《凶星王ダーク・ヒドラ》を使ったドロン・ゴーループを分析してみる!
こんにちは。
昨日、デュエマの公式動画で、とんでもない情報が出現しました。
なんと、6月29日に20枚殿堂解除選手権が配信されるらしいです!
これは恐らく、殿堂入りから解除されるカードが20枚出てくる可能性があるということが出てきたということです。
但し、その内、ルール上1枚しか使えないということで、名誉を除けば無意味であったドキンダムX、ドルマゲドンX、零龍が先行で殿堂入り解除されることが判明されたため、それ以外の17枚が殿堂解除される可能性が出たと思います。ですが、実質17枚なので、未だに殿堂入りしているカードが、次々と殿堂解除する可能性があるのです。
特に、どうして殿堂入りしているのか分からなくなっている程、採用率が下がっているビックリやインフィニティも殿堂解除される可能性があるのか、とても気になります。
以前プレミアム殿堂から殿堂入りに降格したダーク・ヒドラも同様で、環境で使われていないこともあって、殿堂解除される可能性も出ているのです。
さて、今回紹介するのは、殿堂解除される可能性が出てきたダーク・ヒドラを使った、ドロン・ゴーループについて紹介しようと思います。
このループを使ったデッキは思い浮かんでいないので、デッキレシピは公開できませんが、このループもあるんだということも知っておいたら嬉しいと感じています。
ドロン・ゴーループとは?
ダーク・ヒドラは、自分のクリーチャーが出ると、そのクリーチャーと同じ種族を一つでも持つクリーチャーを回収することが出来る効果を持ちます。
これに、ドロン・ゴーを持つカードと組み合わせると、ドロン・ゴーの対象となるカードを回収して、すぐにコスト踏み倒しをすることが出来ます。
例えば、《無敵 ドン・カツドン》をバトルゾーンに出すと……
ドロン・ゴーの対象となる《無敵剣 カツキングMAX》を回収することが出来ます。
その後にドン・カツドンが破壊されると、回収してきたカツキングMAXをドロン・ゴーでコスト踏み倒しをすることが出来るのです。
そして、カツキングMAXがバトルゾーンに出たので、ダーク・ヒドラの効果を発動。先程破壊されたドン・カツドンを回収することが出来るのです。
これにより、再びドロン・ゴーを狙うことが出来ます。
でも、これだと、能動的にドロン・ゴーを破壊する手段が欲しいと思いますよね。
そこで登場するのが《百発人形マグナム》。コスト踏み倒しでバトルゾーンに出ると、自身のクリーチャーを破壊する効果を持っています。
これとダーク・ヒドラがいる状態で、ドン・カツドンをコスト踏み倒しすると、
ダーク・ヒドラの効果で、墓地からカツキングMAXを回収。
マグナムの効果で、ドン・カツドンを破壊。
ドン・カツドンのドロン・ゴーで、手札からカツキングMAXをバトルゾーンに出す。
ダーク・ヒドラの効果で、墓地からドン・カツドンを回収。
マグナムの効果で、カツキングMAXを破壊。
カツキングMAXのドロン・ゴーで、手札からドン・カツドンをバトルゾーンに出す。
……という感じでループが発生します。
また、ドン・カツドンやカツキングMAXはcip効果を持っているため、このループをすることで、ドン・カツドンやカツキングMAXのcip効果を多用することが出来ます。
そして、ドン・カツドンの効果には、マナチャージをする効果を持ちます。カツキングMAXには、マナゾーンにあるクリーチャーを召喚する効果を持っています。
ドン・カツドンのcip効果で山札からマナを増やし、その後にカツキングMAXの効果でマナゾーンから召喚するクリーチャーの候補といったら、やっぱり……
《ジョリー・ザ・ジョニー Joe》ですね!
相手のクリーチャーがバトルゾーンに存在しないようにする必要がありますが、相手のクリーチャーはカツキングMAXのcip効果のループで除去できるので、こちらも相性が良いです。また、カツキングMAXのマナゾーンからクリーチャーを出す効果は召喚扱いなので、「召喚によって」が付いているcip効果を発動できるので、相性が良いです。
ドロン・ゴーループで勝利を狙え!
以上のカードを用いて、ドロン・ゴーループを用いたエクストラウィンを狙う方法を紹介します。
バトルゾーンに《凶星王 ダーク・ヒドラ》《百発人形マグナム》
墓地に《無敵 ドン・カツキング》《無敵剣 カツキングMAX》
手札に《襲来、鬼札王国!》
以上の盤面にすることで、無限ループが出来ます。
鬼札王国を唱えて、墓地からドン・カツドンを蘇生。
ドン・カツドンの効果でマナチャージ。
ダーク・ヒドラの効果で、墓地からカツキングMAXを回収。
マグナムの効果で、ドン・カツドンを破壊。
ドン・カツドンのドロン・ゴーで、手札からカツキングMAXをバトルゾーンに出す。
カツキングMAXの効果で、相手のパワー8000以下のクリーチャーを破壊。
ダーク・ヒドラの効果で、墓地からドン・カツドンを回収。
マグナムの効果で、カツキングMAXを破壊。
カツキングMAXのドロン・ゴーで、手札からドン・カツドンをバトルゾーンに出す。
手順2に戻り、相手のクリーチャーがバトルゾーンに存在していない且つマナにジョニーJoeを含めた、アンタップしているマナを10枚以上用意するまでループを繰り返す。
準備が出来たら、手順8で破壊するクリーチャーをダーク・ヒドラorマグナムに変更し、カツキングMAXをバトルゾーンに残す。
カツキングMAXの効果で、マナゾーンからジョニーJoeを召喚。
相手のクリーチャーがバトルゾーンにいないので、ジョニーJoeの効果でエクストラウィン。
ドロン・ゴーループのメリット・デメリット
○上で紹介したループですが、ドン・カツドンをコスト踏み倒しをする方法は、鬼札王国以外でも大丈夫です。マナゾーンに存在している場合でも、《生命と大地と轟破の決断》などでコスト踏み倒しすれば、上のループが可能になります。
●今回のループではジョニーJoeを使ったエクストラウィン型の無限ループを紹介しましたが、カツキングMAXで破壊できないクリーチャーが多い環境の場合は、ジョニーJoeのエクストラウィンが狙いにくくなってしまいます。その場合、
文明が増えたり、墓地の枚数を気にしないといけなくなるが、安定してエクストラウィンを狙える《水上第九院 シャコガイル》
運ゲー要素が強まるが、文明の数を気にしなくても大丈夫である《「拳」の頂 デシブコ・グーチーパ》
を使うのもありかなと思います。
●また、《星空に浮かぶニンギョ》がいると、ドン・カツドンのcip効果が実質使えなくなるので、その点にも注意が必要です。
●また、色も三色(闇、火、自然)を使うため、色事故も発生しやすいのも大きな欠点になるかと思います。また、マグナムorダーク・ヒドラを出すと、そのデッキはドロン・ゴーループになると相手が分かってしまうため、その二体の除去をすることも多くなるため、バトルゾーンに出すタイミングも非常に重要になります。
ドロン・ゴーループのまとめ
現在ダーク・ヒドラは殿堂入りであるため、現時点では安定してループを行うことが出来ませんが、もしダーク・ヒドラが殿堂解除されたら、このループが安定して実行することが可能であるため、一応覚えてほしい点になるかなと思います。しかし、強力なドロン・ゴー持ちのcip持ちクリーチャーがかなり少なく、現時点ではドン・カツドン&カツキングMAX程度しかないため、ダーク・ヒドラが殿堂解除したとしても、現実的に使えるループにはならないと思います。しかし、決まればマナが一気に溜まるので、ファンデッキなら活躍できるかなと思います。
最後に、6月29日で殿堂解除する可能性が高い(と思われる)カードで、何かコンボが見つかったら、何か記事を執筆しようかなと思っています。
それでは。