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【タイムスリップ杯】タイムスリップ杯で使える!タイムスリップ杯のデッキ紹介②【蒼剣革命編】


はじめに

今回の記事では、2024年12月27日に開催される、デュエプレで開催されるイベント「第2回タイムスリップ杯」のデッキを3つ紹介する記事第2回となります

タイムスリップ杯とは、1弾&BASICのカードのデッキに、2弾以降のカード(以下、一部を除いて未来枠と表記)を2種類だけ入れることが出来るという特殊ルールの大会になっています。
そのため、1弾環境のデッキに、2弾以降のカードを2種類だけ入れてデュエルすることが出来るという、とても面白い特殊ルールになっています。

第2回タイムスリップ杯についての詳細は以下の第1弾の記事で紹介しているので、そちらも参照にしてください。

今回の「第2回タイムスリップ杯」で使えるデッキ紹介の第2回は最近実装された「蒼剣革命」の新規カードを使ったデッキを紹介していきたいかなと思います。

ボルメテウスが5ターン目からスピードアタッカーに!?【青黒赤JETボルメテウス】

「蒼剣革命」で実装されたD2フィールドであるチキチキ・JET・サーキットは、自分のクリーチャーすべてにスピードアタッカーを付与させる能力を持っています。

D2フィールドは、タイムスリップ杯では未来枠になっているエレメント除去や他のD2フィールドがバトルゾーンに出さない限り、バトルゾーンから離れることはほぼ存在しないといっても過言ではないです。タイムスリップ杯の特徴である1弾環境では、カード指定除去やD2フィールドが存在していなかったため、未来枠を消費してカード指定除去やD2フィールドを採用しないと、D2フィールドを除去することが難しくなります。それを利用することが出来れば、ほぼ永続的にD2フィールドが残ることが可能であり、タイムスリップ杯においてはD2フィールドがとても強力になりやすいです。

今回の【青黒赤JETボルメテウス】では、そのD2フィールドの1枚であるJET・サーキットを使用しています。そして、JET・サーキットと相性の良いカードとして、希望と勝利の伝説が存在しています。

希望と勝利の伝説は、手札からボルメテウス・ホワイト・ドラゴンをコスト踏み倒しすることが出来る呪文であり、さらにJET・サーキットとは4→5とマナカーブが綺麗に繋がるという利点があります。
そのため、JET・サーキットを出した後に希望と勝利の伝説を唱えることで、ボルメテウスを5ターン目から出すことが出来るため、JET・サーキットのスピードアタッカー付与も合わさって、5ターン目からシールド焼却能力を持つボルメテウスが大暴れしてくれることが多いです。

1弾環境でも切り札として活躍する機会が多かったボルメテウスですが、JET・サーキットの登場もあって、最速5ターン目にボルメテウスがスピードアタッカーになって奇襲する可能性も高くなったため、少しずつ強力なカードになっているかなと思います。

なお、この記事ではJET・サーキット&希望と勝利の伝説を使ったデッキを紹介しましたが、JET・サーキットとの相性が良いカードは他にもたくさん存在しているので、それらと組み合わせてみるのも面白いかなと思います。

皇帝ワルスラで軽量クリーチャーを守れ!【青単皇帝ワルスラリキピ】

「蒼剣革命」で実装された新カードである皇帝ワルスラは、コスト4以上の水文明のD2フィールドが存在していればG・ゼロで出すことが出来る他、自分のクリーチャーが攻撃されなくなり、さらに相手の呪文の効果で選ばれなくなるという能力を付与させてくれるという、タイムスリップ杯の特徴である1弾環境で使ったら何気に強力なカードになります。皇帝ワルスラを使われるだけで、相手のデーモン・ハンドやナチュラル・トラップはほぼ機能停止状態になってしまうため、ある意味、フィニッシャーとして使うことが可能です。

皇帝ワルスラをG・ゼロで出すためには、水文明且つコスト4以上のD2フィールドが必要になります。そのため、水文明且つコスト4以上のD2フィールドとして、ワルスラー研究所を採用しています。

このD2フィールドは、自分のクリーチャーがバトルゾーンに出た時に、自分の手札が5枚以下だった場合に手札補充をすることが出来る能力を持っているため、場持ちが何気に良いミスト・リエスとして使うことが可能です。そのため、水文明のクリーチャーを並べやすいデッキでは、置きドローとして使えるワルスラー研究所は何気に強力だといえます。

タイムスリップ杯では、手札を減らさないクリーチャーであるハルカスやペコタンが使える関係もあり、それによって、ハルカス→ペコタン→ワルスラー研究所とマナカーブが綺麗に繋がりやすいという大きな利点もあります。そのため、ハルカスやペコタンで皇帝ワルスラを探しながら、水文明のクリーチャーを展開していき、最後は皇帝ワルスラをG・ゼロで出して、一気に攻めていくという戦法をすることが可能です。

そもそも今回紹介している【青単皇帝ワルスラリキピ】では、手札を減らさずにバトルゾーンに出せる水文明のクリーチャーを採用しやすく、タイムスリップ杯でも、アクア・ハルカスやペコタンが大活躍していたことも多かったでしょう。

ハルカスやペコタンは手札を減らさないクリーチャーとして活用しやすいですが、パワーが若干低めである事もあり、そのこともあって火力に弱いという難点があります。その火力に弱い難点を、皇帝ワルスラで解消させているという点は何気に素晴らしいため、タイムスリップ杯でも皇帝ワルスラを入れた青単デッキは活躍しやすいかなと思います。

キリコの歌声はタイムスリップ杯でも響く!【青赤緑キリコ・アンプラウド】

「蒼剣革命」の新カードであるキリコ・アンプラウドも、デッキの構築自体はかなり難しそうですが、タイムスリップ杯でもかなり大活躍してくれるカードだといえます。
ソウルシフトで召喚コストの軽減をしてくれる他、山札の上から名前の異なるクリーチャーを3体バトルゾーンに出すという、とても豪快な能力を持っています。

そのため、1弾&BASICが中心のタイムスリップ杯でも、意外にも、キリコ・アンプラウドをメインとしたデッキを作ることが可能です。
キリコ・アンプラウドの進化元も、未来枠からエクスを採用することで簡単に進化元の準備をすることが可能です。

エクスはかつてTCG版で殿堂入りを経験していることもあってTCG版から調整されており、10ターン目以降にならないとマナをすべて回復せず、使用可能マナを7回復する能力になってしまいます。しかし、キリコ・アンプラウドはソウルシフト能力を持っていて、ソウルシフトでエクスを進化元にすれば、コスト6で進化させることが出来ます。これを活用することで、エクスの能力で回復したマナを即刻使って、エクスからキリコ・アンプラウドに進化させることが可能です。

さらに、エクスはスピードアタッカーを持っているため、キリコ・アンプラウドの能力でコスト踏み倒しした際にスピードアタッカーで奇襲させるということが可能になります。キリコ・アンプラウドの能力でツインキャノンとエクスをコスト踏み倒しすることが出来れば、キリコ・アンプラウドやエクス、ツインキャノンでワンショットを狙うことも可能です。

そのため、タイムスリップ杯でも、豪快なコスト踏み倒し能力を持ったキリコ・アンプラウドを主役としたデッキが活躍できる可能性があります。

但し、【青赤緑キリコ・アンプラウド】のメインとなるキリコ・アンプラウドのコスト踏み倒しでフィニッシュを狙う関係上、メインとなるキリコ・アンプラウドや進化元のエクス、フィニッシャーのツインキャノン、そしてマナチャージ手段の青銅の鎧を除いて、すべて呪文にする必要があります。そのため、呪文メタにかなり弱いという最大の難点を持っています。
呪文メタは1弾&BASICには収録されていないですが、未来枠から呪文メタを採用してくることが多く、呪文メタを使われるとかなり苦しい状況になることも多いです。特にアルカディアスを使われたら、ほぼ敗北濃厚だと思った方が良いですし、第1回で紹介した【白青黒ガロウズ超次元】で登場したベルリンなどのような呪文メタを出されるとかなり苦しい状況になることもあります。

一応、軽量の呪文メタについては、ボルカニック・アローで除去させるという方法があります。アルカディアスの進化元として使えるピカリエやドラヴィタを除去できる利点もあるため、ボルカニック・アローをどのようにして使いこなすかという点も、タイムスリップ杯専用【青赤緑キリコ・アンプラウド】を使う場合は意識しておく必要があるかなと思います。

おわりに

「第2回タイムスリップ杯」で使えそうなデッキを3つ紹介しましたが、皆さんはどうでしたか?

今回の記事では最近実装されたばかりの「蒼剣革命」で登場したカードを使ったタイムスリップ杯専用のデッキを3つ紹介しましたが、「蒼剣革命」には、今回紹介したJET・サーキットや皇帝ワルスラ、ワルスラー研究所、キリコ・アンプラウド以外にも、様々なカードが登場しています。そのため、「第2回タイムスリップ杯」のデッキを作りたい場合は、最近実装された「蒼剣革命」のカードを使ったデッキを作るのも面白いかなと思います。

「第2回タイムスリップ杯」のデッキ紹介はこれからも続けていく予定ですので、今回の記事などを読んで参考になってくれたらとても嬉しいかなと思います。

それでは。

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