【ワーホリ】インタビューライターデビューの日
ワーホリをテーマにした雑誌を作ろうとしている。コンセプトは「20代の孤独と葛藤に寄り添うマガジン」。その特集のひとつが、ワーホリで出会った人たちへのインタビュー。
今日は記念すべき初インタビューだった。緊張したけどめーーっちゃ楽しい時間になった。インタビューを受けてくれた友だちに感謝。サシでの話が続くかちょっと不安やったけど、勇気出してやってよかったなぁ。
インタビュー記事はまたちゃんと書くけど、今日感じたことをまとめておく。
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今日インタビューしたのは同い年の人。自分と似ている部分もあったし、ちょっと違うところもあったり。ワーホリについてとか人生観とか趣味とか、自分が持っていない視点を発見できることはやっぱりおもしろい。
特に「男と女のちがい」についての話が印象に残っている。
今まで、「男が安定して稼ぐべき」ってゆう世間体に対して、そして「男だから、女だからこうあるべき」という価値観に対して、わたしはモヤモヤすることが多かった。
そしてわたしのまわりにもそう思っている人、常識にとらわれず好きなことを貫く人なんかが多いので、勝手に同世代やわたしより若い人たちでも当然そんな風に思ってくれているような気がしていた。
でも今日話した同い年の友人は、どちらかといえば「自分は男だからこうしないと」という意見をもっていて、意外だった。
「俺は男で、もうある程度の年齢だし、海外で暮らしてみたいって夢を叶えるなら今しかないと思ってワーホリに来た。日本に帰ったらちゃんと安定した職に就く。そしてそれなりの家に住んでそれなりの暮らしを家族とできたらいいな。」
「でも男だからって、家族を支えるのは自分だけとか、安定した職に就くこととかにとらわれなくてなくてもいいんじゃない?」
ってもう少しで言いそうなところでやめた。話をしながらハッとしたことがひとつある。
どんな価値観であろうと、その人が信じている価値観を否定して自分の意見だけを押し付けていたら、それは「男だから」「女なら」って決めつけている人と変わらないのでは?
たしかに、どんな理由でも個人が不当に扱われるべきではない。
でも彼の「男だから」っていう価値観は別に誰かを傷つけたりすることじゃないし、何よりこの場合は結婚する相手がそれに納得をしているならそれでよくない?
世の中思想で溢れすぎていて、けっきょくはわたしたちが何を信じたいか。だれかの信念に口出しするものでもないのかもな、とも思った。
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あとは、今日インタビューをするにあたって大好きな作家、ゆぴさんの『聞く習慣』という本を読んでいて、聞き上手になるための心得をいろいろと実践してみたけど、むずかったー!
頭めっちゃ回転させなあかんし、話ながら次に何を話すか考えるのむずすぎ。これってちゃんと深掘りできてるのか?って不安で、聞いている内容を客観的に情報として観察することが難しかった。
映画の話で盛り上がったときは、話していた友人がイキイキしていることが伝わって、これが本に載ってたやつか!って、会話を楽しんでくれていたみたいで嬉しかった。
「直接話を聞くと、自分だけが聞ける話もたくさんあるし、それは自分の財産になる」って本に書いてあった通り、財産になる話がたくさんあった。
インタビューの内容を記事にするなら当然カットする部分もたくさんある。自分だけのものとして取っておけるのは、インタビューをした特権だ。聞き上手になるの、たのしい!!!
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