佐倉のポニョは毛並みが良すぎたよ
こんにち屋!ねぷろだよ!
脱走して京成線脇の法面に棲みついていた子ヤギ「ポニョ」を見に行ったよ!
飼い主が思いつきで付けた名前をジブリ側が認めてくれたみたい。脱走させた飼い主が付けた名前で愛されるのは少しモヤっとするね。ポニョはどこにいるのが一番幸せなのか考えてしまう経歴だね。
<ポニョの履歴書>
ペットショップ(2月〜)
飼い主の元(5月上旬〜)
線路脇の法面(5月中旬〜)
むつざわヤギ牧場(8月11日〜)
佐倉草ぶえの丘(8月28日〜)
※脱走日は不詳。
一般公開が始まった午前10時を避けたけど、まだ報道陣がいっぱいで子どもがエサをあげる画を撮ろうとしてたよ。
ポニョは慣らすために当分「えみ」との共同生活をするらしい。報知新聞は「優しいお姉さん」って言ってるけど、ポニョと「相性のいい」ヤギには見えない。タテマエは、「ゆくゆくは他のヤギたちと一緒に生活させたい」から2匹を隔離しているけど、えみは他のヤギにいじめられていたんだって。丸山眞男が言うように抑圧は移譲する。いじめられて溜まったフラストレイションは弱者たる子ヤギに向かう。下の動画の2:00ごろのようにえみはたびたびポニョを頭突きしようとしてたよ。
ポニョを威嚇するえみ。
もちろん、えみも本気じゃないんだけどね。威嚇はポニョが間合いに入ってきたときやエサを独占しようとするときに限定される。ポニョも法面で培った運動能力でひらりと身をかわす。
こちらへ向かってくるポニョ。後ろは園内を回るトロッコ。草ぶえの丘でも近くに線路があるのは偶然だろうか。
毛並みが良すぎる
それにしても、毛並みが良すぎる。まだ生後約7ヶ月というのもあるが、3ヶ月の逃亡生活は、健康的だったと言って間違いないね。それは、むつざわヤギ牧場での(身体的・精神的)ケアの賜物でもあるが…。今後、ポニョの毛並みはどうなるのかね。
マルタに前足をかけ得意げなポニョ。
エサを期待して首を伸ばす広場のヤギ。
こちらを窺うえみ。
レンズに鼻息をかけるポニョ。
最後に
ポニョにとってどこにいるのが幸せなんだろね。
佐倉市は飼い主からポニョを譲り受けた。草ぶえの丘が安住の地かどうかは、ポニョの毛並み見ていればわかるだろうね。ヤギにもいじめがあるのが当然のことなのかもしれないが、それがストレスに起因するなら、改善する必要がある。草ぶえの丘のヤギたちを見ると、疑わしくなっちゃう。観光客がエサをやるとき以外は座り込んでいて、運動が足りているようには見えない。それに、観光客のキャベツの配給は不定期だから、食事管理ができているかなぁ…。
人気者のポニョは衆人環視の下おとなになってく。再び逃げようという危なっかしい計画を立てずに済めばいいね。
では、ばよばよ〜!
ゴープロで撮影するおじくんを見つめるポニョ。
(法面にいた方が幸せだって言ってるわけじゃあないよ)
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