歯科 を見つめ直す

はじめまして。
もりまたと申します。

父は、下顎の第一大臼歯が両側とも欠損した、大学院卒の”ゴリゴリ理系B型漢”な技術系サラリーマン。
母は、管理栄養士になりたかったのに親の反対を受けたがゆえ成り行きでなった職を未だに現役で全う中、その職とはずばり、「歯科衛生士」。コンプレックスは叢生であること。

そんな両親の元に長女として生を受けたのが私もりまた、職業は母と同じく、歯科衛生士です。そして余談ですが、3歳年下の弟がいます。

母曰く、父は、「お母さんと出会わなければ、お父さんなんて今頃とっくに総入れ歯よ」といった具合で、両親初対面の日、ニッコリと笑った父の歯肉は自然出血を起こしていたそうです(私もこのエピソードを聞いたときには驚愕!)。
そしてここから母の献身的な?口腔ケアの甲斐あり、父は今も当時からある自身の歯を保ち、食事を摂り、人と話すことができています。

このことからか、単純に母が歯科衛生士であるということからか、私たち兄弟は、歯磨きが日常的にあるという、ある意味厳しい?環境で育ちました。
そのため、日常の飲料はお茶(麦茶)で育てられ、果汁ジュースや炭酸飲料、チョコレートや飴などといったお菓子を知るのも、小学校にあがって友達のお家に遊びに行くようになってから。
小学校低学年頃、だんだん自分で歯磨きをするようになってきてからも、10歳頃まで母の仕上げ磨きは続きました。
そして時には突然呼び出されて染め出し(口全体がピンク色に染まって磨き残しが視覚化されるもの。当時イチゴ味が一般的だったかな。)をされる生活。
その染め出しが嫌で嫌でトラウマとなり、私は今でもイチゴといちご味の加工食品(お菓子など)が嫌いです(笑)
しかし、そんな母のおかげで、私も弟もカリエスフリー。
そして混合歯列期に矯正治療を受け、あまり大きな苦労をすることなく、歯も人並みに並びました。
とは言え実は、弟は乳歯の時に一度う蝕ができてしまい、母がすごくショックを受けていたことを鮮明に覚えています。
が!私自身は人生で歯科治療を経験したことがありません。
唯一あるのは、親知らずの抜歯…これがまた水平埋伏ちゃんだったので一苦労ありましたが、矯正治療と外科処置は、ひとまず先ほどの歯科治療とは別枠としましょう(笑)


なんて、難しいような難しくないような、どうでもいいような私の身の上話はほどほどに…。
でも!実はここまでの話の中に、歯科の大切さをご理解頂けるエピソードがたくさん詰め込まれているのです。


患者さんとお話ししてみると、
「歯医者だけはどうも苦手で…」
「歯医者に行かなきゃと思ってもどこに行ったらいいかわからない」
「歯医者さん特有の音(臭い)が嫌いで…」
などといった声を多く聞くように感じます。
さらに、
「歯医者に行く意味って何?」
なんて声も聞こえてくること、そうお思いの方が多いこと、歯科医療従事者は知ってますよ(笑)

いくら母が歯科衛生士で、歯磨きが身近にあったところで、私自身が歯科衛生士になる時には、こんなに奥が深い仕事だったの?!と、勉強しながら驚いたものです。
じゃあ周りに歯科と関わる人がいない方は、もっと歯科への疑問や不安があるはず…。
それなら、私が歯科衛生士としてできることってないかな…?
そんな思いから、友人の紹介を頂きこのnoteを始めてみました。

歯科衛生士とは、現在3年の勉強で取得可能な国家資格です。
そんな中ですが私は4年制大学出身で、知識は多く深く持っていると自負しています。
さらに過去には、教師になりたいという夢を持っていた時期もあり、塾講師のバイト経験もある、つまり教えたがり(笑)
本を読むことが好きで、文章を書くことも苦ではないので、noteのシステム、最高じゃん!って思っているところです(笑)

歯科に関する小さなこと疑問から大きな疑問(?)まで、わかりやすく完結な内容で、日々発信していけたらと思います。
ちなみに本日更新分は、あえて専門用語を取り入れての文面にしました。
今後の更新で、わかりやすく記事にしていく予定です。

また、歯科界のベースアップにも貢献したいので、歯科助手の方をはじめ、初めて歯科のお仕事に関わる方向けにも、歯科の基本の基本のような情報も提供できたらと考えています。


長くなりましたが、歯科に関する疑問質問、随時受け付けます。

冒頭の私の家族の話は、歯科関係者の方が読んだらきっと面白すぎるほどネタ満載で、何から取り上げたらいいのやら、悩むほどなので(笑)

それでは、ここまで一読頂き、ありがとうございました。
今後の更新を是非ご期待下さい!

#歯 #歯科 #歯医者 #歯科医院 #歯科衛生士

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