【タイムスリップ杯】未来枠はアルカ・キッド一人だけでいい【タイムスリップ杯専用白青黒アルカ・キッド】
はじめに
2024年12月22日にデュエプレにて第2回タイムスリップ杯が開催されることが判明されました。
タイムスリップ杯とは、1弾のカード&BASICのカードをメインとして、そのデッキに2種類だけ、2弾以降のカードを入れることが出来るという特殊ルールの大会になっています。そのため、1弾環境に、2弾以降のカードを使ったデッキが活躍できるという感じのルールになっています。
以前にも第1回タイムスリップ杯が開催されていましたが、その際に、第1回タイムスリップ杯で使えそうなデッキの紹介をnoteで投稿していたのを思い出したので、今回は第2回タイムスリップ杯で使えそうなデッキを紹介したいかなと思います。
※ちなみに第1回タイムスリップ杯のデッキ紹介の記事はこちらからどうぞ。
今回は第2回タイムスリップ杯で使えそうなデッキ紹介第1弾として(続くかどうかは分からないけど)、タイムスリップ杯で使えそうなデッキである、【白青黒アルカ・キッド】について紹介したいかなと思います。
デッキの特徴・強み
今回紹介する【白青黒アルカ・キッド】のメインとなるアルカ・キッドですが、第2回タイムスリップ杯では制限カードに指定されています。
※ちなみに余談ですが、第2回タイムスリップ杯で暗黒凰ゼロ・フェニックスが制限カードに指定されたため、以前にもnoteで記事を投稿したことがあり、第1回タイムスリップ杯では構築可能だった黒赤ゼロ・フェニックスが少し構築困難になってしまいました。
第2回タイムスリップ杯で制限カードに指定された未来枠のカードは、それを未来枠として採用した場合、2種類目の未来枠のカードを採用することが出来なくなります。
そのため、アルカ・キッドを未来枠として採用すると、それ以外の未来枠を採用することが出来なくなります。
しかし、他の第2回タイムスリップ杯の制限カードとは異なり、アルカ・キッドは制限カードでも活躍できる性能を持っている可能性が高いです。
アルカ・キッドで進化できるのはアルカディアスがメインになることが多いですが、そもそもアルカディアスは、白青黒コントロールにおいては最高の切札として使える1枚であり、第1回タイムスリップ杯でも愛用していた人も少なくなかった可能性もあるかなと思います。
アルカ・キッドはホリスパを唱えるだけでアルカ・キッドをアルカディアスに進化させることが出来ますし、そのまま手札からアルカディアスとして使うということも可能であるため、白青黒コントロールのアルカディアスの枠にアルカ・キッドを入れるだけでも活躍できる可能性もあるかなと思います。
そのため、アルカ・キッドは第2回タイムスリップ杯で制限カードに指定された未来枠のカードの中ではもっとも使いやすいカードであり、このカードをメインとした白青黒コントロールは何気に強力な可能性が高いです。
デッキの動かし方
序盤
序盤はゴースト・タッチでハンデスしたり、ハルカスやピカリエで手札補充を狙います。特にハルカス→ピカリエに綺麗に繋ぐことが出来れば、手札補充でアルカ・キッドを手札に加える可能性も高くなります。
中盤
5マナに到達したら、アルカ・キッドを出してアルカディアスの準備をします。アルカ・キッドの能力で手札に加わったホリスパを唱えることが出来れば、アルカ・キッドをアルカディアスに進化することが出来ます。
但し、その場合、ファントム・バイツやデーモン・ハンドが機能しなくなってしまうので、アルカディアスを出すタイミングはかなり重要になります。
終盤
アルカ・キッドの能力でアルカディアスを降臨したら、後は光文明以外の呪文を唱えられなくさせる能力を活用して一気に攻めていきましょう。
また、アクア・ハルカスなどが生き残っている際には、クリスタル・ランサーに進化させて、サブフィニッシャーとして活躍させるのも良いかもしれません。
採用カード解説
《神聖の精霊アルカ・キッド》
今回のデッキの主役で、未来枠の一枚。第2回タイムスリップ杯では制限カードに指定されていますが、それも納得出来るレベルの強さを持っています。
バトルゾーンに出した際に、ゲーム外からホリスパを手札に加えることが出来ます。また、ホリスパを唱えることで、アルカ・キッドをアルカディアスに進化させることが出来ます。
アルカディアスは白青黒コントロールにおいては最高のフィニッシャーであり、誰も光以外の呪文を唱えられない能力によって、相手のデモハンなどを封じ込めてフィニッシュを狙うことが出来ます。
そのため、アルカ・キッドの能力でアルカディアスを出せるかどうかによって、勝負がかなり変わる可能性が高いと思います。当然4枚採用。
《ホーリー・スパーク》
アルカ・キッドをアルカディアスに進化させるために必要なカード。
アルカ・キッドの能力でゲーム外から手札に加えることが出来ますが、タイムスリップ杯ではゴースト・タッチや汽車男、未来枠でもブレイン・タッチなどのように、強力なハンデスカードが多い環境になりやすいため、保険として2枚採用すると、アルカ・キッドで手札に加えたホリスパがハンデスされた際の保険として使えることがあります。
《アクア・ガード》
1マナのブロッカー。種族がリキッド・ピープルを持っているので、クリスタル・ランサーの進化元して使うことが出来ます。
光文明のサリエスと選択肢になりやすいかなと思います。今回のデッキでは、クリスタル・ランサーをサブフィニッシャーとして使いたかったので、クリスタル・ランサーの進化元として使えるアクア・ガードを採用しています。
《ゴースト・タッチ》
相手の手札をハンデスさせる呪文。
序盤にこの呪文を唱えるかどうかで、相手の動きに変化が起きる可能性もあるため、優先的に唱えたい呪文だといえます。
当然のように4枚採用。
《アクア・ハルカス》
みんな大好き手札補充持ちのクリーチャー。
手札補充をしながらバトルゾーンにクリーチャーを残せる上に種族もリキッド・ピープルなのでクリスタル・ランサーの進化元として使える利点があります。
後述するピカリエと共に汎用性の高い手札補充なので、4枚採用にしています。
《ファントム・バイツ》
相手の軽量クリーチャーをパワー低下で除去させる呪文。
第2回タイムスリップ杯では、ライドンなどの優秀な侵略持ちのクリーチャーが登場したことによって、それを用いた速攻デッキも姿を見せる可能性が高いです。そのため、速攻対策としてこのカードを3~4枚採用するのも悪くないかなと思います。
《光輪の精霊 ピカリエ》
こちらもみんな大好き手札補充持ちのクリーチャー。
種族がエンジェル・コマンドなので、アルカディアスの進化元にすることが出来る利点を持っています。また、ハルカスとは異なり、相手プレイヤーに攻撃することはできませんが、ブロッカーを持っているので、手札補充を使った後もブロッカーで防御札として使える利点があります。
こちらもとても便利なクリーチャーなので、4枚採用にしています。
《汽車男》
ハンデス能力を持ったS・トリガー獣。
1弾環境において、ハンデスはかなり強力な立場であり、このカードもS・トリガーで相手のターンに出せる且つハンデスで相手の手札を減らしてくれるという点もあって、何気に便利な1枚だと思っています。
こちらも4枚採用。
《雷鳴の守護者ミスト・リエス》
他のクリーチャーがバトルゾーンに出ると手札補充をしてくれるクリーチャー。
このデッキでは、ハルカスやアルカ・キッドなど、手札を増やしてくれるカードが多いですが、息切れを防ぐためにミスト・リエスを入れるのも悪くないかもしれません。
余談ですが、このカードはSRのカードですが、第2回タイムスリップ杯はレジェンダリーディビジョンで開催されるので、このカードを持っていなくても安心して使うことが出来ます。
《クリスタル・ランサー》
【白青黒アルカ・キッド】のサブフィニッシャー。
ブロックされないW・ブレイカーなので、相手の盤面にブロッカーが存在している状況でも安心して攻撃することが出来ます。
前述のハルカスや後述するサーファーのように、優秀な進化元が存在しているため、アルカディアスが出せない場合や相手がブロッカーを多用してくるデッキの場合はこのカードをサブフィニッシャーとして使うのも頭に入れた方が良いかもしれません。2枚採用がオススメ。
《アクア・サーファー》
バウンス能力を持ったS・トリガー獣。
アルカディアスが存在している状況でもS・トリガー能力による防御札として使える他、種族もリキッド・ピープルなのでクリスタル・ランサーの進化元として使える利点があります。
そのため、【白青黒コントロール】では是非とも入れたい防御札なので、4枚採用。
《デーモン・ハンド》
確定除去のS・トリガー。
アルカディアスが存在していると防御札として機能しなくなってしまう難点はありますが、確定除去持ちのS・トリガーなので、相手の速攻対策として使うことが出来ます。こちらも4枚採用。
採用候補・不採用カード解説
《翡翠樹》
今回のデッキではS・トリガーをかなり厚めにしてビートダウンに強いデッキにしているため、S・トリガーを持っていないこのカードは採用しなかったのですが、光文明のカードが少ないと感じた場合は、ファントム・バイツ1枚をこのカードに入れ替えるのも悪くないかもしれません。
クリーチャーなので、ミスト・リエスが存在している時に出せば手札補充も可能である利点もあります。
《エナジー・ライト》
ハルカスとは異なりクリーチャーを残さないが、手札補充の質が良いカード。
ハルカスの場合は、バトルゾーンに残した状態だと、クエイク・ゲートでアンタップキラーになったゼリー・ワームやシャッフの標的になってしまう可能性もあります。
そのため、クエイク・ゲートでアンタップキラーになったゼリー・ワームの標的を避けるために、ハルカスの代わりにエナジー・ライトを採用するのも良いかなと思います。
《ホーリー・メール》
【白青黒コントロール】ではS・トリガーを大量に採用しているため、S・トリガーをシールドに用意することが出来るこの呪文も採用候補に成るかなと思います。
特にゲーム外からホリスパを用意してくれるアルカ・キッドとの相性がかなり良く、ホリスパをシールド化させて、相手のビートダウン対策として使うことが可能なので、1枚だけでも採用するのも面白いかなと思います。
おわりに
ここまで第2回タイムスリップ杯で使えそうなデッキである、第2回タイムスリップ杯専用の【白青黒アルカ・キッド】について紹介しましたが、皆さんはどうでしたか?
アルカ・キッドは第2回タイムスリップ杯では制限カードに指定されています。しかし、他の制限カードとは異なり、アルカ・キッドだけを未来枠にした場合のデッキでも十分に強いため、第2回タイムスリップ杯の制限カードの中ではかなり使われやすいカードだと思っています。
アルカ・キッドがメインとなる【白青黒アルカ・キッド】は、アルカディアスがメインのデッキになるので、1弾環境を思い出しながら使えるデッキだと思います。個人的には何気にタイムスリップ杯でオススメできるデッキかなと思います。
この記事を読んで、第2回タイムスリップ杯のデッキを作る際の参考になってくれたらとても嬉しいかなと思います。
それでは。