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パスポートを紛失した時にするべきことまとめ(2024版)

初旅行でマレーシアに行った際、パスポートを紛失してしまいました。
帰国するために必要な帰国のための渡航書の申請が予想以上に手順が多かったので、一度経験した立場として必要なものを効率よく入手する手順について説明します。

帰国のための渡航書とは、、、

帰国のための渡航書とは、日本国外の領域に居住・滞在する、日本国籍の在外日本人で、日本国旅券を盗難・紛失・損傷・失効し又は所有していない者が、やむを得ない理由により緊急に世界から日本に帰国する必要が生じた場合に、在外公館で交付される片道有効の渡航文書である。

出典 wikipedia

とwikipediaさんが言っていました。

ここにはいつか読んでくれるかもしれない、同じ状況になって緊急を要している人のためのものをできるだけ簡潔に書くつもりです。
どんなことがあったのか具体的な内容は後から書こうと思います。読み物としては全く面白みはないと思います。

⚠️2024年9月時点での情報です。


準備しなければならないもの

  • 戸籍謄本の写真

  • 現地通貨での82RM

  • クレカ払い100RM分

  • 証明写真2枚(45mm×35mm)

  • ポリスレポート

  • 出国時の搭乗券(書類として2部)(絶対英語表記)

  • 入国日時を証明できるもの(書類として2部)(絶対英語表記)

  • 滞在先のホテルを証明できるもの(書類として2部)(絶対英語表記!)

     これ以降は優先的に準備するべきものから順番に説明します。

    戸籍謄本の写真

    マレーシア大使館では戸籍謄本の写真だけで大丈夫です。持っていない場合は日本にいる親族の方にお願いしてください。

    現地通貨の82RM

    日本円にして大体3000円あたりですが、マレーシア内では小さくない額なので持っていない場合もあると思います。

    これに関しては持ってない場合どうするのが正解なのか正直わからないです。海外ATMが利用できる場合には全く問題ないですが、換金所ではパスポートの提示が必要なので、、、。

    私は現地で仲良くなった警察官に代わりに換金してもらいました。

    帰国便の予約

    パスポートをなくしたことによって帰国便をずらす必要がある場合はいつ帰れるか確実でない状態でも予約を取る必要があります。
    ポリスレポートを作成してもらう際、帰国の航空券が必要となります。

    Checkinにはパスポート番号が必要ですが、それは紛失したパスポートの番号ではなくて、帰国のための渡航書に載っているパスポート番号を書いた方がいいみたいです。

    ⚠️大使館に向かう日から最低でも2日後のフライトを取ってください。

    ⚠️絶対直行便を取る必要があります

    各種書類のコピー

    入国時の航空券 2部
    滞在しているホテルを証明するもの 2部
    帰国時の航空券 2部

    が必要です。Mail Boxes Etc.という店で簡単にコピーできます。クレジットカードでしか決済できないという点には注意してください!
    市内にたくさんあるようなのでアクセスはいいです。店によって営業時間が大きく異なることにも注意が必要です! 

    コピーの方法は店に掲示されている、gmailアドレスにコピーして欲しい写真を送ればできます。

    ポリスレポート作成時は日本語表記のものでも意味が推量できれば受理してもらえますが、出入国管理局では絶対受理してくれません😢

    また、大使館HPに書いてある出入国管理局で必要なものには書かれていないのですが、MDACカードに記載した全てのホテルの予約•宿泊の証明が必要になります。かつ、それは英語表記の書類ではないと受理されないです。

    私は英語の書類を用意することが無理だったので、めちゃくちゃ強気で小競り合い、5時間の戦いの末、妥協させました。やろうと思えばできますが、心に大きな傷が残るかつ、時間の無駄かつ、博打すぎるので、時間があるうちに準備をしておくことを強くお勧めします。

    証明写真

    マレーシアでは赤色の背景の証明写真が主流のようなので必ず背景が白の証明写真を撮ってくれる店を探す必要があります。ネットで評判を見ていると画質が悪すぎて公的書類に使えないような証明写真を撮られたるような店もあるみたいなので店選びには気をつけてましょう。


    ハタマスショッピングセンターにあるFotofixにおせわになりました。ここで撮った写真はしっかり公的に受理されました。

    このような店構えです。結構わかりにくいので気をつけて探してください。スタバどこですか?と警備員さんに聞いてそこに行ったら近くにあると思います。(警備員さんでもこのお店の場所知らない人多かった、、。)

    fotofiix自体はいろんな場所に展開しているようなので他の場所に行くのもありだと思います。

    ポリスレポート

    最低でも1時間はかかると見積もっておくべきです。営業時間は19時までとのことでした。

    大使館の公式HP には最寄りの警察署と書いてありましたが、ポリスレポートを作成してくれる警察署には限りがあるようです。私が行ったのは、

    Dang Wangi District Police Headquart

    という名前の警察署です。クアラルンプールの中心部にあります。

    ポリスレポート作成に必要な書類は

    入国時の航空券 
    滞在しているホテルを証明するもの 
    帰国時の航空券 

    1部ずつと、パスポート番号、現地通貨で2RMです。

    スマホのスクショをコピーしたもので全然大丈夫でした!

    ホテルの証明もこんなんで大丈夫でした。名前載ってないのにいけたのは逆に不安になりますが問題なかったです!


    警察署内での出来事を細かく書いているので不安な場合には読んでみてください。

    日本大使館に行く

    大使館に行く前に戸籍謄本の写真と帰国の航空券、そしてポリスレポートをメールで送ります。
    メールアドレスは

    ryo@kl.mofa.go.jp です。

    大使館では住民票に記載されている住所と緊急連絡先(親族)、本籍の住所、パスポート番号、帰る航空機の番号を記入する必要がありますが、大使館内はスマートフォン持ち込み禁止なので事前にメモしておくことをお勧めします。

    これがお手本です。

    発給の理由のところで緊急性があることをしっかりアピールできれば早めに動いてくれるようなので、なぜ早く帰りたいのかはしっかり書くべきだと思います。最短でも翌日給付になります。大抵は2日後みたいです。

    入国管理局事務所に行く

    これが大山場です。ちょっと大変すぎたので、後から追記します。




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