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THE COACH基礎コース受講後記

先日コーチングスクール「THE COACH」基礎コースを修了しました〜👏
ずっと学びたいと思っていたコーチング。今この時に学べてよかったな〜というのが所感。本当に学びと気づきが多く、やってよかった!と思いました。

コーチングを学ぶきっかけ


1年前から受講し始めた「SHElikes」でクライアントとして受けたことがきっかけで一気に引き込まれました。引き込まれると一気にその人になりたいと思ってしまう私は独学でコーチングの本を買って読んでみたり、コーチングスクールのHPを眺めたり「いつかは学びたい」という気持ちでした。
そんな中出会ったのが「THE COACH」。コーチングスクールを躊躇っていた要因の一つは「お金」だったのですが、THE COACHは基礎コース12万円。
いや、高いんだけどね?毎月SHElikesにも課金しているし、私にできるか?と思いながらも、とりあえず学びたい!という気持ちは抑えきれず、12万課金して3日間予定ブロックして臨みました。
実は8月受講を予定していましたが、まさかの仕事になってしまいやむなく今月受講になったので実はモチベーションは少し下がっていました。やりたいことがどんどん増えていく中で、コーチングの優先順位が少しずつ下がっていく感覚。

その私に、基礎コースの3日間は雷が落ちたような衝撃がたくさん。
コーチングってすごい!という語彙力皆無の感想が出てきてしまったのです。


1.傾聴スキルこそ安心できる空気が生まれる

今までの人生で出会ったことのある「あ、この人に話すのなんか安心するし本音炸裂してしまう」っていう人、皆さんもいるのではないでしょうか?
その人の前だとなんで本音でしゃべれるのかな〜って実は密かな疑問だったのですが、その人めっちゃ聞き上手だったんですよね。私が心の奥底にあった思いを拙い言葉にしていくのをちゃんと待ってくれている。それはその人の「聞く姿勢」に表れていたり、「沈黙」を待ってくれていたり。ちゃんと私が話す時間を作ってくれていたのが安心感の根源だったんだと気づきました。

コーチングは傾聴することがとても大切です。クライアントの話す内容だけでなく、話し方(言葉が強くなったり弱くなったりも含めて)、表情、目線などクライアントから出るすべての情報を傾聴します。クライアントが話すこと、考えることに全力になってもらうためには、クライアントが意識していないけど奥底にある「本当の気持ち」を感じ取るんです。

これを学んだ日から、話している人の言葉だけでなく、表情や目線までよく見るようになりました。(凝視して気持ち悪いかもだけど許してほしい)
この人の話を真剣に聞きたい!という気持ちの表し方や、その人の本当の心に気づくタネは「傾聴」。これは普段の仕事にも役立ちそうです。
ちなみにコーチング受講はすべてオンライン。オンラインでも「聞いてくれてる!」「聞いてますよ!」アピールめちゃくちゃできるのでオフラインだともっとできそうって思ってます。


2.I Messageはギフト

「I Message」とは「私は〜だと思いました」というような私を主語にして私が感じたことをつたえること。
「私」という主語がつくだけで、言葉は優しいものになる気がするんです。

「あなたって〜だよね」という言葉。嬉しい言葉でも私なら戸惑います。なんだか決めつけられたような気がして、言葉に詰まってしまうというか。

それをI Messageにすると「私はあなたのこと〜だと感じました」。
まず文体が優しい、そして私が思ったという主語の安心さ。嗚呼、この人は私のことをこう思ってくれたんだ〜という優しい世界が生まれます。

コーチングではそんなI Messageを伝えるために先述した表情、動きはもちろんその場の空気までも感知して、クライアントの価値観やエネルギーまでも言葉にします。

話している事柄ではなくて、その場空気を含めすべてをお伝えするのが「コーチング」、深すぎるんだなあ…。

これも仕事で使える!と思ったのは「私は〜だと思いました」というだけで事柄を的確に優しく伝えることができるなと思ったところ。あと、その人を褒める時には感知してやりたいと思う。てかそれされたらめちゃくちゃ嬉しいし人としての尊敬レベル爆上がりしちゃうと思う、のでぜひ使ってみてください💁‍♀️


3.柔らかい器と余白

これなんです。でも捉えられ方は語弊があるかもしれない。
人と向き合うコーチングは「自己の器」がとても大事なんです。
たまに人のこと「器が小さいなあ」とか揶揄することがあると思いますが、そもそも「器」ってなんでしょう?

「器」とは、感情や思考、経験、知識、価値観を包み込み、受け止めれるものと教わりました。
「自己の器」が受け止めきれないと、皆さんが想像する対人関係での嫌なことが起こるのだと思います。そして傷つき、「器が小さい」なんて言われてしまう。

受講内で「自己の器」について話しました。私のチームである受講生が
「器は大きい小さいもあるけど、柔らかく持っていたい」とおっしゃっていたことが今でも心の中に残っています。
柔らかかったらきっと受け止めることができるものが大きく、広くなります。余裕のない人から出る豪速球も、鋭利なものも、柔らかさで受け止めることができる。
柔らかい人って、時代に合わせて変化もしていく気がします。否定せず、柔らかく受け止めることができる。

私自身余裕がなくなるとお猪口のように小さくなって硬い器になっていました。マジで器小さくなります。
でも柔らかさがあれば、小さいものも何かのきっかけでまた伸びて大きく広くなります。「余裕がなくなると小さくなってしまう」自分をコントロールすることがすべてだったんだと思いました。

私は「器を柔らかく、余白がある人になりたい」と思うようになりました。
余裕じゃなくて、余白。自分のことも相手のことも受け止める余白。コントロールできる余白。

コーチングで自分自身の器と余白の大切さを知るなんて1番の衝撃でした。


最後に

コーチングの基礎を学んだ3日間。年齢も性別もバラバラの大人がオンラインに集まり、セッションやお話を繰り返していく中で、心理的安全性がとても高まりました。それはコーチングで最も大事な守秘義務がその場にもちゃんとあって、コースリードはじめとする運営の皆さんの場づくりが素晴らしくて、そんなところからも学びがたくさんありました。
あの場が3日間で、はじめましての人で作れるなら、私も作りたい!と素直に思いました。

コーチング、めちゃくちゃ興味出たので学びは続けていく予定です。しかし転職活動もあり、現職退職後にできればすぐ新しい場所で働きたいと思っているので落ち着いてからかな、と思っています。
その間にもセッションはやりたいし、コーチングの本も読んでホクホクした気持ちは忘れないようにしよう!と思っています。

コーチングは自分の中で間違いなく財産の学びでした。
もっとたくさんの人に、この考え方が広まるといいな、と思うし伝道者の1人になりたいなあとも思いました。

THE COACH基礎34期の皆さんありがとうございました〜!!

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