【言葉日記】虚仮の一心
「虚仮(こけ)の一心(いっしん)」とは故事ことわざ辞典によると
愚かな者が一つのことだけに心をかたむけ、やり遂げようとすること。また、愚かな者でも一心にやれば、目的を達成できたり優れたことができたりするということ。「虚仮」とは仏教用語で「実の伴わないこと」の意味。転じて、思慮・分別が浅いこと、愚か者のこと。
「苔の一心」ではありませんのでご注意を。
実は「このやろう。人のことコケにしやがって」のコケは「虚仮」です。急に「なるほど感」でてきますね。
「虚仮の一念岩をも通す」という「鬼滅の刃」みたいな表現もあります。
また一つ賢くなりました。