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【タイムスリップ杯】タイムスリップ杯で使える!タイムスリップ杯のデッキ紹介①【超次元編】


はじめに

今回の記事では、2024年12月27日に開催される、デュエプレで開催されるイベント「第2回タイムスリップ杯」のデッキを3つ紹介しようかなと思います。

タイムスリップ杯とは、1弾&BASICのカードのデッキに、2弾以降のカード(以下、一部を除いて未来枠と表記)を2種類だけ入れることが出来るという特殊ルールの大会になっています。
そのため、1弾環境のデッキに、2弾以降のカードを2種類だけ入れてデュエルすることが出来るという、とても面白い特殊ルールになっています。

「第2回タイムスリップ杯」は元々は同年12月22日に開催予定だったのですが、「第2回タイムスリップ杯」のフォーマットであるレジェンダリー・ディビジョンがその日では開催されないこともあり、前述したように12月27日に延期されています。

自分も最近は様々な作品のイラストを描いていたり、タイムスリップ杯専用のデッキを公式サイトで編成していたりしていた関係でとても忙しい日々を過ごしていたこともあり、noteで「第2回タイムスリップ杯」専用デッキの紹介記事を投稿する機会が少なくなっていました(一応2回だけ「第2回タイムスリップ杯」専用のデッキ紹介を投稿したことがあります)が、「第2回タイムスリップ杯」の開催日程が延期になったことで、「第2回タイムスリップ杯」のデッキ紹介の記事を投稿する機会が安定するかなと思ったので、今回は「第2回タイムスリップ杯」のデッキ紹介をnoteで投稿していきたいかなと思います。

今回の記事は「第2回タイムスリップ杯」で使えるデッキを3つずつ紹介していきたいかなと思います。

今回の「第2回タイムスリップ杯」で使えるデッキ紹介の第1回は超次元を使ったデッキを紹介していきたいかなと思います。

ガロウズ・ホールでファル・イーガを再利用!【白青黒ガロウズ超次元】

第1回タイムスリップ杯でも使用率が高かった超次元であるガロウズ・ホール。

ガロウズ・ホールはサイキック以外のクリーチャーをバウンスさせる効果を持ち、それに加えて超次元ゾーンからサイキック・クリーチャーを呼び出せる超次元になっています。
うまくガロウズ・ホールを何回も唱えることが出来れば、ガロウズ・デビルドラゴンに覚醒リンクすることが可能であり、タイムスリップ杯においては、とても強力なデッキだといえます。

「第1回タイムスリップ杯」でも、ガロウズ・ホールの再利用手段としてスペルサイクリカを未来枠として採用していた人も多かったでしょう。

しかし、このデッキでは、ガロウズ・ホールを再利用する手段をスペルサイクリカに任せず、その代わりにファル・イーガを採用しています。

ファル・イーガは墓地から呪文を探索して、その1枚を手札に戻す能力を持っています。そのため、ファル・イーガの能力で墓地から回収されたガロウズ・ホールでファル・イーガを手札に戻せば、簡単にガロウズ・ホールの再利用が可能になるのです。
墓地から直接唱えるスペルサイクリカとは異なり、手札に戻すという感じになるので、あちらと比べると爆発力は劣りますが、その一方で、未来枠を一つ節約することが出来ます。この点がスペルサイクリカとは異なる利点の一つになっています。
ファル・イーガの墓地回収能力は探索なので、デッキに入っている呪文の枚数を絞る必要がありますが、今回のデッキに入っている呪文はガロウズ・ホール以外ではゴースト・タッチ&デーモン・ハンドしか入っていないので、ファル・イーガの墓地回収で確実にガロウズ・ホールを回収することが可能なのです。

スペルサイクリカの代わりにファル・イーガを採用したこともあって、一つ余った未来枠には、ハンデスメタであるベルリンを入れています。

ファル・イーガで墓地回収したガロウズ・ホールをハンデスさせないようにするために採用しやすく、さらにタイムスリップ杯の特徴である1弾環境では猛威になっていたゴースト・タッチや汽車男によるハンデスを対策することが出来るため、まさに一石二鳥という感じで相性が良いです。さらに、相手の呪文で選ばれないという点も素晴らしく、軽量ブロッカー除去である火炎流星弾とか、軽量除去であるボルカニック・アローに対しても除去されない利点を持っているため、とても便利なカードだといえます。

爆発力を持つスペルサイクリカとは異なり、あちらは未来枠を1枠減らせる関係で自由度が上昇しているため、ある意味、何気に強力なデッキになること間違いなしかなと思います。

テンムスの呪文回収が最大の焦点!【青黒赤シャチホコ超次元】

タイムスリップ杯で強力な呪文といえば、シャチホコ・ホールもタイムスリップ杯ではとても強力なカードになります。

超次元からコスト7以下のエイリアン・サイキック・クリーチャーを出すことが出来る他、次の相手のターン中には、呪文の効果でバトルゾーンを離れなくすることが出来るという点もデーモン・ハンドやナチュラル・トラップが強力になりやすいタイムスリップ杯においては非常に重要な呪文になりやすいと思います。

タイムスリップ杯でのシャチホコ・ホールの利点は、強力なサイキック・クリーチャーであるエビセンとテンムスが使えるという点です。

エビセンは相手に選ばれると、相手のマナを一気にランデスすることが出来るという関係で、アクア・サーファーやデーモン・ハンド、ナチュラル・トラップに対しては防御札として機能しにくくなるということもあり、このデッキのフィニッシャーとしてはとてもピッタリな性能を持っています。

また、テンムスは攻撃した際に呪文を墓地回収する能力を持ち、シャチホコ・ホールの再利用をすることが出来るため、長期戦になった場合でもテンムスの呪文回収によってシャチホコ・ホールの再利用をすることが出来るという利点があります。

エビセンとテンムスの存在もあり、タイムスリップ杯においては、それを呼び出すことが出来るシャチホコ・ホールはとても強力なカードだといえます。

シャチホコ・ホールを入れる関係上、火文明が入る関係で、火文明の除去札が使えるのも【青黒赤シャチホコ超次元】の利点の一つ。優秀な軽量除去手段として使えるメテオザウルスやマグマティラノスからドボルガイザーに進化させて、相手の盤面をコントロールさせるという動きも可能であり、前述の【白青黒ガロウズ超次元】とは全く異なるコントロールで有利に進めていくことが可能です。

ちなみに、もう一つの未来枠にはブレイン・タッチを採用しています。

タイムスリップ杯の特徴である1弾環境では、前述したようにハンデスが猛威を振るっていた時期であり、その関係もあって、手札を減らさずにハンデスすることが出来るブレイン・タッチも何気に強力な一枚になります。タイムスリップ杯の超次元コントロールデッキを作る際に、どの未来枠を使えばいいのか分からなくなった際には、とりあえずブレイン・タッチを入れておけば何気に便利になるかなと思います。

MRCロマノフもお清めトラップで対策!【白黒緑ドラヴィタ超次元】

第1回タイムスリップ杯では、MRCロマノフを使ったデッキが多く存在していて、その結果、第1回タイムスリップ杯ではMRCロマノフを使ったデッキが優勝しています。

今回紹介する【白黒緑超次元】は、MRCロマノフの弱点である墓地メタとして使えるお清めトラップを採用したデッキです。お清めトラップを使えば、墓地メタでMRCロマノフを対策することが可能です。

ですが、お清めトラップで対策したとしても、相手は再び墓地肥やしをして、MRCロマノフのコスト軽減を狙う動きをしてくることがあります。
そのため、もう一つの未来枠である超次元ドラヴィタ・ホールを使うことで、お清めトラップの再利用をすることで、墓地メタを何回も使いこなすという戦法を入れています。

特にお清めトラップはマナチャージを持っているため、3→5と綺麗に繋がりやすく、さらに同じく3マナのマナチャージである青銅の鎧が存在しているため、安定して3→5と綺麗に繋げることが可能です。

ドラヴィタ・ホールから呼び出すことが出来るドラヴィタは、このデッキでは覚醒条件を満たすことが完全に不可能ですが、それでも、相手が呪文を唱えた際には相手のクリーチャーをタップさせたり、バトルに勝った際にアンタップしたりと、器用な動きをしてくれるクリーチャーです。

特にドラヴィタは種族にエンジェル・コマンドを持っているため、タイムスリップ杯の特徴である1弾環境ではとても強力であったアルカディアスの進化元にすることが出来る利点を持っています。

アルカディアスに進化すれば、ホーリー・スパークやアクア・サーファーなど、一部の例外を除いたS・トリガーが機能しなくなるので、最後の詰めとして使うことが可能であり、超次元コントロールにおいては切り札になりやすいカードだといえます。

但し、注意点として、前述の【白青黒ガロウズ超次元】【青黒赤シャチホコ超次元】とは異なり、水文明が入れない関係で手札補充手段がミスト・リエスや二角の超人しか存在していないため、ハンデスを何度も受けてしまうとジリ貧になってしまうため、その点には気を付けた方が良いかなと思います。

おわりに

「第2回タイムスリップ杯」で使えそうなデッキを3つ紹介しましたが、皆さんはどうでしたか?

タイムスリップ杯では未来枠を入れることが出来るという利点もあり、1弾&BASICのデッキに未来枠を入れることで面白い動きをするデッキが数多く増える可能性もあります。このようなことから、とても面白そうな特殊ルールだと思うので、皆さんもぜひ興味があったら、「第2回タイムスリップ杯」専用のデッキを作ってみるのはどうでしょうか?

「第2回タイムスリップ杯」のデッキ紹介はこれからも続けていく予定ですので、今回の記事などを読んで参考になってくれたらとても嬉しいかなと思います。

それでは。

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