【言葉日記】閑話休題って逆なの!?

時々、文章で見かける「閑話休題」(かんわきゅうだい)って表現。これ、ちゃんと調べずに流していたのですが、noteを始めたら使いたくなり、念の為調べてみたところ、思っていたのと逆の意味でびっくり。

というのも、よく見かけた用法は「閑話休題、失礼しました。」みたいな、「逸れた話題で失礼いたしました。」的な「余談ですが・・・」という意味で使われていたことが多かった印象なんですが、よくよく調べたら意味は逆で

「脱線していた話から本題に戻すこと」だそう。なので正しい用法としては「閑話休題、結論としては」とかそういう感じが正しい模様。言い換えると「それはさておき」が一番近いニュアンス。

ちなみに語源は「水滸伝」に由来するらしく、Career Picksのサイトによると

『水滸伝』の第10章に「しばらく閑話を把(と)りて休題し、ただし正話(セイワ)を説(い)わんや。」(雑談をやめて、本題に戻ろう)という文章があり、それが閑話休題という言葉が使われるようになった始まりとされています。

https://career-picks.com/business-yougo/kanwakyudai/

とのことです。また一つ賢くなりました。

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