【FPV第2話】FPVドローンを屋内で飛ばすまでのロードマップ
FPVドローンでゴリゴリにカッコイイ映像を撮影していきたいところですが、資格の問題だったり、屋外で飛ばすハードルの高さだったり、FPVドローンの操縦スキルの問題だったり、そもそもの機材は?と、始める前からげんなりしそうなのでまずは狭い屋内でホバリングなどの簡単な練習が出来る環境を作るまでのロードマップを整理します。
第1話はこちら
屋内でFPVドローンを始めるにあたり必要なもの
基礎知識
スクールなどに通うのが早いかも知れませんが、コスパが良いとは思えず、また興味のある分野なので1つ1つ身につけていきたいと思います機材
一番ワクワクするところですが、コストもかかるところですね資格
FPVはドローンから送られる映像をゴーグルで見ながら操縦することになりますが、ここで使用する電波の周波数的に必要な資格があるようです
(一部の機体を除く)場所
ナノドローンをホバリングさせるくらいであれば事務所で良いですねスキル
機材が揃えばPCに繋いでシミュレーターによる練習が可能になるようです
また資格が取れれば実際にゴーグルを被って実機練習ができるようになります
基礎知識
FPVドローンを始めるにあたり何から始めれば良いのか分からないのでググります。
基本的に上位にヒットするのは民間のドローン資格を発行している団体、もしくはそれら団体に認証されたスクールが記述する記事に行き着きます。
それらの記事を読み進めるとFPVドローンの話はそこそこに、まずはスクールに入りましょう。という話に着地するので、情報収集はそこそこ難航します。
そしてディスプレイ広告がドローンスクールまみれになりますので、覚悟して下さい笑
され、このお二人の動画が本当の入り口の話をされていると思いました。
お二人とも兎に角、まずは免許取得に向けて動きましょうという話をされています。
後半では機材やスキル習得などについても触れられていて、簡潔に纏められていて分かり易かったです。
このようにご自身が時間をかけて習得した知識やスキルを共有して頂ける現代はとてもありがたいですね。
NANKOTSUさん、さめぇ Droneさんありがとうございます!
機材&コスト
個人的には一番ワクワクする部分です。
FPVドローンを始めるにあたり必要な機材については、細かく上げていくとキリはありませんが最低でも以下のものは必要になるようです。
ドローン本体
性能や用途によって機体も様々です
練習用のドローンであれば1~2万円くらいでありそうですプロポ
ドローンを操縦するコントローラーです
DJI製のドローンなどはプロポもセットだったりしますが、基本は単体で用意しドローンと通信を繋げる作業が必要です
海外製のものも多いのですが、日本国内で使用する際は技適認証が必要ですので気をつけてください
2万円弱 ~ 上は10万を超えてきますゴーグル
こちらも基本は単体で用意します
解像度など、機能によって金額が変わってきます
5000円程度 ~ 上はやはり10万を超えてきますパソコン
FPVドローンは目視型のドローンとは別物らしく操縦が相当難しいため
プロポをPCに繋ぎシュミレーターソフトを通して練習をする必要がありそうです
どのソフトもややスペックは必要そうですが、数年前の Macbook Air くらいなら動くみたいなので超高スペックで無くても大丈夫そうです
シミュレーターソフトはほぼ無料から有料までありますが高くても数千円です
資格
FPVドローンはドローンからの映像をゴーグルで受けて、その映像を見ながら操縦を行います。このときゴーグルが受ける電波の周波数は機材にもよりますが、大体5.8Ghz帯を使用しているようです。
日本国内においては、この周波数帯の無線を利用するには資格が必要です。
先に紹介した動画でお二人も仰られていますが、「趣味」という範囲であればまずは 第4級アマチュア無線技士(国家資格)以上 の資格があればこの周波数の無線を取り扱うことが可能になります。
資格を取得した後に、開局申請手続き行い、晴れてFPVドローンを飛ばすことが可能になります。
なお、ドローンを操縦するために使用するプロポとの通信は2.4Ghz帯の周波数を使用しており、送信出力的にも無線関連の資格は必要がないそうです。
私もまずは アマチュア無線技士 の資格取得に向け動きたいと思います。
現在、第4級アマチュア無線技士の試験はCBT方式によって実施されているようなので、場所や日時にかなり融通が利くようです。
なお、資格取得の勉強も面倒臭いぞという方は、講習や、養成課程を受けることで資格を取得する方法もあります。
詳しくはこちらに記載があります。
私は根本を分かっておきたいので独学の後、受験、取得を目指したいと思います。
場所
最終的に山の稜線や森の中、車や舟にニアミスするような攻めた操縦をするためには専用の練習場や屋外での練習が欠かせませんが、ビギナーはビギナーらしくまずはホバリングです。
さめぇ Droneさんの動画でも ホバリングから練習 と仰っています。
幸い事務所で2.5m×2.5mくらいのスペースは確保できるので、まずは室内で練習することを目標に置きます。
スキル
プロポ操作とドローンの動きが意識しなくても身につくまではひたすらに操作練習するしかないのだろうと思っています。
シミュレーターソフトを触っていないので分かりませんが、もしかしたら初心者向けにチュートリアルなどもあるかもしれません。
資格を取得するまではシミュレーター、資格取得後は実機練習とシミュレーターという形でスキルの習得を目指します。
APEXを始めた当初はキャラコンに苦労しましたが今では意識せずとも思いのままに操作できているので、きっと同じだと思いたいです(違うか)
まとめ
やることは大きく2つ見えてきました。
資格取得に向け動く
機材を選定し揃える
この二つを同時進行させていく必要がありそうです。
資格取得に向けてこの一冊を購入しました。
第3級!!
資格について調べていたところ、難易度が4級とそれほど変わらないということで、実際には使用しない範囲なのですが、折角なので3級にチャレンジします。
前半が問題集、後半が参考書という形式になっているので、ある程度知識がある人は問題集から、まったく知識が無い人は参考書からという進め方が出来そうです。
ちなみに、この本は小さい作りになっているので、目が悪い人は辛いかもです。
試験に向けた勉強は進めつつ、次回以降は機材選定に入って行きたいと思います。
2022/06/09 追記
参考書の部分から読み進め、理解してから問題に入るという進め方で学習していたのですが、専門用語や記号が沢山出てくるので、それらをググりつつ、前提の知識も多く求められるので、それらも勉強しながらという感じになり、前評判の「難易度は低い」に大きなギャップを感じました笑
よくよく調べて見ると、「難易度は低い」のからくりは、出題される問題がある程度絞られているので、その「対策」をすれば難易度が低いらしいです。なるほど。
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