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DMポイントが4500以下でも作れる!?【黒赤バグ丸くんコントロール】

はじめに

ついに明日、DMPP-28「蒼剣革命 -CHANGE THE FIELD-」がリリースされます。皆さんはDMPP-28が実装されたらどんなデッキを作るかということで決めている人も多いかもしれません。

そのためには、パックを入手したり、DMポイントを使ってカードを生成したりするという行動が必要になるのですが、前者は運任せであり、後者は特にSR以上のレアリティは生成するために必要なポイントがかなり多くなってしまうため、DMポイントの消費が激しくなってしまう可能性も高いと思います。

それでもDMPP-28で実装されたカードを使ってデッキを作りたいと思う人も多いかもしれません。そこで今回は、DMポイントの消費を抑えることが出来る強力なデッキである【黒赤バグ丸くんコントロール】について紹介したいかなと思います。

デッキの特徴・強み

今回紹介する【黒赤バグ丸くんコントロール】ですが、バグ丸くんとグレイブヤードのコンボを活用して、スレイヤーを付与されたバグ丸くんで効果バトルを仕掛けて相手のバトルゾーンをコントロールさせるというデッキになっています。

TCG版でも大会で結果を残したことがあり、さらに低レアのカードを多数用意されていたこともあって、低予算のデッキとしてはかなり有名なデッキという立場になっています。そのため、DMPP-28実装後でも活躍する可能性が高いかなと思います。

今回紹介する【黒赤バグ丸くんコントロール】は、以下の特徴を持っています。

  • メインデッキに入っているカードはレアリティがR以下で組める

  • DMポイントが4500以下でも作れる

この二つの特徴を重視したデッキになっています。

デュエプレでは、DMポイントを生成することで手に入れたいカードを簡単に入手することが出来ます。しかし、最大のネックとして、VR以上のレアリティは生成ポイントが高いので簡単に入手しにくいです。

VRのカードを生成使用した場合、DMポイントは800ポイントも必要であり、それを4枚生成しようとした場合、3200ポイントも必要になってしまいます。

つまり、デス・ハンズを4枚生成しようとすると3200ポイントも必要。

そして、SR以上になるとさらに必要なDMポイントが増えてしまいます。SRを生成しようとすると2400ポイントも必要。それ以上のレアリティであるVICなどのカードの場合はそれ以上のポイントが必要になります。そうなると、デュエプレを始めたプレイヤーにとっては入手がとても難しいのです。

それに対して、Cは50ポイント、UCは100ポイントで生成することが出来ます。また、Rは300ポイントとCやUCと比べるとちょっと高めですが、こちらも簡単に入手しやすいと思います。

そのため、今回のデッキでは、多くのDMポイントが必要になりやすいVR以上のカードを採用せず、そして、DMポイントが4500以下でも作れるようなデッキを目指してみたのです。

ちなみに、今回のデッキの生成ポイントは、

  • C:14枚(特攻人形ジェニー、バグ丸くん、グレイブヤード、バトラッチ)

  • UC:20枚(勇愛の天秤、サベージ、バトウ・ショルダー、ザビ・バレル、モードス、ボルメテウス・レッド・ドラグーン)

  • R:6枚(学校男、キザム)

であり、その合計は、700+2000+1800=4500になります。そのため、DMポイントが4500以下でもこのデッキを作ることが可能です。

そのため、今回紹介する【黒赤バグ丸くんコントロール】は、生成するために必要なDMポイントの消費を抑えながら創れるという点が大きな強みになります。

デッキの動かし方

序盤

序盤は勇愛の天秤の手札補充効果を使ってグレイブヤードを探したり、特攻人形ジェニーやザビ・バレルを使ってハンデスしたり、学校男で相手の軽量クリーチャーを除去したりすることでコントロールしていきます。

グレイブヤードが手札にある場合は、グレイブヤードを展開し、バトルゾーンに存在するクリーチャーにスレイヤーを付与させていきます。

中盤

グレイブヤードを展開することが出来たら、バグ丸くんやバトラッチによる効果バトルで相手のクリーチャーをスレイヤーで除去して、相手のバトルゾーンをコントロールしていきます。

また、墓地に存在している特攻人形ジェニーやバグ丸くんなどは、モードスの効果でリアニメイトすることが出来るため、墓地にクリーチャーが溜まってきたら、モードスを出して、特攻人形ジェニーやバグ丸くんの能力を採用させてさらにコントロールさせていきましょう。

終盤

最終的に相手の盤面をコントロールしていく内に、こちらが8マナ溜まってきたら、ボルメテウス・レッド・ドラグーンを召喚します。

相手はハンデスや除去によって息切れ状態になっていますが、シールドブレイクによる手札補充やS・トリガーなどの逆転要素は残っているので、最終的にはボルメテウス・レッド・ドラグーンによるシールド焼却でそれらを封じ込めて、そのままフィニッシュを狙います。

採用カード解説

《バグ丸くん》

今回のデッキの主役。効果バトル能力を持ち、さらに破壊されるとカードを1枚引くことが出来ます。

グレイブヤードが存在していると、実質確定除去持ちのクリーチャーに変貌することになり、さらにコストも軽い関係上、モードスの能力でリアニメイトして再利用することが出来ます。

【バグ丸くんコントロール】にとっては重要なキーカードになることが多いため、当然4枚採用。

《オーバーキル・グレイブヤード》

このデッキのキーカード。

自分のクリーチャーすべてにスレイヤーを付与させる能力を持ったD2フィールドです。

そのため、前述のバグ丸くんなどのように、効果バトル能力を持っているクリーチャーは実質確定除去に変化することが出来ます。

このような点から、3ターン目に出しておきたいD2フィールドなので、当然4枚採用した方が良いです。

《学校男》

このデッキでキザムと共に数少ないレアリティがR以上のカード。

2コストの軽量除去担当。相手が選ぶ関係上、相手に選ばれない能力を持ったクリーチャー(ベルリンとか)を除去させることが出来るという点は大きな利点になりやすいと思います。

コスト2なので、モードスでリアニメイト出来ますが、但し、自分のクリーチャーを2体除去するので、モードスも巻き添えで破壊されてしまうという点には注意した方が良いかなと思います。グレイブヤードが存在していない状況でどうしても選ばせ除去をしたい場合にリアニメイトすると良いかなと思います。

レアリティがRなので複数枚採用するとDMポイントの生成が1200ポイントと高くなってしまう点もあるため、今回は2枚採用にしています。

《特攻人形ジェニー》

自壊することでハンデスをすることが出来る優秀なクリーチャー。

コストも軽く、序盤からハンデスを放ちたい場合にとても役立つ性能になっています。

それだけではなく、自壊することでハンデスして墓地へ置かれる関係上、こちらもモードスの能力でリアニメイトすることが出来ます。

このような点から、【バグ丸くんコントロール】の序盤の動きとしてはピッタリである理由で4枚採用にしています。レアリティがCである点も偉い。

《勇愛の天秤》

手札交換能力orパワー2000以下のクリーチャーを除去させるという能力を持った呪文。

主にグレイブヤードを3ターン目に展開するために手札補充担当として使うことが多いです。

また、手札にあるコスト3以下のクリーチャーを墓地に用意して、モードスの能力でリアニメイトを狙うということも出来ます。

S・トリガーを持っているので防御札として使える利点もあるので、こちらも4枚採用。

《虚構の影バトウ・ショルダー》

相手の墓地にある呪文1枚に付き1多くなるという呪文メタ能力を持ったクリーチャー。

序盤から特攻人形ジェニーやザビ・バレルの能力でハンデスしていけば、このクリーチャーの呪文メタの影響力が大きくなる可能性もあります。

コスト3なのでモードスでリアニメイトできるという点も最大の利点になります。

呪文を多用するデッキ以外ではメタ能力が発揮できず腐ってしまう可能性も高いため、今回のデッキでは2枚採用にしています。

《禁断U サベージ》

墓地肥やしを行った後に、墓地からD2フィールドやクリーチャー1枚を手札に戻す能力を持ち、墓地へ置かれてしまうと再利用が難しくなるグレイブヤードの墓地回収手段という立場を持っています。

また、D2フィールドが存在している状況ならブロッカーに変化するため、グレイブヤードと共に存在している状況ではスレイヤー持ちのブロッカーとして使うことが出来るようになります。

また、コスト3と軽い関係で、こちらもモードスの能力でリアニメイトすることが出来るという利点があります。

墓地回収した後はグレイブヤードが存在しない限り、ただのクリーチャーになってしまうため、その点を考慮して2枚採用していますが、D2フィールドの張り替えが多い環境になったら3枚に増やしても良いかもしれません。

《西部人形ザビ・バレル》

特攻人形ジェニーと同じく、バトルゾーンに出した時にハンデスを行えるクリーチャー。さらにブロッカーを持っているため、グレイブヤードが存在しているとスレイヤー持ちのブロッカーに変化することが出来ます。

こちらもコスト3なので、モードスの効果でリアニメイトすることが可能。ブロックして破壊された後も、モードスの効果でリアニメイトすれば、ハンデスしながらブロッカーを用意することも可能です。

そのため、こちらも序盤から終盤まで活躍できると思い、4枚採用にして見ました。

《ラブ・バトラッチ》

主に5枚目以降のバグ丸くんとして扱います。

バグ丸くんと比べると単色になっていますがコスト3と少し重くなっている他、破壊されてもドロー能力を発動することが出来ません。

ですが、グレイブヤードが存在していると確定除去に変化することが出来る点やコスト3なのでモードスの能力でリアニメイトすることが出来るという点は利点になることがあるため、5枚目以降のバグ丸くんとして採用出来るかなと思います。

2枚程度で採用。

《禁断V モードス》

今回の【黒赤バグ丸くんコントロール】にとっては重要なカード。

バトルゾーンに出した時や攻撃する時に墓地から闇文明や火文明のコスト3以下のクリーチャーをリアニメイトすることが出来るという能力を持っています。

そのため、グレイブヤードが存在している状況でこのクリーチャーを出せば、墓地に存在しているバグ丸くんやバトラッチを出して確定除去を狙うことが可能です。

それだけではなく、例えばザビ・バレルを出してハンデス&ブロッカー準備、サベージを出して墓地回収、特攻人形ジェニーを出してハンデスなどのように、様々な動きをすることが可能であり、まさに中盤の動きとしてはとてもピッタリなカードだと言えます。

このような点から、中盤で重要な働きをすることが多いクリーチャーということで4枚採用しています。このクリーチャーのレアリティがUCであることもあって、重要な働きをするという利点を持ちながら、安めで入手しやすいという点も大きな利点になります。

《禁断V キザム》

このデッキで学校男と共に数少ないレアリティがR以上のカード。

バトルゾーンに出した時にパワー低下を行わせる他、効果バトル能力を持っているということもあり、例えばパワー2000以下のクリーチャーをパワー低下で除去した後、効果バトルでパワー3000以下のクリーチャーを除去したり、パワー5000以下のクリーチャーをパワー低下&効果バトルで除去させたりするなど、器用な動きをすることが出来る防御札として使えます。

さらに、グレイブヤードが存在している状況で出した場合、効果バトル能力が確定除去になるため、パワー2000以下のクリーチャーをパワー低下で除去しながら、確定除去に変化した効果バトル能力で相手のクリーチャーを除去させたりすることが出来るため、このカードもグレイブヤードとの相性がとても良いです。

以上の点から、今回のデッキでは防御札としてとても便利なカードであり、レアリティがRのカードなのですが、当然4枚採用しています。

実は、後述する『採用候補・不採用カード解説』で説明しますが、このカードはとあるカードとどちらを採用するべきかで悩んでいたことがあります。それについては後述します。

《ボルメテウス・レッド・ドラグーン》

このデッキのフィニッシャー。

バグ丸くん&グレイブヤードのコンボなどで盤面をコントロールしている内に8マナ溜まることもあるため、このクリーチャーでフィニッシュするということも出来ます。

レアリティがUCでありながら、その性能は1コスト重くなったボルメテウス・ホワイト・ドラゴンという感じであり、SRであるあちらとは異なり。こちらはUCである関係上、生成ポイントが安く抑えられるフィニッシャーとして使うことが可能です。

シールド焼却能力を持っている関係上、シールドブレイクによる手札補充を不可能にさせ、さらにS・トリガーも封じ込めることが可能であり、まさに低予算デッキとしては最高のフィニッシャーと感じやすいです。

そのため、今回のデッキのフィニッシャー担当ということで4枚採用にしています。

採用候補・不採用カード解説

《イーグル・バトラッチ》

キザムを入れる際に、このカードをキザムよりも優先して入れるべきかどうかで悩んでいたカード。

このカードも効果バトル能力を持ち、グレイブヤードが存在していれば確定除去に変化することが出来ます。

また、バトルに勝った際にはカードを1枚引く能力を持っているため、効果バトルに続いて手札補充を狙うことも可能です。

レアリティもキザムよりも低いUCである点もこのカードの利点です。

キザムとバトッチのどちらかを採用するかどうかで悩んでいたカード。
キザムの場合、

  • 相手のクリーチャーを最大2体除去することが出来る

  • パワー低下を持っているので、バトッチよりも効果バトル能力による除去範囲が広い

  • 多色なのでマナ基盤に役立つ

という利点があるのですが、その一方でバトッチの場合、

  • バトルに勝った際に手札補充をすることが出来る

  • レアリティが低いので必要なDMポイントの節約が出来る(実際にキザムの代わりにバトッチを入れて、DMポイントが4000以下でも作れるデッキとして紹介したかったという気持ちもあります)

という利点があり、どちらかを採用するかで迷っていました。最終的には、マナ基盤として役立つことや効果バトルによる除去範囲がバトッチよりも広いキザムの方を採用したこともあり、このカードは不採用になりました。

《ポーク・ビーフ》

破壊された際にカードを1枚引く能力を持ったブロッカー。バトルした後は破壊されてしまうデメリットを持っていますが、コスト3のブロッカーなので、モードスの能力でリアニメイトすることが可能です。

地味にS・トリガーを持っているという利点があり、S・トリガーの数を増やしたい場合にも役立つかなと思います。

今回はザビ・バレルやバトラッチを採用した結果、枠がなくなってしまったこともあって採用していませんが、どうしてもS・トリガーが欲しい場合ならこのカードを採用するのも良いかなと思います。

《爆剣豪 グレンモルト》

ボルメテウス・レッド・ドラグーンの代わりとして使える可能性があるフィニッシャー。

あちらとは異なりシールド焼却能力を持っていませんが、スピードアタッカーを持っているため、バトルゾーンに出した時から活躍してくれるという利点があり、こちらもフィニッシャーとして使える可能性もあるかなともいます。

シールド焼却の方がフィニッシャーとして強力である関係上、今回はボルメテウス・レッド・ドラグーンの方を優先したので、今回のデッキでは採用していませんが、ボルメテウス・レッド・ドラグーンが使えない「New Division」で使いたい場合はその代わりのフィニッシャーとして代用できるかなと思います。

但し、「New Division」で使おうとする場合、前述のバトウ・ショルダーも使えなくなってしまうため、その点にも注意が必要です。

おわりに

ここまでDMポイントが4500以下の場合でも作ることが出来る【黒赤バグ丸くんコントロール】について紹介しましたが、皆さんはどうでしたか?

TCG版でも低予算デッキとして活躍していた【バグ丸くんコントロール】なので、DMPP-28が実装された際には、低予算デッキとして活躍できるかなと思います。

特に今回紹介した【黒赤バグ丸くんコントロール】は、DMポイントが4500以下でも作れるという利点があり、DMPP-28を理由にしてデュエプレを始めた人でも作りやすいデッキになるかなと思います。そのため、初心者や復帰勢でも作ることが出来るデッキになる可能性は高いかなと思います。

今回の記事を読んで、参考になった人がいたらとても嬉しいかなと思います。

それでは。


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