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2024/10/02-pre 強化部記録会
陸上競技は私の人生も価値観も大きく変えたけれど、その中でも3000mという競技は特別。短距離で試合に出れなくて不貞腐れていた私が長距離始めたのも、運良く都道府県駅伝を走れたのも、少しだけ自分に自信を持てるようになれたのも、3000mのおかげ。高校でタイムにこだわった競技も、これ以上とない嬉しさ、負ける悔しさを味合わせてくれたのも3000m。大学でもう一度だけ陸上頑張ってみようと思ったきっかけも、それでも高校の頃を超えるのは1番難しいだろうと思っていたのも3000m。
順位がよかったとか、誰かに勝ったとかじゃない。でも、自分の中で遠い憧れだった9分台を出せたことは、インスタで「いいね!」がたくさん集まるような評価されやすい功績よりも、ずっと大きな価値がある。
去年の6月末の強化部記録会の時、ずっと憧れだった3000m9分台を出せた。その時のインスタ投稿の文章。我ながら割とうまくまとまった表現だと思う。
3000mは色んな思い出があって、本当は引退レースは3000mはよかったけれど、今は色々な種目に特別な意味が生まれたからそこは変に拘らなくていいかなと思っている。
高2で10’16を出した時、富商の先生がポテンシャルだけでも9’40秒台はいけると言っていた、と顧問から聞いた。当時は全くその言葉を信じていなかったけれど、長く選手を見てきた監督の目は間違っていなかったってことを今週末証明したい。
うまく練習を積めていなかったし、今日はきろ4で20kmと全くのノー調整で行くから正直全然自信があるわけではないけれど、3000mとケジメをつけるためにも、5000mのステップアップのためにも、9’40秒台しっかり決めてきたい。大丈夫、去年の私より絶対今の方が強い。