リーフィアブラッキーのすゝめ
はじめに
はじめまして、ハヤトと申します。
初めてのnote投稿ということで簡単に自己紹介から始めたいと思います。
高校の同級生や大学の同期とSMのBレギュ頃からポケカを始めました。周りはポケカから離れていった今でも一人細々とポケカを続けております。
ちなみに2021-2022シーズンの戦績は現在以下の通りです。
シティリーグAS ベスト8(29人参加)
JCS 3-3 447位
シティリーグ シーズン3 9位(30人参加)
シティリーグ シーズン4
前日夜に発熱してしまい欠場。
※2日後にインフルエンザに罹患したことが発覚
ちなみにシーズン4は大宮のイトウシンタロウ選手が優勝した回に出場予定でした。一生感想戦で使えますよね、この話。
そんな私ですが、揺るぎない推しポケがいます。それが、そう。
リーフィアです。
ポケカを始めた時から一緒だったリーフィア(最初はリーフィアラランテスを握っていました)。Bレギュのカードがスタン落ちしてから長らくご無沙汰でしたが、今年の6月、イーブイヒーローズでVMAXとしてスタンダードレギュレーションに帰還。使わずにはいられませんでした。
本記事はリーフィアを愛し、そして使い続けてきた私の思考の整理も兼ねた、リーフィアデッキの紹介です。
デッキレシピと解説
こちらが現在使用しているデッキレシピになります。
いわゆる「リーフィアブラッキー」ってやつです。
私の愛が行きついた先です。
ここからは各カードの採用理由になります。全部書いていると長くなってしまうため、どんな方でも大体入るカードやオーソドックスな枚数のものは割愛しています。
※()の中の数字は採用枚数になります。
デデンネGX・クロバットV(1・1)
・このデッキのコンセプトの1つである「ひたすら縦引いてほしいカードを拾っていく」を支えてくれるカードたち。どうしても欲しいカードがあるときに絶対に引けるように両採用です。
ブラッキーV-ブラッキーVMAX(2-2)
・このデッキ第二の主役であり、リーフィアの相棒です。もちろん、この立ち位置には元々インテレオン一族が腰を据えてました。JCSもインテレオン型で出ました。ただ、JCSが終わった段階で思ったことがありました。
”うらこうさくってむずくね?”
単純な練習不足もあったと思います。ただ、これでパーツ足りる!いける!って思ったターンにガラル鉱山が足りなかったり、エネルギーが足りなかったり。そんな場面が多くてもやもやすることが結構ありました。
そこで思いついたのがブラッキー。
ブラッキーである利点は大きく2点あるかと思います。
1つは序盤に相手のメインのポケモンに先殴りしやすくなること。実質、1ターンに博士の研究とボスの指令を同時に打つことができるようになります。先行2ターン目にリーフィアの攻撃態勢を整えるパーツを拾いに行く中で、ブラッキーVMAX本体かそれに通ずるパーツを引くことができれば、相手のメインポケモンに先殴りができます。非ルールのたねポケモンはもちろん、大抵のVポケモンはガラル鉱山下のくさむすびでワンパンすることができるため、早い段階で試合の流れを掴んでいくことができます。
2つ目の利点としては、ハイド悪エネルギーというカードとのシナジーです。リーフィアを使っていると、マーシャドーの部分で先述したようにシステムポケモンをガラル鉱山下で呼ばれ、ターン稼ぎをされてしまう場面が結構あります。インテレオンの場合、「スタジアムを割る」→「エネをつけて逃げる」か「うらこうさく」→「入れ替え札」のどちらかで解決することとなりますが、ブラッキーの場合、ハイド悪エネルギー1枚で解決できます。ハイド悪エネルギーを引くためにドロー系のカードが必要じゃないかという意見もあるかとは思います。あくまで個人的な意見ですが、そこに関しては「うらこうさく」を1回入れ替え札サーチに割くよりかは、ハイド悪エネルギーを探しにいくついでに次の展開用のカードにも触ることのできる縦引きの方が強いと思っています。また、ハイド悪エネルギーをブラッキーに貼ることでブラッキーの逃げるエネルギーを0にするついでにブラッキーが攻撃できるようになります。現環境ではミュウVMAXやこくばバドレックスVMAXなど悪弱点のポケモンが蔓延っているため、かなり大きな利点となってきます。
ワタシラガV(1)
・序盤に巻き込まれてトラッシュに送られて行ったサポートの回収役です。基本的には3枚目のボスか、キバナとして使います。
フェローチェ&マッシブーンGX(1)
・リーフィアは、現環境でよく見るカードで言うと、ゲンガーVMAX、ムゲンダイナVMAX、ジュラルドンVMAXにはくさむすびで300ダメージを与えることができます。しかし、きぜつさせるには20~40ダメージほど足りません。ザシアンVに対しても、抵抗力があるため、10ダメージ打点が足りません。インテレオン型であればクイックシューターでワンパンに持ち込むことはできますが、このデッキはできないため、ジェットパンチで調整したり、ビーストゲームで相手のポケモンを取るのが理想です。それらを打つ構えを見せておくだけでも相手のヘイトを集めてくれ、結果としてリーフィアの行動回数が一回増えることに繋がることもあります。
ヤレユータン(1)
・巻き込み防止カード。ワタシラガで拾えないカードを守ります。特に序盤にリーフィアやブラッキーのVMAXを山に返してくれる役割を持ちます。また、単純に山を1枚多くめくれるというのもこのデッキにおいてはかなり強いです。
げんきのハチマキ(1)
・フェロマッシに続く足りない打点を補うカード2です。続くというか正直こっちの方が使います。これをリーフィアが巻くと、ガラル鉱山下でザシアンVをくさむすびでワンパンできるようになったり、オドリドリが後ろにいるミュウVMAXをダイリーフで2パンできるようになります。
クラッシュハンマー(4)
・相手のテンポを落とすカード。元々は2枚のリセットスタンプがこの役割を担っていましたが、2投していても適切なタイミングで手札に加えて打つことは難しい。ならばより序盤の盤面制圧力を上げてしまおうということでクラッシュハンマーになりました。後攻を取っても最初のターンで1回でも表が出せれば、最初のリーフィアが倒されづらくなり、相手のメインポケモンに先殴りしていくことができます。
うねりの扇(1)
ゲンガーVMAXやムゲンダイナVMAXなどハイド悪エネルギーを使ってくるデッキに対して、クラハンだけで立ち向かうのはあまりにも心許ないため採用しています。
キバナ(1)
このカードがあるとブラッキーVMAXをリーフィアVMAXと同じ速度で育てることができるため、超タイプのデッキ相手の時は重宝します。
基本草エネルギー・ハイド悪エネルギー・キャプチャーエネルギー(5・2・2)
ハイド悪エネルギーはサイド落ちも考慮して2投。また、このデッキは1ターン目にリーフィア2体とブラッキー1体を並べておきたいためキャプチャーエネルギーも採用しています。キャプチャーエネルギーはハイド悪エネルギーでもいいかなぁと最近思っています。
不採用カードと差別化
・不採用カード
特筆すべきものとしてはガラルファイヤーVです。
同じ悪タイプのサブアタッカー兼サポート役として私のデッキにはブラッキーがいますが、私はサポートの方向性を重視して選びました。
ブラッキーは先述したように、序盤に相手のメインポケモンに攻撃して、試合を有利に進めていくことを可能にしたり、終盤の裏呼べたら勝ちをより確実なものにしたりしてくれます。
一方でガラルファイヤーは、エネルギーつけかえと組み合わせればリーフィアにさらなるエネ加速をすることができます。
もちろんアタッカーとしての性能は自分で育つことができて打点も高いガラルファイヤーの方が高いですが、どちらがリーフィアを活かせるかと考えた時、リーフィアは元々エネ加速する特性を持っているため、選んだのはブラッキーでした。
・差別化
同じブラッキーが採用されるデッキとしてビクティニブラッキーやムゲンダイナいちげき系のデッキがあると思います。それら全てと差別化できる点としてはやはり、リーフィアが自身でエネ加速をする特性を持っていることが挙げられるかと思います。リーフィアブラッキーはエネ加速に必要なパーツを集めるタイミングで、すでにブラッキーVMAXを呼んできて裏を取ることに注力し始められるのが強みです。
最近のマッチングと戦績
この構築にしてからシティリーグ等には出ることができていませんが、簡単に戦績を記します。
11/21 トレーナーズリーグ(8人参加)
1回戦 黒馬バドレックス 先 6-3
お相手最初の博士の研究で黒馬の上2枚、マホイップの上1枚を巻き込みながら決死で引くも黒馬Vが1体しか立たず。ゲンミミのホラーハウスからのポルターガイストで前のリーフィアがやられましたが、後ろを育てることができており、クラハンでエネを割って相手が攻撃できないターンを作ることができたため、ゲンミミ→黒馬VMAXとリーフィアで3回攻撃して勝ち。
2回戦 悪ニンフィア 先 6-3
早めにオクタンを倒しつつ、クラハンでれんげきエネを割ることができたので、相手がなかなか攻撃できない間に押し切って勝ち。
3回戦(決勝) ドガスゲンガー 後 3-6
クソみたいなプレミして負け。みなさんは逃げ0がいる時はちゃんと逃げ0のポケモンから出しましょうね。
結果、2位
11/27 トレーナーズリーグ(32人参加)
1回戦 ミュウVMAX? 先 3-2(お相手種切れ)
お相手ゲノセクトとサイド1枚の何か(忘れた)しか立たず。こちらも鉱山が引けなくて割とゆっくりした展開でしたが、やりくりで鉱山引けたので勝ち。
2回戦 ふしぎなしっぽザシザマ 先 6-0
ミュウ→ザシアン→ザシアン→最初に倒したミュウをやまびこホーンで呼んで倒す、というザマゼンタガン無視プレイができたので勝ち。
3回戦 レックウザVMAX 先 6-3
とても熱い試合でした。これについては結果的に先行だったから勝てたようなもの。
4回戦 タチフサグマ 先 3-6
ブラッキーでスタート。2ターン目までリーフィアが置けず、リーフィア1体ブラッキー1体で戦っていくことに。しかし、タチフサグマダイアークじゃ10点足りずに倒せない。うわああ、ってやってたら負けました。
5回戦 三神ザシアン 先 6-2
お相手デデンネスタート、こちらフェロマッシスタート。こちらの準備が整うまでフェロマッシにジャマーを貼り、鉱山を貼り、クラハンでエネを割り、ふとうのつるぎで増えた手札をマリィで流し、と出来、先にこちらがいれかえを引くことができ、テンポを掴めたので勝ち。
結果、4位
11/28 トレーナーズリーグ(10人参加)
1回戦 雪道インテレオン 先 6-3
お相手エネが引けてなかったようで、ひたすらクラハン投げてテンポロスさせられました。初ターンにこちらもりょくかさいぼうでしかエネが貼れておらず、2ターン目からは雪道でりょくかさいぼうが使えなくなったのでかなり厳しい試合でしたが、結果として相手がエネにたどり着く前に動き出すことができ、早い段階でオクタンを狩れたので勝ち。
2回戦 ごめんなさい、この日メモ取ってなくてマジで覚えてないです。我こそは対戦したという方いましたら、お声がけください。とりあえず勝ち。
3回戦 黒馬バドレックス 先 6-3
初ターンのりょくかさいぼうでブラッキーにエネを貼って、準備。お相手MM入りで、残りサイド3の時にスタンプナイトウォッチャーされるも、引いてきたカードがクイックボールで耐え。ブラッキー進化とエネで勝ちだったので、デデンネ、クロバット、ワタシラガ→博士の研究と使えるものを全部使ってパーツを揃え、相手の黒馬を狩って勝ちました。
結果、優勝!!!
という感じです。
有利不利はインテレオン型のリーフィアとあまり変わらないと思いますが、ゲンガーVMAXに対してはV.GXのポケモンを5体並べてしまうと一撃エネ1枚のパニックフィアーで落ちてしまうので、ベンチの作り方やデッキを回しにいくタイミングの判断が重要になってくるため、プレイの難易度は上がります。
まとめ
ということで、調子に乗って初のnote投稿をしてみたハヤトでした。1月からはVSTARの環境となっていきますが、ポケモンVから進化するという点ではVMAXと変わらないため、V狩が得意なこのデッキはまだまだ輝けると思います。後は環境に戻ってくるであろう炎ポケモンをどういなしていくかですね。全国のリーフィア推しのみなさん、がんばりましょう!!!
ご清覧ありがとうございました。