#03 人との距離感
人との関係を作ることが苦手だ。
もっと言うと、最初の「はじめまして」からのやり取りが苦手だ。
会話をしながら、情報をキャッチしていく。
情報のキャッチボールをしてく中で、「あっ」と思ったものに反応を示し、
盛り上がって、仲良くなっていく。
と、上で書いたようなやり取りが出来ればいいのだが。
毎回そうはいかないのが現実だったりする。
いきなり、剛速球投げてくる人もいれば、グローブすら持ってない人、
取らせる気ないだろってぐらいのボール球投げる人。
どうやら僕は、自分の情報を吸い取られるのが、嫌いらしい。
仲良くもなってないのに、家族構成を聞いてきたり、恋人の有無を聞いてきたり。
そうなると、自分の中のアンテナがピピっと危険を感じて、発信装置を閉じてしまう。
そして、近寄るなオーラを出してしまうのだ。
でも、これを改善しよう、改善したいだなんて思ってはいない。
そのおかげで、今の友人たちは全員「好き」な人だし、「多分好き」や「どっちかというと好き」な人がいないから、とても過ごしやすい。
喧嘩も言い争いも出来るのは、長いキャッチボール(人によってはめんどくさいと思われるかもだけれども)があるからこそ、出来ると思うのです。
でも、たまにキャッチボールもろくにせず、懐に入り込んでくるのが上手い人がいる。
そういう人とは、波長が合ってこっちも気を許して親友になったりする。
人間関係、距離感って面白いなってお話でした。
ここまで読んで下さり、ありがとうございます!
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