは「仮想通貨を発行するために必要な作業」を指します。これを行うことで新規で発行された仮想通貨を獲得できます。

日本円で考えると、発行するのは「日本銀行(=国)」で社会に出ているお金の量を調整しています。国民が新しく発行されたお金を手に入れることはできません。
そんな中、日々多くの銀行取引が交わされ、その取引が非常に複雑になっていました。職員だけでは追い付かず、複雑な作業を代わりにやってもらうことを考えました。
代わりに作業をしてもらった報酬としてお金を支払うという方法で、新たに発行されるお金を国民が手に入れられるようになりました。この「作業をしてお金を得る」ことを【マイニング】といい、実際に【マイニング】を行っている方を「マイナー」と呼んでいます。

【マイニング】を行うこと自体が非常に複雑で、スペックの高いPCを持っている必要があります。最近ではマイニング専門に行うPCが作り出されている・専門業者が存在するため、個人でマイニングを行い通貨を獲得することは非常に困難といわれています。
やってみようと思った場合、どの通貨をマイニングするかによって変わってきます。


2 代表的なマイニング方法

マイニングには大きく分けて3つの方法があります。

①プールマイニング
自身が所有しているマイニングマシンを貸し、組織的にマイニングをする方法です。プールマイニングをする際には、自分のマイニングマシンを用意する必要がありますが、機器を借りられるサービスもあり、手軽にマイニングができます。現在はこの方法が主流になっています。

②ソロマイニング
自分一人でパソコンやスマホからマイニングする方法です。前述しましたが、高性能なPCが必要なため個人で行うことは非常に困難です。またPCが用意できたとしても、電気代や光熱費などの設備費用を考えると良い方法とはいえません。

③クラウドマイニング
マイニングを行っている企業に投資してマイニングの代行をしてもらう方法です。企業が用意したクラウド上で行うため誰でも気軽に始められますが、ポンジスキームの可能性や過去にハッキングされたこともあるためリスクは伴います。


3 PoW・PoS

暗号資産の取引を承認することを方式(マイニング方式)といいます。この方式にも種類がありますが、多くの暗号資産が採用している方式として、「PoW(プルーフ・オブ・ワーク)とPoS(プルーフ・オブ・ステイク)」があります。PoWとPoSがどのようなマイニング方式なのか順番に解説します。
【PoW】
暗号通貨のデータをハッキング等から守るために必要な「仕事量」であり、データの偽造を防ぐ認証作業をいいます。一般的な【マイニング】はPoWを指しています。PCの性能によって報酬が影響されやすい特徴があります。

【PoS】
仮想通貨の保有量に応じてマイニング作業の権利が与えられる仕組みで、多くの通貨が採用しているマイニング方式です。PoSを採用している仮想通貨のマイニングで報酬を得るためには、通貨をできるだけ多く長期間保有する必要があります。通貨の保有量や保有時間によって報酬が影響されやすいことが特徴です。


4 その他

マイニングを行う、投資する際に抑えておきたいポイントをいくつか説明します。

【デメリット】
いくつか考えられますが「必ず報酬が発生するとは限らない」ことが最もデメリットだと感じます。なぜならマイニングでは、最も早く計算して記録した方のみ獲得でき、他の方より少しでも遅かったら報酬が得られないからです。
報酬がもらえるかどうかは、使用しているPCのスペックにかかっていますが、専門事業者は数が多く、組織的に【マイニング】を行っています。個人では到底太刀打ちできないでしょう。そのため個人で行う場合は「草コイン」と呼ばれる通貨に対して行うと良いでしょう。

【草コイン】
時価総額や知名度が低い仮想通貨のことを指します。「草コイン」は価値が低く、購入してもまったく価値が上昇しないものも多くあります。ビットコインやイーサリアムと異なり、取引ユーザーの数が少なく、短期間で利益を得ようと投資する傾向が強いのが特徴です。
そのため【マイニング】を行う競争相手が少ないことが予想され、獲得した通貨も価値が上がれば【マイニング】を行ったコストに見合う可能性はあります。しかしギャンブル要素を含んでいるため、慎重に見極めてから行うようにして下さい。

【税金】
【マイニング】に限ったことではありませんが、獲得した所得は申告しなければいけません。その際のルールを確認する、複雑な手続きを行うことは考慮しなければいけません。

【費用対効果】
上記の様に様々な要因が考えられ【マイニング】を個人として行うことは費用対効果が悪いと判断しています。それでもこの方法で収入を得たい方は、「プールマイニング」で企業へ投資する方が現実的です。しかしこの方法は「ポンジスキーム」の可能性を多分に含んでいるので気を付けましょう。

【ポンジスキーム】
企業へ【マイニング】を依頼しても実際に行われているかどうかはわからず、資金繰りをしているだけの可能性があります。その代表的なものが「マイニングエクスプレス」でしょう。未だ実態は不明なものの、限りなく黒に近いのではないでしょうか。その辺りも慎重に見極める必要があることを念頭に置いておいてください。(「ポンジスキーム」について、詳細は以前説明しているこちらの記事をご覧ください)


いかがでしたでしょうか?
入門編ということで【マイニング】について説明させて頂きました。少しでもお役に立てれば幸いです🙏


お読み頂きありがとうございます。引き続き応援よろしくお願いします🤞
Twitterではより良い情報を提供しています。そちらのフォローも忘れずに😊 https://twitter.com/Mrapple1003

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?